小説

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小説「後悔の海に溺れて」離島の空港建設計画、生態系破壊

2004/11/29  

島を台風が通過していった夜、 息子と遊びに来ていた友達のせいで家は随分賑やかだった。 さっきまで散々騒いでいたと思ったら、今度は隣の部屋で電気を消して何やら怖い話を始めている。 怖い話といいながら笑い ...

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小説「汗と無力感」十代の青年の我武者羅な冒険旅行

2004/9/1  

僕の十代は無力感と汗の匂いのうちに過ぎ去った。 恋でも上手くいっていればまた違ったのだろう。 好きな娘はいたが、僕には恋を叶えるための具体的な知識が全くなく、 何よりもその度胸が欠落していた。 恋はい ...

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小説「優しい肌のように」赤ちゃんが教えてくれた今の大切さ

2004/4/8  

――こんな肌。 触れるたびに驚きがある。 我が子ながら、なんという肌をしているのだろう。 初めての誕生日を迎えたばかりの結衣の、肌の柔らかさ。 どうしてこんなに優しい肌。ムチムチなふくらはぎ。 丸々と ...

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御坂の桃・拝島キャバクラ、本物のアイディア〜小説「愛日常」

2004/2/1  

日常に満たされることのない現代の若者たちが偶然集まる。 学生時代に鍛えた肉体を、仕事の毎日に すっかり鈍らせてしまったオーバーワークのサラリーマン。 留年してまでも自分が本当に進みたいと思う道を探そう ...

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張飛と夏侯覇、趙雲と夏侯恩「夏侯覇仲権」三国志小説

2003/3/15  

荊州の都・襄陽から南へ下ったところに当陽という街がある。 その郊外に景山という小高い山があり、その麓は長坂坡と呼ばれる土地である。 二百年の八月。 劉備軍は南の江陵へと逃げる途中で長坂坡に差し掛かった ...

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夏侯恩と青釭の剣、曹操の宝剣「夏侯覇仲権」三国志小説

2003/3/15  

審配は悪党である。同時に名将であった。 二百二年、曹操は官渡の戦いで袁紹を破った。 兵力や物量の上では曹操を凌駕する勢力をもって平原の覇者を唱えた袁紹も、 敗戦の心傷で病の床に伏せり、そのまま病没した ...

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関羽と曹操、赤兎馬で千里行「夏侯覇仲権」三国志小説

2003/3/15  

――どうも、あの関羽という男は気に入らない。 それが最近の子雲と仲権の口癖だった。 いや、この二人だけではなく、曹操軍の将兵が軒並み口を揃える言葉だったに違いない。 「あの過剰な歓迎ぶりは一体何だ!そ ...

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呂布奉先・最強の武将の最期「夏侯覇仲権」三国志小説

2003/3/15  

許都での暮らしは、夏侯氏に安泰をもたらした。 東郡にいた夏侯氏一同が合流し、ひとつ屋根の下に集結する。 帝都であり、曹操軍の本拠地でもある許都には軍勢も多い。 陳留での旗揚げ以来、遂に安住の地を得たと ...




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