つまり、三井不動産の本気攻勢、他社ではできない付加価値の創造を突き詰めたものが、
門真ららぽーと・周辺施設の整え方ということだ。
近隣イオンモールのトライアングル包囲の中心地に打って出た門真ららぽーと。
主力はららぽーと、合力してくれるのは同じ敷地内に出店するだろう門真コストコ、それから高層マンション。
2.5km南にある三井アウトレットパーク大阪鶴見と合わせて、
一帯をトータルデザイン、街づくりしようというのが三井不動産の強烈な個性だろう。
敷地面積 | |
門真ららぽーと | 160,000㎡ |
堺美原ららぽーと | 84,000㎡ |
和泉ららぽーと | 114,000㎡ |
EXPOCITYららぽーと | 172,000㎡ |
敷地面積で比較すると、同時期にオープンするららぽーとでも、門真と堺美原では差がくっきりと出る。
それは役割の違いなのだ、門真は激戦区真っ只中、堺美原はスペースの開いた隙間。
パナソニック南門真工場が空き地になりました。
AV機器事業の本拠地だった場所だから、土地が広い上に、
門真市駅からも600m程度と歩ける範疇という理想的なロケーション。
三井不動産が200億円で買い上げる中で、土壌汚染が見つかって
一時は計画中しか?ぐらいに心配したけど、一等地だから復活してきた。
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門真コストコオープン予想動画を、YouTubeにあげました!
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当初は2022年度オープンと言われたが、どうやら2022年10月末に工事が終わる=2022年11月から年末にオープンするのかな?と淡い期待をされた門真ららぽーと。
結果、2023年の春オープンが計画されているね、同じ敷地内にコストコ門真もオープンして、
いよいよ盛り上がりそうなのが門真ららぽーと!
場所は良い、場所が良いからこそライバルが多くて、地図のようになんとイオンモールが3つも周囲10km以内にある。
そんな競争過多な立地でららぽーと門真が生き残るには、それこそ生き馬の目を抜くような振る舞いをしないといけない。
ららぽーと単体で勝負せず、与力を募って多角的な魅力を振舞っていくのは有効な手段だ。
なんでも揃うようなイオンモールにありそうでないもの、
まぁららぽーとの商品とは被るところが多いが、コストコ門真の商品はユニークだし、
もちろんマンションを建ててしまう発想はイオンモールにはない。
これまで南北で大阪市内商圏を挟撃してきたららぽーと。
2022年度には、門真と堺美原を中心円内に送り込むことで、
いよいよドミナント戦略を加速させる三井不動産。
中でも門真ららぽーとオープンに期待されるものは重い。
イオンモール軍に打ち勝つような目覚ましい成果が求められている。
いくら、一等地の広い敷地とコストコ・マンションという強力な武器を与えられているとは言え、
成り行きで進めていては獲得できるような低い目標ではなく。
門真市松生町の再生は、2023年春の門真ららぽーと&コストコオープンによって。
一等地に派遣されるエース・門真ららぽーとは、きっとやってくれるさ。
三井不動産プロデュースの門真パーク&タウンをオープンし、
維持発展させ、門真市付近の住民に快適をもたらしてくれる。