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ららぽーと愛知東郷2020年9月オープン確定、競合モール多し

投稿日:2019年1月10日 更新日:




「勝算が整った今、ららぽーと東郷のオープンは公言された、2020年9月は近い明日だ」

手に持っていたタブレットに尾張・西三河の地図を表示させると、ケンは何カ所かを指差していく。

「東にアイモール三好・イオンスタイル豊田、西にイオンモール大高、南にイオンモール岡崎、

北にイオンモール長久手と、四方を強豪イオンモール勢に囲まれている。

最難敵は、4kmの距離へ2017年11月に出店したイトーヨーカドー・アリオブランドの旗艦店・プライムツリー赤池。

名古屋市内には同じららぽーとの、名古屋みなとアクルスが2018年9月にオープンしたね、車で30分の位置関係だ。

アピタ系のヒルズウォーク徳重ガーデンズだって西に6km」

ららぽーと東郷オープン写真
周囲をぐるりと強豪相手に固められた死地にオープンする、ららぽーと東郷

分かっていたけど。

そう、分かってはいたけど、すごい後発のショッピングモールね、ららぽーと東郷って。

ライバル各社の強力なショッピングモール包囲網の真っ只中に、新しく陣を構えるってことか。

先行者利益がまるで見込めなくとも、

最新スタイルにアップデートして乗り込むことで、利益を獲得する確証があるということなのか。

はたまた、ららぽーと東郷単体の利益だけを考えているのではなく、

名古屋みなとアクルスも合わせた2店舗で収支や効果を計画しているのだろうか。

イオングループが多くのシェアを取っている東海地方に、

ららぽーとの運営会社・三井不動産が商業施設を展開させようと虎視淡々と狙う中、

ある意味、利益度外視の新規参入のプロジェクトだと考えても良いのか。

更に問題提起するのなら、ららぽーと東郷がオープンした後も、

イオンモール土岐や、アウトレット岡崎本宿など、

東海地方では複数案件の大型商業施設が新設開業する予定になっている。

特筆すべきは、まだまだイオンモールの攻勢が続くということ。

それも、特徴ある旗艦店クラスをオープンさせる計画なのだから、

ららぽーと東郷とのお客様争奪戦は激しいものになっていく予感がする。

数年先の商業施設オープン計画

2021年秋 オープン予定イオンモール則武新町名古屋駅近く
2022年 オープン予定イオンモール土岐岐阜県土岐市
2022年 オープン予定イオンモール豊川愛知県豊川市
数年以内アウトレット岡崎本宿
(三井不動産系列)
岡崎市本宿地区

ケンが言う勝算をららぽーとがどう考えているのか、

素人の私にはなかなか思いつかなかった。

見切り発車でオープンするような、ららぽーと東郷ではないのでしょう。

信じていても、未来の明るい集客プランが私には見えてこない。

でも現実に、三井ショッピングパークは、「ららぽーと愛知東郷」の2020年9月のオープンを公言した。

それは2020年2月13日のこと、オープンの半年前の宣言になるのね。

ららぽーと東郷工事写真
2019年8月、ららぽーと東郷工事中の写真、骨組み中

2019年12月、ららぽーと東郷工事中の写真、外観ほぼ完成

建設工事中写真ららぽーと東郷
2020年1月下旬、ららぽーと東郷は建設工事中、全容が見えてきた

「店舗面積 63,900m2 は十分広いとは言え、

びっくりするぐらいの巨大な店舗スペースを確保したわけではない」

目を閉じて、口ずさみ出したケン。

東郷町民の雇用・消費・楽しみに貢献しなくてはいけないという足枷もある」

うっ、なんか大変。責任は商売だけじゃないの?

「人口5万人の東郷町の内需だけでは全く無理。

名古屋市を中心に外部からの訪問客を取り込もうにも、キッザニア名古屋という切り札は、

ららぽーと名古屋みなとアクルスに2020年以降に入ることが決まっている」

ちょっとわたし、頭痛くなってきたかも。不利な材料。

駐車場足りる? ライバル商業施設が周辺に点在してるから集中しない?

