文学系

人格心理学での自己像、内的葛藤から自己形成・人格発達

2010/1/28  

自分は自分自身をどのように思っているのだろう。 人格心理学の分野では自己像というものを二つの相として捉えることで解いている。 何かを自問自答する際に、主観的な立場にある「主我」の状態が「I」という相で ...

森鴎外「舞姫」豊太郎はエリスとの恋を選び、洋行国家留学生は失格

2010/1/28  

『舞姫』の主人公・豊太郎の洋行は、お金さえあれば誰でも可能である 現在の留学とは異質のものである、という時代背景を整理しなくてはならない。 国費での洋行であり、明治維新を果たした日本国政府にとって 近 ...

万葉集の歌、典型的な美学と、権力者に対する事情や不満

2010/1/28  

『三輪山をしかも隠すか雲だにも情あらなぬ隠さふべしや』額田王(巻一・十八) 我々はこの歌に、万葉時代の典型的な美学・事情を見出すことができる。 この歌を詠んだ額田王に関しての詳しい資料は何も残っていな ...

古典文学の教訓を通して、現代文学が学ぶべきこと

2010/1/28  

記憶をたどれば、古典とは暗記科目であり、 授業では古典に含まれる美学や時代背景など一切教わりませんでした。 古典を読む、という本質的な作業は同じなのに、授業では内容を無視してただ何かを機械的に覚えるた ...

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小島信夫の小説「抱擁家族」戦後の父親像の崩壊、新しい家族の姿

2010/1/28  

戦前、日本国民の道徳とされ、倫理的な社会を形成していたものは父親を支柱とした家族制度であった。 この家庭を最小限の構成単位として構成される社会は、農耕民族であるわが国の伝統である。 さらに明治から続く ...

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詩画一体、中国美術における古典詩と絵画の関連性とは

2010/1/28  

中国における詩と絵画の関連性については「詩画一体」の精神なしには語ることができない。 八大山人の「安晩帖」二十二幅のうちのその四に、 「郷(*変換不可)者に南登を約し 宗公子と往復す荊巫の水一斛 己に ...

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三島由紀夫「仮面の告白」兵役逃れを同性愛者の仮面で逸らす

2010/1/28  

三島由紀夫は『仮面の告白』を通して自分の再生を試みた。 作品中の「私」が三島由紀夫自身であるのは言うまでもないが この「私」は巧妙に「仮面」を被ることで俗世間からの視線を逸らしつつ、 その「仮面」の裏 ...

日本型ファシズムの特質・天皇制、軍部が政治主導権を握った原因

2010/1/28  

日本の軍部が政党にかわり政治の主導権を握った要因が、 日本型ファシズムの特質にあるということに着目してみた。 日本ファシズムが中国・朝鮮の抗日運動への対抗策であることと、 アジアでの植民地拡大のためと ...




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