空想系

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柳田國男の蝸牛考、方言周圏論で中央語は円を描き地方伝布 

2010/1/28  

柳田国男が『蝸牛考』の中で唱えた「方言周圏論」に基づいて、 具体的に中央語で使われていた古典語である「さまに」の変化を追ってみる。 元々「さまに」という言葉は方向を表す接尾辞「さま」に 格助詞の「に」 ...

今昔物語・宇治拾遺物語の違い、醜い話・笑い話の比較レポート

2010/1/27  

今昔物語集の著者は、どういう視点で人間や社会をとらえたのだろう。 一体何故、何のために今昔物語集を編纂したのだろう。 そもそもこの膨大な説話集は、何故生まれたのか。   その何故ということを読み解く際 ...

人生相渉論争、北村透谷・山路愛山、3つの相違点・共通点

2010/1/27  

人生相渉論争において明らかにされた北村透谷と山路愛山の文学解釈には、三つの相違点と三つの共通点がある。 透谷にとって文学とは各人が人生を過ごすなかで必ずや生まれるだろう生きることの謎や人生の目標、 そ ...

樋口一葉「十三夜」明治時代の女性の不条理・お関と録之助

2010/1/27  

樋口一葉の十三夜には、自分さえ我慢すれば周囲が幸せになるから、どんな不条理も甘受すべきだという考え方がある。 とりわけ一昔前の人たちにはそういう習慣が根付いていた。 別に現代人がそうではないと言いたい ...

与謝野晶子の短歌とエロス、情熱の歌人と与謝野鉄幹の恋愛

2009/3/24  

与謝野晶子の短歌と、佐藤春夫の『晶子曼陀羅』を通読してみた。 運命の流れに翻弄された一人の詩人像が浮かび上がってくるのを、私は感じていた。 与謝野晶子の人生には数々の運命の分岐点があったが、 最大のも ...

三四郎とストレイシープ、美禰子の迷羊、夏目漱石の小説感想

2009/3/24  

郷里の熊本を出た時、三四郎の井の中の蛙っぷりは絵に描いたよう。 自分は高等学校卒のエリート、一般人よりも上という優越感の持ち主。   兄の野々宮のことを、よし子が深く観察している姿を見て、 「これしき ...

予祝とは?幸せを事前確約させる高度なテクニック

2007/12/18  

予祝しよう、来年には新しいお店がオープンするのだから。 お祝いは事柄が全容を見せた後でしかできないなんてルールはないよね。 めでたいことが起こるのが確実になった時、僕は予祝しておくクセを持っている。 ...




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