駐車場台数店舗数
ららぽーと東郷3,900台210店舗
ららぽーと名古屋アクルス3,000台217店舗
ららぽーと沼津3,600台214店舗
赤池プライムツリー2,900台180店舗
mozoワンダランド(イオンモール)5,140台230店舗

「言ったろう? 勝算が整った時にららぽーと東郷はオープンするんだよ!」

あれ、ケン? これまでの文脈のどこにそんな強気があったの?

「よくぞ、ららぽーとを選んでくださいました、東郷町さん。

自社でスーパーマーケットと衣料品・日用品を販売しないららぽーとは、
収益率の面で期待できる

おや? なんか風向き変わってきたぞ。

ライバルとの差別化、何かに特化すること、それができる強みを持つ商業施設がららぽーと東郷!」

なんだか、わたしは両手に旗を持ち、振りたい気分になってきた!

「常識を捨てる!何かで突き抜ける!商売ならば収益が出る部門だけに集中する!

きゃー、ららぽーと東郷さま!

「ららぽーと東郷って、大家さんなんだ!

箱を作り客を誘致した後、ららぽーと内の各店舗から貰うテナント料で商業的成功は間違いなし!」

えっ? なんか地味なこと言ってる。今度はテンションだだ下がり。。。

「だから安定的な賃料を貰えそうな優良小売店舗と合意できた時が、ららぽーと東郷オープンの時」

おえっ、まるで夢のない話にすり替わっている。

「ららぽーとが自社で優れた物を作って売るビジネスモデルではないから、

スターバックスやユニクロに代表される人気小売店を、

あるいはフードコートのパンダエクスプレスのごとき珍しいお店を、

ららぽーと東郷内にいかに誘致できるかどうかでららぽーと東郷の価値が固まっていく」

そういうこと? テナントビジネスだから、オープン前に勝ち負けが見えそうってことね。

イオンユニー
(アピタ)
三井不動産
(ららぽーと)
セブン&アイ
(イトーヨーカドー)
総合スーパー事業
(スーパー、衣料品)
の利益率
ほぼ0%ほぼ0%そもそも やってないほぼ0%
全社での稼ぎ頭金融 不動産コンビニ不動産コンビニ

ららぽーと東郷2020年オープンか

ららぽーとブランドは三井不動産が運営(2018年度のデータ抜粋)

純利益
 ららぽーと単体ではなく
 三井不動産の会社全体ね
1,680億円(ビル/住宅等不動産が大半)

 →経営の幅が広い優良会社!
  イオングループは236億円
商業施設での売り上げ比率ららぽーと  54%
アウトレット 27%

 →主力はららぽーと!

ららぽーとの強み

企業リソーセスを、稼ぎ頭である商業施設の賃貸事業に集中できる!
 
利益を生まないスーパーマーケット事業に、ヒト・モノ・カネを裂かれない!
 
(平和堂がららぽーと内に入っているが、別に資本関係はない)

「ららぽーとの方が、イオンモールよりマイナーな商業施設だ、なんて言うのはそもそも素人だね!」

はいはい、分かったよ。

「三井不動産の総合力は抜群。ららぽーと と対峙したら、どんな商業施設だって無力なもの」

数字で語れば、ケン様のおっしゃる通り。

勝てる要素を積み上げた時。そこに勝敗のキーがあるのさ

そう言ってケンは独唱を終えた。

どうやら、ケンの頭の中では、ららぽーと東郷の成功が鮮明になっているよう。

言っていることの半分ぐらいは意味が分からなかったし、面白くもなかったけど、

これは、ららぽーと東郷のオープンを呼び込む明るい歌だったよね。

お願い、せめてそう言ってよ、ケン!


