文学系

ヴィルヘルム・ヴントの生理学的・実験心理学は自然科学から

2010/1/28  

心理学はどの学問から派生していったものであろうか。 そもそも人間の心の中を研究するという、いわば明確な答えのない学問である心理学は文学的でもあり、 しかし今日では科学として認識されているが、そこにたど ...

エミール・ゾラ「居酒屋」ジャルヴェーズはフランス労働者階級

2010/1/28  

主人公・ジャルヴェーズは普通の女。 「端正な輪郭の顔だち」とはあるが、あとは特別な能力もなく洗濯女として生計を立てる平凡な女で、 若くして子供を産み、男は女たらしや飲んだくれたちで、 子供も『居酒屋』 ...

高橋和巳「文学の責任・堕落」青木隆造と国家社会との溝

2010/1/28  

責任感溢れる小説家、ただしそれはとりわけ自己のこだわりに関する責任感である。 これが『文学の責任』と『堕落』を通読して感じたことである。 「文学者は(中略)全面的に己の発言に責任を負う必要がある」 「 ...

川端康成「雪国・蓼喰う蟲」古典的女性像、未来的な理想像

2010/1/28  

昭和初期の天皇を中心とした絶対専制的国家のなかで軍事色が強まることは、作家の活動範囲を狭めることに直結した。 ましてや、大正デモクラシーという開放的な時代の後であっただけに、 西洋近代化や女性の地位向 ...

楠正成「太平記」浪漫的な軍記物語よりも、正確な歴史記録

2010/1/28  

楠正成――「太平記」の異端、「平家物語」に代表される浪漫的軍記物語の爪痕。 「太平記」は冷徹な歴史の記録であり、「平家物語」のような 浪漫溢れる軍記物語の文学的性格を本来持ち合わせてはいなかったという ...

三跡、小野道風・藤原佐理・藤原行成による和様書道の転機

2010/1/28  

日本書道史を考える上で、平安時代の三跡の存在は重要な転機。 彼らの事跡をたどり、日本書道史における三跡の書の意味をつらつらをお話してみたい。 ちょっと長くなってゴメンね、興味がある方はお付き合いいただ ...

マルクスとケインズの経済学、失業の原因は労働者?資本家?

2010/1/28  

1920年代のイギリスでは百万人規模の慢性的な失業者が発生していた。 世界恐慌による経済打撃がこれを後押しして、1930年代には実に300万人にも失業者が膨れ上がっていた。 この事態に直面したケインズ ...

19世紀の二重革命、産業革命・市民革命と資本主義社会

2010/1/28  

人間は太古の昔から様々な宗教の価値観によって物事を把握し生活をしてきた。 それが近代になると宗教的個人主義が生まれて、 19世紀の産業革命と市民革命という二重革命によってさらに思想が転換されてゆく。 ...




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