コストコ鹿児島オープン、A-Zと競合・宮崎県人口数も含め検証

投稿日:2020年7月2日 更新日:



人口数で見れば、コストコ鹿児島はオープンしてもおかしくない。

「10km以内に50万人の、そこそこお金持っている層がいれば、コストコジャパン的には新規倉庫店の開業最低条件は満たしますよ」

と言う数値指針を信じるのなら、それは鹿児島市単体でも、

ひいては鹿児島県で見てもコストコ鹿児島オープンは成り立つ。

<人口数>

鹿児島県 159万人(県全体)鹿児島市 59万人(市単独)
宮崎県  106万人(県全体)宮崎市  39万人(市単独)
熊本県  174万人(県全体)熊本市  73万人(市単独)

<平均年収>

全国平均442万円
鹿児島県392万円
熊本県381万円
宮崎県370万円
福岡県388万円

まぁ普通だ。

日本においては中間層が厚く、押し並べて物価は安く、家賃・土地代を除けば生活費に地方差はそう見当たらない。

だから「お金を持っている層」は鹿児島県民は十分にクリアする。

熊本県御船町に九州コストコ3店舗目が2021年春にオープンすることで、

それまで九州北部の福岡県だけに2店舗あったコストコが、九州の真ん中まで降りてきた。

九州新幹線の最終駅・鹿児島市まではあと一歩だが、そこからコストコが南下するかどうかが問題だ。

鹿児島県単体のニーズで足りないのならば、隣接する宮崎県に応援を頼めば良い。

宮崎市からすれば、鹿児島と熊本ならばまだ鹿児島市の方が近い。

宮崎市・鹿児島市の間距離150km、2時間
宮崎市・熊本市の間距離210km、3.5時間

 

Deep Southの鹿児島市ではなく、九州自動車沿いにやや北上して、姶良市や霧島市にコストコ鹿児島をオープンさせる案もあるしね。

コストコに新規オープンして欲しいがあまり、ついつい前のめりコメントになってしまう。

 

一方で地元にライバル店があるかどうかも大切になってくる。

札幌市にイケアが出店しようとしたが、ニトリ(本社は札幌にある)の地盤の強さを見て、採算が取れないと進出ギブアップしたのが良い例。

 

実は、鹿児島にはA-Zという365日/24時間営業の超大型スーパーマーケットがあって、それこそ自動車から食品までなんでも売っている怪物店がある。

それも阿久根市・南九州市・霧島市に3店舗もあり、あくね店は1997年3月オープンから長年地元で営業しているから、認知度は高い。

 

品揃えは38万品以上(コストコは品物数を集約する戦略だから3500-4000品)、年間集客数は650万人、従業員数も900人と言う地元の大企業だ。

ガソリンスタンドから岩盤浴、コンビニ・買い物バスまであるというのだから、一つのデパート、あるいはイオンモール、もう何でも揃う。

 

こんな強い競合店がある鹿児島に、コストコは本当に進出できるの?

私の見立ては否定的で、鹿児島県の人口数で検証すればコストコ鹿児島は成り立つように見えたが、

その鹿児島県民の大半は既にA-Zに取り込まれていると見た方が良い。

 

コストコ鹿児島オープン

 

若者や新しいもの/海外の珍しいもの好きの方は一定数いるが、九州の南端と言う鹿児島の位置、

九州第2か第3の都市である熊本市にコストコがある以上、コストコ鹿児島は鹿児島単体、加えて宮崎県の若干のみの需要で勝負しないといけない。

ビジネス上で考えれば、それはリスクが高い。

 

そうだ、九州2位争いをしている鹿児島・熊本の戦いの縮図がコストコ。

先に熊本にコストコを取られた以上、更に鹿児島にもコストコが来る可能性は低い。

仮に「コストコ薩摩」なんて愛国心をそそる名前にしたところで、商業的にはハードルが高いだろう。

 

コストコ鹿児島 まとめ

  • 人口数は足りている
  • 地元の古豪A-Zが強過ぎる
  • コストコ熊本のオープンで、鹿児島は出番を失った







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