ららぽーと東郷写真オープン

lalaporttogo.jpg

<別話1>

なるほど、ららぽーと東郷の誘致背景が分かるにつれ、その企画力に脱帽。

 【背景】
・東郷町内に楽しい施設がなく、住民は町外で学び、働き、買い物する
・東郷町は平和な郊外住宅地だが、住宅地のみとして機能

【問題】
・このままでは魅力的な商業施設がある近隣市に人口が移っていき、東郷町は先細りに

【対策】
・目玉になる商業施設と、最新の住宅街を創り、東郷町内に人を誘致する

ららぽーと東郷は町の都市企画セクションの発案と思われるものの、

この東郷町セントラル計画が予定地の地権者たちにより発起人会を立ち上げられたところに注目。

平和な町の雰囲気を維持したいだけなら、都市計画に反対するのが常道なのに、

あえてその逆、土地所有者からの積極的な企画という形を取っているところに、本気さを感じ取る。

実際、東郷町付近の商業施設の充実ぶりには目を見張るものがある。

みよし市のアイモール三好、日進市赤池の赤池アリオ、長久手市のイオンモール長久手、

名古屋市緑区にはイオンモール大高とヒルズウォーク徳重、岡崎市のイオンモール岡崎。

愛知県内はメガサイズのイオンモールが林立し、小規模のショッピングセンターでは太刀打ちできない。

ところがららぽーと東郷は、それらのライバルモールとは一線を引いた独自性を打ち出している。

①敷地面積95,000m2と、メガモール級の広さを確保!

②周辺がイオンモールばかりだから、あえて差別化を図り、ららぽーと東郷を誘致!

この2点だけで勝算のある仕掛けができているのがららぽーと東郷。

モノ珍しさで、ららぽーと東郷には町外からの来訪者が続々と。

これほど大きな商業施設ならば、地元からの新規雇用が数百人は見込まれる。

日々の買い物だって、もう近郊まで車で出ていく必要はなくなり、東郷町内で消費かつ満足できる。

外需を稼ぎ、内需を拡大する、ららぽーと東郷が東郷町へ落とすお金・経済効果は莫大

そんな東郷町だから、住み着きたくなる人も増えるだろう。

隣接する土地にはスマートハウスという近代的な計画に沿った住宅街を予定しているのだし。

トータルすると立派な都市計画だよ、ららぽーと東郷。

心配なのは交通量の集中、近辺の道路渋滞をどうさばくか、そこが勝負ドコロ。

買い物客たちの騒音が夜まで残るのも気になるだろう。

東郷町自体は住宅街の意味合いが強いから、静けさは大事。

それから、立ち退きを交渉して決裂するだろう方々への対応のこともある。

課題はあれど、2020年秋オープンを発表しているららぽーと東郷だ、まだ時間はある。

僕はららぽーと東郷の躍進を心待ちにしているよ。

lalaport-togo2.jpg


<別話2>

2019年3月1日の着工をニュースリリースくださった三井不動産さんに、感謝が止まらない。

「ららぽーと東郷」の名前かと信じ込んでいたが、
(仮称)ららぽーと愛知東郷町 という表記にニュースリリースがなっていたことは気になる。

気になるが、そんなのは興味の本筋ではなかったね。

ららぽーと愛知東郷町ららぽーと名古屋みなとアクルス
着工2019年3月1日2017年4月1日
オープン2020年秋
書類上は2020年9月1日
2018年9月28日
店舗数210220
敷地面積26,920坪25,150坪
駐車台数3,900台3,000台
建屋1-3階が店舗
4階が屋上駐車場
左に同じ

2020年秋というオープン予定は、書類上では2020年9月1日になっている。

そう空想していくと、2020年7月24日から8月9日まで開催される、

東京オリンピックの直後に

「感動をありがとう、東京オリンピックに続け、ららぽーと愛知東郷町!」

として オープンすることが自然で、効果的だ。

ららぽーと東郷オープン工事
2019年12月末、ららぽーと東郷の立体駐車場の工事状況(だいぶ出来上がってきた!)

消費税10%への増税が2019年10月、と節目を探っていくと、

このららぽーと愛知東郷町のオープン予定は波風立たないというか、

安定的というか、まず順調に思えていた。

ところが2019年5月7日に、アメリカのトランプ政権が

中国に対する制裁関税を10%から25%に引き上げる方針を発表したことで、

潮目が変わってきたと私は感じた。

世界の超大国同士の経済戦争に、

いち民間企業であるららぽーと愛知東郷町がどう影響されちゃうの?

