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イオンモール豊川2021年オープン、本気で豊川市が都市計画?

投稿日:2019年5月10日 更新日:




イオンモール豊川は、豊川市にとって大きな冒険。
開業検討にあたり、都市計画マスタープランを一気呵成に進めようとするのは分かる。
全体像を見ると、大きな決断を迫られているのに対して、大きなチャンスなのだ。


豊川市は戦前から工業地域として個性を出してきた。
コスト優先で工場の海外移転が進む中、豊川市も例外に漏れず、閉鎖された工場がある。

象徴的な例として、スズキの二輪車を製造していた豊川工場が2018年7月に稼働中止。
その跡地に、イオンモール豊川がオープン計画されているという皮肉。

イオンモール豊川オープン写真


お隣の豊橋市も似たような状況だが、豊橋市は東三河の中核都市であり、豊川市の人口の3倍の規模。
すると、時代の推移と共に、豊川市は自動的に尻つぼみになるリスクがある。

いくら豊川市が豊川稲荷の門前町であり、愛知県内の「豊」がつく市の最古であろうとも、誇りだけでは街の活性化は叶わない。

大都市の市内に商業施設を造らず、隣接する市に造って人の動きの集中を緩和するテクニックは定番。
そのロジックでいくと、豊川市は豊橋市の需要を支えつつ、したたかにお金の動きを吸い上げる位置にある。

豊川稲荷だけでは個性が足りないのだ。
もう1つ、できれば現代事情に即して、目に見えてお金が回る仕組みを。
そこで産まれそうなのが、イオンモール豊川

・スズキ工場の巨大な跡地がぽっかり空いて、交通の便は申し分なし
・イオンモール豊橋はないし、オープン計画もない
・豊川市の経済には何か個性が必要とされている


状況は、プライムツリー赤池のある愛知県日進市、ららぽーと東郷のある愛知県愛知郡東郷町、
イオンモール長久手&イケア長久手の愛知県長久手市、アイモール(イオン)のある愛知県みよし市、
イオンモール岡崎のある愛知県岡崎市、どれも似ている。


千載一遇の機会、と関係者がイオンモール豊川に飛びつくのは分かるし、あながち間違った判断とは思わない。
豊川市民病院に隣接することになるし、救急車がイオンモール豊川の交通渋滞に巻き込まれて困らないか?
というコメントはごもっともだが、俯瞰すればそういう環境下だ。


決定打を見つけた。
スズキ工場跡地は工業地域であり、工場しか建てられない決まりになっている。

そこにどんな理屈でイオンモール豊川が開業できるのだろう?と私は心配していた。
なんと、豊川市はその用地の「用途地域を変更する」という裏技を繰り出したのだ。


例えば住宅密集地に、突然工場ができたら住民は困る。
その反対もしかり。

それなのに、スズキ工場跡地の周辺には現在も工場がいくつか並んでいるのに、
色々なしがらみを断ち切って、とてつもない大きな判断で、
土地の用途ルールを変更してまで、イオンモール豊川をウェルカムしているのだ。

本気さを感じる、イオンモール豊川。
早くて2021年になるだろうそのオープンを、温かく見守っているよ。







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