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ららぽーと沼津2019年10月オープン、東海道沿いの商圏制覇へ

投稿日:2019年3月2日 更新日:




ららぽーと沼津のオープンは、計画的に進められたららぽーとの東海道制覇戦略。

ざっくり言えば、東京~名古屋~大阪の東海道沿いには、日本の人口5割、経済の7割が集中している。

収益最大化を目指す企業ならば、リターンが見込まれるところに、原資をつぎ込むのが定石。

イオンモールに圧されて後発の立場にあるららぽーとは、シェア獲得の好機を東海道に一点集中した。

それって、スマートな考え方。
ららぽーとの新規オープンペースがまた素晴らしい。

無理なく、定期的に。
これなら、1年前にオープンさせた時に得たノウハウを次に活かして
品質向上やコスト低減を叶えることができるのだろう。

ららぽーと沼津オープン
ららぽーと沼津オープンの空想図、実際とは異なりますが
ららぽーと海老名2015年10月
ららぽーと湘南平塚2016年10月
ららぽーと名古屋みなとアクルス2018年9月
ららぽーと沼津2019年秋
ららぽーと門真2019年?
ららぽーと東郷2020年秋


 気になるのはオープンが9-10月に集中していること。
真夏のオープンを避けているのは、秋の行楽シーズンを当て込んでいるから?
それは真夏にはあまり外出したくはないのが人情。

1年のサイクルも考えて、1年に1回、季節も同じく、同じららぽーとをつくるのだから、
年が経つにつれ、効率もあがると推測される。


ららぽーと沼津のオープンに舞い上がっている僕だが、
全体を見渡してみると、ららぽーと沼津オープンは、ららぽーとにとっては道の途中。

更に1年後にららぽーと東郷のオープンが控え、未定のららぽーと門真もある。
狙いが東海道沿いでの知名度ゲットだとすれば、ららぽーと沼津は静岡県東部の要。

要所を抑えるオセロゲームのようだが、ららぽーとが沼津を選んだのは正解だろう。
ららぽーと沼津のオープンは、東海道制覇の大きな一石。

 

静岡県東部で最大のショッピングモールになる(アウトレットを除きます)、ららぽーと沼津。
人口でいえば西の浜松市が80万人、東の静岡市に70万人、更に東の沼津市には20万人。


浜松市の右隣の磐田市にあるのがららぽーと磐田、まぁこれは浜松圏内と言えよう。

東の静岡市(静岡県庁所在地)の圏内と容易には言いにくいが、
沼津市は静岡から東に1時間、まぁ広い目で見れば静岡市の経済圏内。


でもそもそも謎を感じていて、静岡県の経済中心地が静岡市であることは事実なのだが、
静岡市近隣にはイオンモールをはじめ、アウトレットはもちろん、他のららぽーとが存在しない。

静岡県の東端には御殿場アウトレットがあり、静岡県では不動の集客数ナンバー1。
それ以外は、実は大きなショッピングモールがない。

あのイオンモールでさえ、西の浜松には2つもメガモール級をつくっているものの、
東の静岡市以東にはスタンダードサイズのイオンモールだけ。


それは何故なのだろう?と考えて、探っていくと、1つの仮説にたどりついた。
静岡市で人気のショッピング場所は、静岡駅までにあるパルコや伊勢丹や丸井など、駅前商店街に準ずるスタイルなのだ。

郊外の巨大モールに車に乗って出かけるのが現代の流行だとしたら、静岡市の戦略はそれとは異なり、駅前集中の都会型。
だから、イオンモールでさえ食い込むことができなかったのか。


沼津市は、静岡市からは60kmの距離があり、静岡駅前に向かうショッピング客とは明らかに層が異なる。
大手を振って、ららぽーとは静岡県東部に大型ショッピングモール・ららぽーと沼津をオープンできるという説は立たないだろうか。

2019年9-10月にオープンするだろう、ららぽーと沼津は静岡県東部に打たれた新しい一手。

 

 

静岡県東部にららぽーとを作ろうとして、沼津市が選ばれたのは必然。
グーグルマップを使って、各所からの距離をざっと計ってみた。

磐田市 ←(70km)→ 静岡市 ←(60km)→ 沼津市  ←(80km)→ 海老名市 

誰もが静岡県都である静岡市の一帯に、次はららぽーとができると考える。
ららぽーと磐田から静岡市までの距離が70km(車で1時間弱)であることを考えれば、
その選択が賢いとは言えない。

今度は東に目を向けて、沼津ららぽーと からららぽーと海老名までは80km、
ららぽーと平塚湘南までは90km。
まぁ適切な距離を空けて、ららぽーと同士が立地することになる。

もしも「ららぽーと静岡市」となっていたら、西はららぽーと磐田までが70km、
東はららぽーと海老名までが140kmとなり、中間地点とは言い難い。

東海道沿いの一定の間隔を空けて、ららぽーとを横並びにするのが
ららぽーとの出店戦略だとしたら、地理上、静岡市は候補から除外されていくのだ。

もう1つ、若干の今更感はあるが、ららぽーとは「Port=港沿い」のイメージということ。

沼津には沼津港があり、ららぽーと磐田やららぽーと海老名にはない、
港イメージを付与できるというメリットがある。

それは静岡市にも立派な港があるから、港イメージでは静岡市も沼津市も適性あり、
なのだが、先に申し上げた他都市との距離の関係上で、
沼津ららぽーと が誕生したという経緯も僕にはすっかり、受け入れることができる。

喜ばしいことではないか。
「あぁした方が良かった」「こうした方が良い」といったご意見はあれど、
沼津ららぽーとの誕生に希望を感じているよ。

 







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