会社帰りの写真撮り

会社帰り、気になっていた場所へTwilightの写真撮り。

 

場所がうる覚えで手こずった上、あまり良い画にはならなかった。

 

まさかのまさか、ノイズを加えた一枚に仕上げる。

 

ISO6400, f/1.4、手持ち撮影。

 

この一枚のために往復2時間とは割に合わない。

 

 

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激情は僕の中を通り過ぎて行った。

 

もうあんなに靴をすり減らして走ることもないだろう。

 

普通の生活に戻って思う、あれは何て小説にしがいのあるやりとりだったんだ。

 

思い切り時間をかけて、こだわりの「忍び半蔵」を3月までに完成させよう。

 


当地の秋は早く、朝はもう一桁台の寒さの日がある。

 

庭の兎はもう1か月ちょっと見ていない、どこかへ行ってしまった。

 

土曜日の今日はキーンランド競馬場とルイビルのハロウィンライトアップを撮りに行く。

 

冒険に溢れた僕の日々。

 

没頭する秋冬

映画「古都」を観終えて何滴か涙を流した、デルタ航空コンフォートプラスの席。

 

あれは松雪泰子さんの演技と、エンディング曲「糸」の歌詞観が圧倒的過ぎたんだ。

 

日本に着いたら川端康成の原作小説「古都」を買った。

 

 

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日本では社会全体が優しくシステム化されていて、個人が失敗しても周りがフォローしてくれる。

 

自己責任のアメリカとは対照的、そう、実に対照的な二つの世界。

 

健康診断を受けた日本の病院で、多くの受診者を見事に受け流す病院側と、

 

上手く流される受診者たちを見て、改めてそう感じた。

 

日本でユニークな生き方をするのが困難なら、アメリカで受動的になるのも困難。

 

 

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日本での一時帰国中が幸せ過ぎて、体重が3kg増えた。

 

何を食べても美味しい、何を見ても買いたくなる。

 

東京までの4時間ドライブをそれほど長く感じなかった僕の感覚、

 

この1年で5万キロは走ったアメリカの長時間ドライブに麻痺されてしまったようだ。

 

半年後、家族が渡米してからの生活が楽しみ。

 

 

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スーツケース2つ一杯の物資補給。

 

行くか、帰るか、もう分からないアメリカ。

 

東に移動した際の時差ぼけはホントきつく、1週間かけてようやくリセット。

 

残りの単身赴任の時間はシンプルに生きよう、僕が欲しいものは数多くない。

 

創作、研究、冒険、そんなことに没頭する秋冬にしよう。

 

身体の憑き物を吐き出した感じ

不思議ね、今度は神津恭介が脳内に現れた。

 

「やりなおしよ」と別れた後、すぐに整数論の論文にかかり始めた彼。

 

「数学の世界は非情だからね、一点の感情をはさむ余地も存在しないからね」

 

とくり返した神津恭介のように、僕も忍び半蔵と写真に没頭する半年にするんだ。

 


体重が61.9kgになった、お腹の脂肪もすっかり取れた。

 

走るスピードは風を切る鳥のようなイメージ、今までにない。

 

ちょっと身体を軽くし過ぎたか、このぐらいをKeepだな。

 

 

 


十代の頃にカラオケで痛い目にあったB'zの「Easy Come, Easy Go!!」。

 

ライブバージョンを聞いて、心のうろこみたいのが落ちた。

 

「踊ろよLADY やさしいスロウダンス 泣かないでBABY 力をぬいて」

 

こんなにも優しい歌詞だったんだ、あの頃には全然分からなかった。

 

Easy Come, Easy Go!!を聞きながら疾走した今日のベテランズパーク。

 

身体の憑き物を吐き出した感じ、本当に最高のRUNだった。

 


最良写真も渡して、全て終わった一連のこと。

 

もう新しく歩いて行こうよ、振り向くことなく、次へ歩いて行こうよ。

 

失恋疑似体験のようなもの

自分が失恋疑似体験してみて、逆にその昔自分が周りの人たちに

 

与えてしまった喪失感は辛いものだったと、初めてかな、思い至った。

 


もう戻れないけど、手をついて愛を伝えたいね。

 

あなたが心から欲しかったのに、勝手に不満を積み上げて、バカな僕。

 

もっと話して、もっと抱けば良かったのに。

 

 

 


みんなからもっと柔らかく去れば良かったのかな。

 

送り出してくれた人、泣いてくれた人、僕の決断は急すぎた?

 


自我が強すぎて、周囲を考える余裕がなかった、罪なことだ。

 

そういうところ、他人の痛みが分からないところ、自分に欠落しているもの。

 

今から何か伝えられるのだろうか。

 

まだ取り戻す余地はあるのかな。

 

それから、僕の失恋のようなものも、またいつか実りを迎える日が来るのかな。

 

 





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