コストコ旭川市オープン?再販店コストックCOSTOCKできた

札幌一極化の問題が叫ばれて久しい。

北海道では札幌市だけが栄えて、他の地方都市は衰退の一途をたどる運命。

そんな中でもコストコは札幌1都市だけにオープンすることなく、第2番目の都市・旭川市にも進出するだろうと私は考えていた。

1都道府県に1コストコは分かるが、北海道の広さはハンパない。

だから次に人口の多い道北・上川地方の旭川市にもコストコがオープンすること、なんの不思議もない。

イメージではそうなのだ、いくら札幌市一極集中化といえど、

広大な北海道でコストコが札幌にしかないだなんて、ビジネスチャンスを逃している、と。

ところが数字に語らせてみると、どうもコストコ旭川市のオープンは遠いように感じる。

そういう暗いお話をしなくてはならないようだ。

北海道524万人(道人口)
札幌市196万人(市人口) 道全体の37%に相当
旭川市 33万人(市人口) 道全体の 6%に相当
函館市 25万人(市人口) 道全体の 4%に相当
釧路市 16万人(市人口) 道全体の 3%に相当

一位と二位の差が大き過ぎる・・・。

そして、札幌市の人口数がダントツ過ぎて、北海道全体の3分の1以上だと?

昔の統計を遡れば、札幌の人口は、1970年頃には北海道全体の20%だったのが、一極集中化によって現代では37%に。

一方で旭川市だ。

人口数二位とは言いながら、33万人ではコストコ・ジャパンが示しているオープン基準「10kmに50万人口」を大きく下回る。

いいえ、旭川市は北海道のまぁ真ん中、交通の要所だから、周辺都市からコストコファン道民が集まるよ!

と応援したくなる気持ちも分かるので、距離を数字で測ってみた。

富良野市(人口 2万人) → 旭川市 60km
帯広市 (人口16万人) → 旭川市170km
北見市 (人口11万人) → 旭川市180km
稚内市 (人口 3万人) → 旭川市250km
釧路市 (人口16万人) → 旭川市270km

全くダメだ。

週末なら遊びも兼ねて、コストコ旭川まで道民たちが来てくれるさ、と一瞬でも期待した私が悪かった。

アメリカやロシアの如く土地の広い北海道、いくら道民ドライバーたちが長距離運転慣れしているとはいえ、

距離はあるし、割合名の知れた都市といっても人口数が少な過ぎる。

誰だよ、東旭川にコストコジャパンが土地を求めてきたとか幻を吹き込む人は。

北海道コストコ2箇所目を旭川に期待してしまった、

そのほとんどが自分の願望「コストコができて欲しい」を勝手に膨らませてしまっただけ。

コストコ旭川市オープン

どうやら旭川市の経済・人口規模や、北海道の位置関係を見るに、札幌市にしかコストコはできないと理解できる。

函館市だって釧路市だって同じ、いや、状況はもっと悪い。

ミニ・コストコなり、コストコフェアが旭川市に来るのが精一杯の贅沢。

実際に2023年12月にはコストックCOSTOCKというコストコ再販店がオープンしたから、それで満足じゃないか?

過度な期待はもうやめて、コストコ1号店の札幌市の清田か、

2021年オープンの2号店・コストコ石狩市に行けばいいのだよ、現実的にね。

  • この記事を書いた人

コストコ愛 強め

本場アメリカのコストコに衝撃を受けた19歳以来、ずっとコストコファン!
あなたの町の近くにもCOSTCOオープンすると良いですね〜