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詩的・高品質な写真日記を。

小説

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小説「優しい肌のように」

2004/4/8  

――こんな肌。 触れるたびに驚きがある。 我が子ながら、なんという肌をしているのだろう。 初めての誕生日を迎えたばかりの結衣の、肌の柔らかさ。 どうしてこんなに優しい肌。ムチムチなふくらはぎ。 丸々と ...

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小説「愛日常」

2004/2/1  

日常に満たされることのない現代の若者たちが偶然集まる。 学生時代に鍛えた肉体を、仕事の毎日に すっかり鈍らせてしまったオーバーワークのサラリーマン。 留年してまでも自分が本当に進みたいと思う道を探そう ...

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長坂坡「夏侯覇仲権」三国志小説

2003/3/15  

荊州の都・襄陽から南へ下ったところに当陽という街がある。 その郊外に景山という小高い山があり、その麓は長坂坡と呼ばれる土地である。 二百年の八月。 劉備軍は南の江陵へと逃げる途中で長坂坡に差し掛かった ...

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夏侯恩と青釭の剣「夏侯覇仲権」三国志小説

2003/3/15  

審配は悪党である。同時に名将であった。 二百二年、曹操は官渡の戦いで袁紹を破った。 兵力や物量の上では曹操を凌駕する勢力をもって平原の覇者を唱えた袁紹も、 敗戦の心傷で病の床に伏せり、そのまま病没した ...

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関羽と曹操「夏侯覇仲権」三国志小説

2003/3/15  

――どうも、あの関羽という男は気に入らない。 それが最近の子雲と仲権の口癖だった。 いや、この二人だけではなく、曹操軍の将兵が軒並み口を揃える言葉だったに違いない。 「あの過剰な歓迎ぶりは一体何だ!そ ...

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呂布〜最強武人の最後「夏侯覇仲権」三国志小説

2003/3/15  

許都での暮らしは、夏侯氏に安泰をもたらした。 東郡にいた夏侯氏一同が合流し、ひとつ屋根の下に集結する。 帝都であり、曹操軍の本拠地でもある許都には軍勢も多い。 陳留での旗揚げ以来、遂に安住の地を得たと ...

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「夏侯覇仲権」三国志小説

2003/3/15  

中国の三国志の登場人物のひとり、夏侯覇仲権。 魏建国の功臣として有名な伯父・夏侯惇や父・夏侯淵の名声の陰に隠れて、 決して注目が集まることはなかった男。 伯父や父の死後、名門夏侯家の跡継ぎとして一時の ...

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小説「時の流れの恐ろしさ」

2002/9/21  

時の流れは恐ろしい。 渦中にある時には気が付かないが、間違いなくそれは押し寄せている。 今日という一日、昨日という一日、一日一日はあっという間に現れては消え、 自分を取り巻く環境に何の変化ももたらせて ...







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