マリオットホテルは知っているものの、ブランド数が多過ぎてランクの違いが分からない・・・
そう感じているあなたにグッドなニュースです!
マリオットホテル直系ブランドのランク・グレードについて簡単解説しています。
良いページを見つけてくださいましたね!
マリオット・インターナショナルとは、
5,500ホテル・客室数110万室の、世界最大のホテルチェーン、本部はアメリカ
マリオット・インターナショナルは、大きく3つのホテルグループからなっています。
マリオット | スターウッド | リッツカールトン |
このページでは、このうちマリオットグループのホテル直系ブランド名について解説します。
一般に「マリオット」と呼ばれるのは、これらのマリオットホテル直系ブランドです。
短期滞在者向け
ランク | 朝食 | キッチン | |
JWマリオット | 最高級 | × | × |
マリオット | 高級 | × | × |
コートヤード | 中級の上 | × | × |
スプリングヒル | 中級の中 | 〇 | × |
フェアフィールド | 中級の下 | 〇 | × |
長期滞在者向け
ランク | 朝食 | キッチン | |
レジデンスイン | 中級の上 | 〇 | 〇 |
タウンプレイス | 中級の中 | 〇 | 〇 |
日本では大都市を中心に20-30しか展開されていないマリオットホテルですが、
世界、特に北米では圧倒的なネットワークを持つのホテルグループです。
廉価ブランドのフェアフィールドが、日本の中規模都市やその郊外にも出てきたかな(チェーンホテルとして)、
だから少しづつ使い勝手や認知度は上がってくるだろう。

2019年に3つのグループのマイレージプログラム(リワードプログラム)が、
1つのプログラム「マリオット・ボンヴォイ」に統合されたことで、
世界に5,500あるマリオットグループホテルのどれに宿泊しても、
マリオット・ボンヴォイでポイントを貯めることができるようになりました。
- マリオット 「マリオット リワード」
- リッツ・カールトン 「ザ・リッツ・カールトン・リワード」
- スターウッド 「SPG(スターウッド プリファード ゲスト)」
→ この3つが、マリオット ボンヴォイ(Marriott Bonvoy) に統合!
マリオットホテルを選ぶメリットとして、私は4つのメリットがあると感じています。
一定の品質とサービスが保証されている
(無数あるホテルを選ぶのは大変だが、とりあえずマリオットホテルに泊まれば安心)
治安に心配がある地域でも、立地場所を考えて建てられている
(治安の悪い地区には建設されていないので安心)
ホテル数が多いため、特定ホテルが満室・高くても、近くのマリオット系列で代用可
マイレージプログラム(マリオット・ボンヴォイ)で共通ポイントが貯まる
繰り返せば上級会員になって特典が増えるし、ポイントが貯まればプライベート旅行の時にマリオットホテルに無料宿泊できる
限定的ですが、新型コロナウィルスの時だけは、昨年度の利用歴を飛ばしてコロナ前の会員レベルを維持してくれた
まとめると、こういうことです。
ココがポイント
何も考えず、マリオットホテルのどれかに泊まっておけば、絶対に失敗しない!
予約方法は、マリオットの公式ウェブサイトから場所と日付で検索し、
左上の「マップの表示」をクリックすると、地図上で全マリオットホテルブランドの
位置・料金を比較しながらオンライン予約することができます。
「地図上で確認できる」がポイントで、こんな便利な機能はありません。
まぁ、今や色々なサイトで地図上確認ができるようにはなっていますけどね。
加えて、微々たるものではありますが、
マイレージプログラム(マリオット・ボンヴォイ)のウェブ予約限定の
会員割引料金がマリオットのウェブサイト予約には設定されているので、
旅行会社で予約するよりは1泊3~5ドル程度安くなる場合があります。
これであなたもマリオットホテルのエキスパート!
ホテル予約に頭を悩ませ、時間を使う必要はありません。
「とりあえずマリオットホテルのどれかを予約」して、
あとはもっと大事な計画(仕事とか観光とか)に集中してください!