それは消費増税のことだ。

アメリカ・中国の関税争いは、リーマンショック級の世界経済危機につながるはず。

そうなれば、「リーマンショック級の出来事が起こらない限り」と菅義偉官房長官が

前置きした消費増税の2019年10月引き上げは、

まさかの事態によってこれで3回目の時期延期となるかもしれない。

せめて1年間は引き上げがあるだろうし、

そうなると2020年秋オープン予定のららぽーと愛知東郷町は、

消費税10%への増税実施と平行したオープンになるかもしれない。

それは印象が良くない。 ららぽーと愛知東郷町に何一つ非はないのだが、

増税直後の消費冷え込みという大事故をモロ被りするのを避けようと、

ららぽーと愛知東郷町のオープン予定時期を

後ろずらししようとする動きになるかもしれない。

2019年6月1日米中の関税が10%から25%に引き上げへ
2019年夏世界経済不安から、消費増税引き上げ延期
2019年秋「消費増税引き上げ延期の信を問う」として衆参ダブル選挙
安倍晋三首相の自民党総裁任期は2021年9月までなので
選挙に勝って改憲するラストチャンス
そのための人気取りとして消費税10%への増税延期?
2020年7月24日
~8月9日
東京オリンピックで日本が盛り上がる
その直後消費税10%への増税実施?
改憲実施?
2020年9月1日そんなタイミングで、ららぽーと愛知東郷町のオープン?

いらぬ心配だと、どなたか私のもやもやを笑い飛ばして欲しい。

政治や政局は、企業の経済活動とは無縁だと信じる強い心が欲しい。

でも私は安心できないだろうな、

ららぽーと愛知東郷町がオープンを迎えるその日が来るまで。

2019.12 望遠レンズで捉えた屋上へのスロープ


 

一番小さな町に、周辺一番のショッピングセンター・ららぽーと東郷の開業を!

逆転の発想、他所との差別化の極み。

ららぽーと東郷の予定スペック情報を見ると、それは輝かしく見える。

個性を立てて、生き残ることに本気なのだ、ららぽーと東郷も、東郷町も。

  商業施設 店舗数 敷地面積 駐車台数 オープン
東郷町 ららぽーと東郷 230
多い!
89,000m2
めちゃ広い!
3,900
多い!
2022/秋
最新!
日進市 プライムツリー赤池 180 44,700m2 2,900 2017/11
長久手市 イオンモール長久手 200 46,000m2 2,600 2016/12
みよし市 アイ・モール三好 70 40,700m2 2,500 2000/10

人口4万3千人の愛知県愛知郡東郷町は、

市制移行に必要な人口5万人に達していない。

近隣のみよし市・豊明市・長久手市は愛知郡から市制へ移ったが、

唯一、東郷町は愛知郡のまま

 

× 愛知県 東郷市

◯ 愛知県 愛知郡 東郷町

町の面積も周辺の自治体では最も小さい。

トヨタ自動車関連の大きな工場もなく、電車の駅もなく、ただ平和なベットタウン。

それはそれで個性かもしれないが、図表にすると逆に目立つ。

 

  人口 (千人) 面積 (km2) ショッピングモール
豊田市 425 918 △ イオンモール他
刈谷市 152 50 △ イオンモール他
日進市 90 34 〇 プライムツリー赤池
豊明市 69 23 ×
みよし市 62 32 △ イオンモール他
長久手市 60 21 〇 イオンモール、イケア
東郷町 43 18 ×

「隣接市の繁栄に依存する町」

と揶揄される立ち位置を変容しようと立ち上がったのが、東郷セントラル地区構想。

住宅街・バスターミナル・公園の新設などが計画されているが、

目玉は ららぽーと東郷の開業だ。

 

全て逆手を取れば良い。

落差をインパクトとして、極端な演出をすれば良い。

周辺は地方の町そのものなのに、

急にあらわれる最先端のショッピングセンター・ららぽーと東郷

その意外性を話題に変えて、その両立性を地方自治体活性化のお手本として、

ららぽーと東郷は東郷町の広告塔と小売業主役を兼ねれば良い。

~ららぽーと東郷のこれまで~

2013年7月 ららぽーと東郷(三井不動産)を東郷町が事業者として決定
(次点がイオンモール、次々点がユニー)
2015年5月 三井不動産が、2019年ららぽーと東郷オープンと発表
2017年11月 三井不動産が、ららぽーと東郷オープン時期「未定」に変更
2019年3月 着工
2020年秋 オープン予定

ららぽーと東郷の経済効果が出て、数年後には人口が増え、市になれるとしても、

唯一の愛知郡の町としてずっと愛知郡東郷町の名を続ける?

