コストコ鹿沼市は中止、栃木県COSTCOは壬生で決定

◯才男性

計画中止を明言したコストコ鹿沼の勇気を称えたい。

北関東随一の人口50万人を誇る栃木県宇都宮市郊外にコストコがないのはけしからんとか、

関東一都六県のうちコストコがないのは栃木だけとか、

そういう横並びを見たコメントも分からんわけではない。

コストコの商圏戦略には、1県1倉庫店、最大都市に出店、といった目安もなく

ローカルな競争意識には無関心なのも当たり前のことだね。

  • 2011/8に群馬県前橋市にコストコがオープンし、
  • 2013/9に茨城県つくば市にコストコが出店し、
  • 2014/4に茨城県ひたちなか市にコストコがスタートした。

ウワサは出たもののコストコ鹿沼の動きは鈍く、

2016/3に鹿沼市長コメントでアメリカの友好都市の市長にお願いして

コストコ本社へ推薦してもらった記録が見当たるものの、

2016/8にはコストコ鹿沼は中止が決定となっている。

何を教訓にすればいいって、

コストコ女
「俺らの町は大きいから、必ずいずれコストコはオープンしてくれる」

という思い込みをしない、ということだ。

そんなビジネスタイムでコストコは流れていない。

一発勝負、欲しいなら先手を取らないと俺らの町にコストコは来ないかも、

ということをコストコ鹿沼は教えてくれた気がしている。

どうやら宇都宮ICそばの大晃ドライブイン跡地に、コストコ鹿沼がオープンするわけではないとか。

その噂は、コストコを熱望するばかり、君の見た甘い夢ってこと。

 

コストコ鹿沼

 

壬生ICコストコ、宇都宮っぽく家電の大量格安販売をしつつオープン?

壬生(みぶ)にコストコができる、その噂を聞いてミヤミヤ電気はビビっている。

家電販売激戦区で知られる栃木県宇都宮市の周辺。

あのコジマ電気の本社がある宇都宮、我がミヤミヤ電気だけじゃなく家電販売店は星の数もある。

そこにオープンする壬生ICコストコ、いえいえ、コストコって食べ物関係が中心って思っていた。

コストコには時として極めて安い家電があるよ、全部全部激安ってワケではないけど。

コストコ流に洗濯機10コまとめ売りじゃないよ、ちゃんとバラ売り。

似たような商品を数売る電気屋が強い=体力勝負になるつつあった、それまでの家電戦争。

そこに異国から来た黒船・鹿沼コストコ、これは強い。

特定の商品だけを、特別に安い価格で、世界中のコストコ店舗で大量販売する。

この差別化・一点集中された販売方法に敵はない、大手家電販売店もお手上げだ。

ましては我がミヤミヤ電機のような弱小販売店からすると、喉から手が出るほど羨ましい販売力。

均衡を保っていた宇都宮付近の家電販売争いも、この壬生ICコストコの強烈なインパクトで均衡破れる。

栃木県の壬生(みぶ)ICコストコのオープンは先が見えない。

それまでの限られた時間に、どうしたら生き残れるか、ミヤミヤ電気は起死回生の策を出せるだろうか。

コストコ女
総合力では大手販売店、差別化では壬生ICコストコに敵わない。

使い方が分からない顧客に手厚いソフトサービスを、自宅出張するサービスを追求するぐらいかな、思いつくのは。

地元密着、顔が見えるサービスに一極集中して、黒船・壬生ICコストコばりに特色を出してみようか、うん。

鹿沼市コストコの中止決定には悔しい思いをしたが、裏を返して、強がって、無理矢理に

「北関東最大都市・宇都宮市にこれ以上の集中をさせたら、中枢機能に支障が出るから周りに散らさなくちゃ」

という達観をしてみた。

巷では茨城県のコストコ2倉庫店の売り上げがよろしくないから鹿沼市コストコオープンは見送りになったとか、

鹿沼市市地元の地主/大商店への配慮とか、なるほどそれらしい文字が散見されるが、それは主題ではない。

北関東3県の筆頭は栃木だというプライド?

メモ

人口の数字は、茨城県280万人、栃木県195万人、群馬県190万人

魅力的でない都道府県ランキングで最下位争いをしている3県だ、どれも突き抜けていないことは確か。

北関東の王を自称していたら、ビジネスマンたちには逆に北関東1つにまとめられてしまった?

1時間半も車を走らせれば同じ北関東のコストコ倉庫店があるから、あえて鹿沼市コストコを生む必要性もない。

強がりも、通り越すと磨きのかかった意識になる。

宇都宮市・鹿沼市コストコという実は深追いせず、左右にくれてやろう、

妙なローカル意識は捨てて三位一体で盛り上げていけば良いだけのこと。

  • この記事を書いた人

コストコ愛 強め

本場アメリカのコストコに衝撃を受けた19歳以来、ずっとコストコファン!
あなたの町の近くにもCOSTCOオープンすると良いですね〜