日本人観光客が戻ってきて、でもインバウンド客はまだ戻るわけがなく、
清水坂を歩く人たちの人口構成比率は、20年前の京都みたいだと思った。
新型コロナウィルス影響で、2020年の春から夏にかけてはほぼ無人になった京都の観光地。
それが上の写真の通り、なかなかの密度で人通りが戻った。
しかし清水坂のセンスは変わらず、コロナ禍など知らぬ顔で美を貫く。
こういう門構えを見ただけで、ついついフルサイズ一眼レフで撮りたくなる。
この日は娘にせがまれて、京都清水坂店すみっコぐらし堂がメイン。
京都タワー、すみっコタワー、縦並びに美しさを。
清水寺には行かなかったけど、賑わいは大したもの、秋の心地良い陽気もあって。
産寧坂(三年坂)を歩く、いつ来てもセンスに溢れるお店が多い。
青龍苑のススキ、よーじやの裏あたり。
この日は八坂通りではなく、二寧坂(二年坂)へと歩き進む。
立ち入り禁止の美しき裏通り。
高台寺への階段から撮る八坂の塔。
霊山観音のお姿を見るのも5年以上ぶりか。
高台寺は訪れなかったが、またいつかねねの桜を求めて。
高台寺大門から、ねねの道への石段も一見の価値あり。
ねねの道もまた、ハイセンス和ストリートに違いない。
大谷祖廟参道を過ぎると、円山公園〜八坂神社へ。
長い歩きになったが、和のハイセンスに触れて心休まる清水坂一帯観光になった。
2015年撮影
京都・清水寺を単焦点レンズで撮る。
最高画質をテーマとしよう、あの不思議な清水寺を納得の写真に収めてみたい。
写真愛好家にとって清水寺は奇妙な舞台、人は多いし、三脚・一脚は使用禁止だし。
この日は桜満開の季節に来たものの、構図一杯に桜を置けるわけでもない。
夜のライトアップは独特の味があるし、紅葉の季節の清水寺は素晴らしいとは思うけど。
単焦点レンズの画質力と、PLフィルターを使って派手に撮影してみる、これほどのくっきり!
空中散歩の感覚、東福寺の通天橋と、清水寺にしかない空間の開け方、清水寺の魅力。
誤解を恐れずに言えば、清水寺は写真映えしない感がある、銀閣寺のように彩度は低い。
それでも単焦点レンズでの最高画質ならば、満足のいく出来栄えになりました。
娘の習い事のバレエがない土曜日、思いつきで京都・清水坂へ。
紅葉と桜を追い一眼レフで写真を撮ってばかりいた一帯に、今日は奥さんと娘の手を引いて。
レイナはもうしっかり歩ける、清水坂をゆっくり上って清水寺へ、最近自慢のキュアマーメード・ポーズ。
京都なのに、清水寺なのに、風景ではなく、レイナを中心にカメラを構えていた。
I did not think such a day would come.
清水寺本堂、暗い場面でも58mm 1.4gにとっては難しくないシーン、珍しい色になった。
しつこいので、イヤイヤながら付けてあげたつけ毛のシルエットまでくっきり。
清水坂にあるお店のハイセンスぶりに驚いた、新しいお店が一杯、この清水坂一帯の楽しさ・華々しさは本物。
手拭い・風呂敷・清水焼・扇子・がま口、日本らしいものを探して夢中になる、でもどれも買わなかった。物欲がない?