マリオットホテル ランクとブランドの違い
常日頃思うけど、ランクとブランドの違いを「ホテル名で分ける」と、素人には理解が難しい。
理想は数字化してくれると良いな。
- 「マリオット1」は最高級ラグジュアリーブランド
- 「マリオット2」がビジネス向け
- 「マリオット3」は観光客向け
- 「マリオット4」は朝食&ベッドのシンプルプラン
もしくは、飛行機の搭乗クラスに揃えてくれると万人に分かるな。
- 「マリオット ファーストクラス」
- 「マリオット ビジネスクラス」
- 「マリオット プレミアムエコノミークラス」
- 「マリオット エコノミークラス」
こんなのだったら迷わず選べるけど、ホテルブランドのネーミングとしてはチープ過ぎて嫌われるのかな。
確かに、自動車や携帯電話、電化製品や食品でもなんでも
そんな簡単過ぎるブランドネームをつけているものは珍しいから、ビジネスの世界では通用しないかもしれないね。
しかし世の中には飛行機の座席のように伝統的に各社ネーミングを揃えているものもある。
各航空会社がそれぞれでビジネスクラスに勝手な名前をつけると紛らわしい。
現にデルタ航空はビジネスクラスを「デルタワン」と読んで、
ビジネスクラスとファーストクラスが合体したものということで売り出している。
世の中にははっきり線を引くと、価値が下がるものもあるのでしょう。
ある程度グレーな部分を残さないと、なめられるというか、見下されてしまう不便。
「エコノミークラス」と言わずに「コーチクラス(COACH)」と言おう。
「フライト ディレイ」と言わずに「ビハインド スケジュール(BEHIND SCHEDULE)」と言おう。
どちらも完全に同じ意味なのに、後者の方が(新しい言葉の響きのゆえ)ソフトに聞こえて許してあげたい気分になる。
すると、「マリオットホテル4」と言わずに「タウンプレイスホテル」と言おう、というロジックが正解だ、なるほど。
ルームーキー(金属の鍵)が死語になって、ルームーキーカード(カード)が主流に、
そして令和の今ではスマートフォンアプリがルームーキーの機能を持つ時代に。
事後精算するものはないから、チェックアウトは不要となり、ホテルはそこに人件費を当てる必要がなくなった。
こうして時代は変わっていく。
マリオットホテルのランクとブランドの違いについても、また変わっていくだろうね。
僕の予想としてはだよ、上に色々書いたものの、顧客がウェブ上から自分で予約する時代になっていくのだから、
分かりにくいブランド名は淘汰されていく予感。
- 「マリオット1」 → エグゼクティブブランド
- 「マリオット2」 → ビジネス旅行者
- 「マリオット3」 → 観光客
- 「マリオット4」 → 朝食&ベッドの最安値
つまりはこれが次時代の到達点ではないかって、そう思っているよ。
さてどうなることやら。
未来の旅行アプリ最強は「グーグルマップ」で決まり!
アメリカ企業に勤め、車で近郊州へ出張を繰り返す彼が感じているのは、
グーグルマップとマリオットホテルのアプリさえあれば、どこにでも出張できるということ。
それは正しい反応で、僕の周りのビジネスマンたちも口を揃えてそう言う。
道路網が発達している一方、気候や人的サービス不足によって飛行機等への信頼性が劣るかの国で、
唯一正確に時間が読めるのは自分が運転して移動すること。
その背景がある中では、グーグルマップがあれば土地勘がなくとも道を知らなくとも、どこにでも到達できる。
ガソリンスタンドは星の数ほどあり、最悪はファーストフードに頼れば人もガス欠を起こさない。
残るは宿泊の場所だけ、それはマリオットホテルのアプリで目的地近くのマリオット系列のホテルを取ればいい
特筆すべきは、過去永らく地図上で空きのあるホテルや料金を案内できていなかったホテル業界も、
技術革新により、地図上のグラフィックで明確に検索対応をするようになったこと。
マリオットのように傘下のホテルブランドが多いホテルならば、どの地域にも系列のホテルがある。
別にヒルトンだのハイアットだの、同レベルのホテルの空きをかけもちで見る必要性もない。
マリオットホテルのアプリだけで完結するのだ。
さて、私の次の興味は、未来の旅行アプリとしては、この2つが永続するのかということ。
結論から言えば、1つしか生き残れないというのが私の予測。
グーグルマップのナビゲーション機能が消えると思えない。
するとホテルのアプリか。
考えれば、グーグルマップの地図上に、チェーンを問わず全てのホテルが出てきて、
現状の最安値や空室状況が表示されれば、それだけでもう未来の旅行アプリは夢の実現なのだ。
マリオットのアプリがいかに優れたものになろうとも、道案内機能が搭載され、それがグーグルマップを凌ぐとは思えない。
だからグーグルマップに投資することにした。
ホテルだけではなく、鉄道やバスも、いずれはフライトやタクシーさえも、
グーグルマップが全ての移動ツールを天下統一して、未来の最強の旅行ツールになる。
アマゾントラベルというウェブサービス専門旅行代理店とIT化
「IT化で絶滅する職種」に旅行代理店の名が上がって久しい。
ウェブサービスと旅行手配の相性が良いのだ。
旅行素材の数が多過ぎて、人力で全てを把握することが不可能。
例えば「東京で1万円で宿泊したい」とした時、条件の合う宿泊は星の数。
それを1つ1つ人の手で選定していたら、旅行代理店の採算は合わない。
ウェブで管理なら、「東京」「1万円」で検索して、
更にそこから場所や設備などで絞り込んでいくことができる。
同じことは、羽田からワシントンD.C.に行くときにも当てはまる。
つまり、ウェブを難なく使いこなすセンスのある人ならば、今や自分が旅行代理店になれる。
アマゾンならば、大量の商品をウェブ上で管理することに長けているだろう。
蓄積されたそのノウハウで、旅行商品もさばける気がする。
インターネットで大規模なプラットフォームを築いた企業は、
だいたい似たような分野に手を出して、実績を収めている。
物品の小売から、携帯電話事業、金融事業、そしてディベロッパーとして家賃収入を。
省人化と旅行手配の相性が良いのだ、アマゾントラベルは近く実現しそうな旅行代理店。
2013年以降、旅行代理店は年100社のペースで事業を止めたという統計もある。
そして、アマゾントラベルが決定打となって旅行代理店の勤務者は減っていく。
もう、絶滅の一途だ。
一方で、ほぼ無人化されたアマゾントラベルのような、
セルフブッキングに耐えうるウェブ上の旅行システム提供会社は拡大していくだろうね。