 

開業前、インターネットでの仮称が「ららぽーと愛知東郷町」だったことを考えると、

「愛知郡」の名前は外されたけど、「東郷」ではなく「東郷町」なので

市制に移行することが目的ではないとお見受けする。

お美しい姿勢であろう。

 

平城京の時代から「尾張国愛知郡」の地名があったこと、知っている人は知っている。

その歴史を継いでいって欲しいという想いだってある。

 

豊明 1972年に、愛知郡から豊明市へ
日進 1994年に、愛知郡から日進市へ
長久手 2012年に、愛知郡から長久手市へ
東郷 2019年現在、唯一の愛知郡

取り残された「愛知郡」と「町」を個性へ転換、逆転の発送ね!

田舎にあるららぽーと、という風変わりな個性?

小さいのに大きい、その裏腹こそがららぽーと東郷ならではのオリジナリティ。

2020年秋に開業する ららぽーと東郷

他にはない魅力を備えて、ららぽーと東郷は競合ショッピングモールを畏怖させる。

東京オリンピックの熱が冷めやらぬその時期に、

衝撃の登場をしてくるだろう ららぽーと東郷を、私は待ちわびているよ。

 

建設工事中写真ららぽーと東郷
2020.1下旬 建物のカバーが一部取り外された


想定外だった。
ららぽーとブランドを名古屋付近で最初にもってきて、高い話題性を確保するはず。

ただのショッピングモールにとどまることなく、未来は体験型エンターテイメントがお客様を呼び込むと考えて、

キッザニア名古屋をモール内にオープンさせる見込み。

元々、東郷ららぽーと付近には高速道路のインターチェンジもSA/PAもなくて地の利に弱い。
アウトレットモールも、イオンやユニーのショッピングモールは近隣に星の数ほどあって、

ライバルがひしめき合う厳しい競合の愛知県東郷町付近。

そんな状況下で、ららぽーと名古屋みなとアクルスに先手と旨味を取られてしまった。
どうやって優位性を確保すればいいの?東郷ららぽーとに目玉商品はあるの?

個性創成クリエーターを名乗るあの人に、わたしは思いをぶつけてみた。
するとあの人はペラペラとしゃべってくれるじゃない、独特の発想力で。

 

「なるほどね、それは発展しそうな方面が八方塞がりだ。無理して同じ方向性で張り合うと火傷するな」
ケンはあごをさすりながら、うーむと考えるそぶりを見せた。

「まるで異なる手法しかないだろう。地元貢献のモデルになればいい。

そもそも東郷ららぽーと は東郷町内に遊び・仕事・経済を与えるために招かれた助っ人だったね?」

一通り私が話した東郷ららぽーと誘致の基本情報を踏まえて、ケンはこんなアイディアを書き出した。

・東郷町民の、東郷町民による、東郷町民のための東郷ららぽーと

・東郷町役場に隣接していることを逆手にとって、ららぽーと内に役場窓口をつくり、土 日に稼働させる

 (本邦初の土日稼働窓口@ショッピングモール内というインパクト!)

・役所手続きの待ち時間は、フードコートで美味しいもの召し上がれ

・平日しかやっていない不便さを徹底解消するために、特定の銀行と提携して、

土日も銀行窓口業務を東郷ららぽーと内でできるようにする

・町営図書館も土日にオープンさせる

・平日会社を休んでいかないといけない役所・銀行手続きができる東郷ららぽーとは、

日本中から役所関係者が視察が訪れるぐらいの画期的なモデルに!

