小説

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小説「破壊の甘寧興覇」天下二分の計・呉の武将

2009/7/19  

甘寧。 その甘く、寧(やすら)かに心を捉える名前。 赤壁や合肥の戦いで抜群の武功を残し、呉の先陣を任すなら甘寧か太史慈か、 と真っ先に挙げられたほどの三国志の勇将。 誰が知っているだろう、その甘寧が、 ...

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小説「太史慈子義」三国志・呉の武将、当帰の暗号

2008/12/6  

――人は何度でもやり直しできる。だから人生は美しいのだよ。 地面を叩く雨音に目覚めると、私は決まってあの男を思い出した。 一度しかない人生にやり直しを考えるなど、私にとっては悠長過ぎる。 お茶を点てな ...

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知床の秋アジ、ヒグマ・ソーセージ射殺〜小説「再生の森に生きて」

2007/7/29  

――ケンが戻ってきた! そんな嬉しいニュースがケータイに飛び込んできた。 ウトロ動植物保護事務所の瞳さんから 「あのね、実はケンが2ヶ月前から戻ってきているの」とメールが入っていたの。 東京のオフィス ...

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小説「那須与一の弓矢」屋島の戦いの女の扇的、戦場の美

2006/8/5  

「そんな下品なことができるか。戦場にこそ、美が必要だ」 いくら源氏の御大将・義経の命令であろうとも、今の与一には耳に入らない。 この一矢で義経殿の目を覚ましてみせる。その意識に与一は燃えていた。 世の ...

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不倫でしかできない男女の性愛〜小説「スローラブで愛して」

2006/7/8  

「生き急いじゃうからね。不倫でしかできないよ。――スローラブ。永遠に終わらない恋をしよう」 最初は慶の言う意味が分からなかった。 不倫の性愛にそんな清らかなものを求めようとする男の幼い神経。 「――ス ...

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小説「カムイの川に月が昇る」ウサギの月、知床のカラフトマス

2005/6/4  

――今は昔、みんな消えてしまえばいい。 良人は過去を否定するために旅に出た。 昔のことなんて忘れてしまいたい。なにもかも、記憶から消してしまいたい。 なるべく人のいないところがいい。思い切り車を飛ばし ...

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小説「代理愛人」狂気の性愛、恋愛のフルコースを求めて

2005/4/1  

――掲示板にそう書き込みしたら、たくさん返事が来た。 最初に会ったのは、やりたいだけの男。 「昔付き合っていたさやかってコが忘れられないかな~。 やっぱり失恋を忘れさせてくれるのは、新しい出会いだよ。 ...

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小説「あなたにありがとう」美化されていく若い頃の恋愛記憶

2005/2/26  

彼女が僕を残してカナダに旅立った時のことは覚えている。 最後に見たのは空港でコートを抱えている姿だった。 まだ東京では見かけないコートも、向こうではもう必要とされている季節だったのだろう。 どうしてさ ...




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