それまで岡山県岡山市は、次のコストコ進出候補地のトップ級としてノミネートされていたが、どうやらコロナ禍でそれが遠のいた。
採算が取れる集客力という意味で、まさかのコロナ影響で見込みが狂ってしまったのだ。
その隙間にオープンしたのが日本版ミニコストコ
その名を、コストレマート岡山北長瀬店と言い、ブランチ岡山北長瀬の一角で2021年6月にオープンした。
ミニコストコとしての品揃え
商品価格は少し加算があるが、その分コストコ年会費が不要
何より地元岡山市内にあるので、広島・神戸のコストコまで行く必要がない
和洋折衷、コストコの和様化とでも言うべきか。
このミニコストコ、コストコフェアの威力は抜群で、
「言うても、そんな大型倉庫店で大量に買わないし」
コロナでの遠出嫌気モードもあって、もう岡山にはコストレマート岡山北長瀬店さんだけで良いのじゃね?
という空気感さえ生み出している。
コストコ岡山市のオリジナル倉庫店は未だオープンせず、2023年後半になっても噂は出てこない。
もしかしたら、もうミニコストコで永遠の確定なのかもしれない、といけない弱音さえ吐きたくなる。
背景としては、2020年からの新型コロナウイルスからの経済停滞&外出自粛。
全国民に強い影響をもたらしたあの感染症の恐怖によって、売り上げ縮小を余儀なくされた小売店は多いが、
とりわけコストコのような、まだ日本的なスーパーマーケットの分類分けを意識化されておらず、
一部レジャー感覚が残る商業施設ではその影響も強い。
岡山市だけがコストコオープン候補地として上がっているわけではない、
近隣の倉敷市・赤磐市も検討されているだろう、問題はその地元がコストコ誘致に本気かどうかなのだ。
その自治体が高齢化・都市集中化に埋もれないアピールする材料としてコストコ は魅力的と思うが、
まぁ様々な事情によってそううまくいかないのがコストコ誘致にまつわるよくあること。
↑
岡山県コストコオープン予想動画を、YouTubeにあげました!
ちゃんと手は打たれている。
岡山県内でコストコフェアが好評なのだ。
具体的には「コストレ」と呼ばれる、COST TRADER MART (コストトレーダーマート)が、岡山市・倉敷市の西にある浅口市鴨方町に出店した。
そもそもミニコストコを昔から体現してきた「大黒屋物産」は倉敷市に本社を置く会社なのだし。
ミニミニコストコ、ぐらいの感覚になるコストレ、価格はコストコ本店倉庫より2割増しだが、
年会費が入らない点、高速道路料金が抑えられる点を考えれば強みがある。
このコストレが、いずれコストコ岡山早島を実現させるための、岡山県民への事前宣伝活動の一環だとしたらどうだろう。
いきなり岡山城本丸を落とすのではなく、周囲の砦を押さえてから本丸を攻める攻城戦術みたいなものとも考えることができる。
2021年3月にはドドスコ(Dodosuko)という面白ネーミング系のミニコストコがオープンした。
まだコストコ本体は訪れずで、岡山コストコの先は見えない。
加えて「コストトレーダーマート」というミニコストコが、ブランチ岡山北長瀬にオープンしたというのだから、
もう本家本元のコストコは開業しないかもしれない。