・その分、思い切って火・水曜日は東郷ららぽーと全体を非営業日に

えー、そんな振り切り方って実現可能なのかしら、他のららぽーととの横並びもあるだろうし。
それは、東郷ららぽーとは2020年のオープンにあたって地元の反対がないが少ないっていうか、

むしろ地元民の将来を踏まえて、地元からボトムアップで計画されたショッピングモールなのだろうけど。

「地元貢献が、全国に強烈アピールできる唯一のもの」
そう言い切る個性創成クリエーター。

週7日稼働にしないなら、最近流行の働き方改革には逆行もしないか。

なるほどね、東郷ららぽーとの建物内に役所・銀行機能を呼び込み、

曜日をずらすことで土日をショッピング含めてお客様を呼び込むピーク時に設定してしまう。

そんな荒技ができるのなら、それは地方でビジネスモデルに迷っている同業態の方々からアイディアのパクリを求められ、

東郷ららぽーとの名を世に知らしめる強力な手段になると思ったよ。

実現性はさておき、ね。

 

2019年12月、ららぽーと東郷工事中の写真、外観ほぼ
2020.1 周辺の細い道からのアクセス道路か?

2019年12月末、ららぽーと東郷のオープン予定地を訪問してみた。

建物の外枠は出来上がっているようにお見受けする。

屋上の駐車場へ上がっていくスロープだって形が分かる。

外壁を覆っているカバー、今は雨風を防ぐための盾としてだが、あのカバーを取ればきっとららぽーと東郷の外見は生乾きの状態だろうが、ほぼ完成形に近い。

ところがヒーローの登場は劇的で無いといけないから、焦らすだけ焦らして、いよいよの時に出ないとカバーが外されることはないのだろう。

もうひとつ、これまでの工事中には見えてこなかったことが見えてきた。

東郷町のあの辺りは古いから、細い道がいくつか繋がっているものの、買い物客のマイカー集中を捌くような広い道路が見当たらなかった。

それがだね!ららぽーと東郷のオープン予定をぐるりと一周したら、明らかに新規道路と思われる道路工事中の形跡を幾つか見ることができた。

まぁ私ごときが心配するまでもなく、東郷町セントラル開発は企画通りに進んでいる。

もう誰も「ららぽーと東郷、計画中止」などという虚言を流すことはできないね。

雨の中、僕が訪れて撮った現場写真は何物にも勝る説得材料。

そして、来年の気候が良くなった時期なのだろうが、いよいよららぽーと東郷のオープンが迫り、建物内部の作業進捗も進み、内外にららぽーと東郷の健在をアピールする必要性が出てきた時、あの外壁を覆っているカバーは取り外される。

そうなると、豊明市と長久手市を行き交う57号線のドライバーたちは否が応でもららぽーと東郷の絶景を目の当たりにする。

噂話やネットで誰もがららぽーと東郷の新設のことを聞き及んでいるのだろうが、実際に自分の目で見たことで脳内に強烈にインプットされる。

開幕を告げる狼煙、あの外壁が外される契機がいつになるのか、私は心待ちにしよう。

2019年12月、ららぽーと東郷工事中の写真、外観ほぼ
2020.1 建物前に立派な道路が!

 

更に2020年1月下旬に建設工事中のららぽーと東郷の現場を訪れると、目に見えて進捗が分かった。

特に、隣接する道路工事が進展していて、上の写真ではららぽーと東郷の目の前の広い道路がほぼ出来上がっていた。

この道路の先は57号線へとリンクしていたから、東西の大動脈ができたということ。

57号線のみならず、昔からある周辺の細い道からららぽーと東郷へのアクセスも向上されているようだ。

あるいはこの辺りの平地は駐車場になるのかな、住宅ではないだろう。

 

2019年12月、ららぽーと東郷工事中の写真、外観ほぼ
2020.1 新しい道路が出来上がっている

 

建物の手前が新しく造られた道、誰よりも一足早くランニングで通過させてもらいました。

やはり東郷町一帯の交通手段は自動車の一択、道路状況の改善が急務なのだ。

2019-2020にかけての愛知県の暖冬のおかげなのか、建設工事は順調のような気がする。

 

2020年2月23日に、三井ショッピングパークのウェブサイトに「ららぽーと愛知東郷」のオープンが正式発表された。

210店舗、開業は2020年9月だと。

これまで信じるしか、願うしかなかったららぽーと東郷がいよいよ現実の形に見えてきた瞬間だった。

 







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