疲れたレイナをおんぶしながら上り下りした産寧坂・二寧坂、団子も八つ橋も美味しかった。
駐車代が高くてびっくり、それからイオン京都桂川に寄って帰った。
清水坂一帯のハイセンスぶりはインパクトが高い、どんなショッピングモールでも敵わない楽しさでした。
三年坂(産寧坂)・二年坂は京都の一眼レフ写真撮影スポット
何があるってワケでもないが、三年坂・二年坂の一帯は京都のハイセンスだらけ。
清水寺への道中に、寄り道せずにはいられない、あの洗練された空気に触れたい。
寧らかなお産を祈願をする人が、清水寺にある子安観音へと通った坂だから産寧坂(三年坂)。
三年坂・二年坂を歩いて高台寺や円山公園へ進むのが観光の常道。
清水寺の門前・松原通りの現代風観光地とは、また趣が違う三年坂・二年坂。
お店や町の人の努力の結晶を、総称して三年坂・二年坂と呼べば良いのでしょう。
2020年7月16日
ほぼ無人の三年坂・二年坂と八坂五重塔の写真を撮る
清水寺から三年坂・二年坂を経て、八坂塔から高台寺・八坂神社までの道。
京都式ハイセンス通りとでも呼ぶべきこの場所を歩くのももう何十回目か。
ところがこの日は新型コロナウイルス影響で、インバウンド観光客が皆無。
サンセット前のまだ明るいうちなのに、こうして写真に歩く人の姿が映らない。
ある意味、京都らしくないこの無人写真、まるで合成写真?
いいえ、僕にとっては時代劇のセットの町中を歩いているような感覚にはなったが、どうやらこれもリアルな三年坂・二年坂だった。
人手を失った三年坂・二年坂が寂しく見えたこと、まるで隠居した元・主役のように。
程々に観光客がいてこその京都随一の観光通りかな、無人では味気がない。
数年後にまた観光客がぶり返してきた頃には「人気はない方がいい」とか言い出しそうだが、
この時の三年坂・二年坂は人肌が恋しくなるような無人の道だった。
清水寺の画像、桜満開の春に。清水の舞台から桜越しに京都タワー
清水寺を訪れるたび、この1つのお寺だけで京都を満喫した気になる。
巨大なテーマパークを回ったかのような。
参道の賑わいにワクワクし、清水の舞台に心を晴らし、広い境内を歩いて回れば視野が広がる。
ましては4月の桜の時期には、この画像のようにあちこちに咲く桜。
外国人観光客の数が急増しているのも分かる、お寺の静寂がありつつも、華やかな魅力も持っているからね、清水寺は。
弁慶の鉄下駄と錫杖、伝説が独り歩きしているけど、今ではこれも旅の楽しみ。
清水寺はスーパースターだから、万人受けする明るさは持っていても、嵯峨野あたりの小さなお寺のような静寂性はない。
清水寺は日本の都がまだ奈良にあった頃から、京都にあった大きな寺院のひとつ。
そんなお寺は鞍馬寺と広隆寺しかないというし、昔から今まで人気絶頂を継続している偉人だ。
桜越しに、京都タワーが見える。
清水の舞台も音羽の滝も、カメラで画像に撮るとちょっと魅力が褪せるから、自分の目と足で感じて欲しい。
修学旅行生たちの記憶に残るお寺だ、洗練された禅寺のことは残らないだろうが。
超ド級のスター、それが京都の清水寺なのだろう、京都の代表者として申し分ない。
将軍塚・清水山大舞台の写真
清水山にある将軍塚、この名スポットを僕は今まで知らなかった。
京都一周トレイルランで偶然出会った将軍塚、現在は大舞台が主役ね。
京都の街並みを一望できる舞台、昼間も夜も絶景が約束されている。
「将軍塚」には、都を守る将軍像が埋まっている、何かあれば将軍像が京を守ってくれる。
京都に名所は数あれど、この将軍塚は場所柄訪れる人は少なく、穴場スポット。
一昔前の京都、まだ外国人が珍しかった時代の名刹や観光名所にあった雰囲気。
夜景を夕景を撮影したい将軍塚、普段は夕方5時まで。春秋の夜間ライトアップに来よう。
庭園が美しいのだ、高い気品を感じて、僕は思わず慄いた。
京都の美を小さい箱庭に凝縮、それが僕の将軍塚イメージ。
時を図れば素晴らしい写真が撮れそうだ、僕はまた将軍塚を訪れることだろう。