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勘八牧場の桜写真、東海自然歩道ランニング・三河広瀬駅〜千鳥寺

投稿日:2020年3月31日 更新日:




僕はどうして勘八牧場と出会うことができたのだろう?

山奥にあって、ほぼ世間と断離され、ついでに失礼ながら退廃の方向へ進んでいる勘八牧場と。

勘八牧場桜写真

もう10年以上前のこと、東海自然歩道をトレイルランニングする気ままな旅をしていて、三河広瀬駅から力石を経て勘八へ続く道で、登り坂にあくせくしていたら、急に視界が開けて、この勘八牧場が僕の前に登場してきたのだった。

勘八牧場桜写真

それが寂れた牧場ならば僕の記憶に残らなかったことだろうが、畑に何かが豊富になっていたことの印象が強くて、僕の脳には勘八牧場=秘境の素敵な牧場、というイメージがついた。

勘八牧場桜写真

豊田市の桜名所を撮影している中で、ふと「もしかして春の勘八牧場は美しいのでは?」と思いついて、わざわざ訪れてみると桜並木があることを知った。

勘八牧場桜写真

その独特のシークレット感が気に入って、マイナースポットではあるのに、こうしてブログに取り上げて豊田市民の目に止まらないかなと桜写真をアップしている。

勘八牧場桜写真

今度、東広瀬から環八牧場まで今一度走ってみようかな。

勘八牧場桜写真

忘れた記憶を取り戻せるかもしれない、勘八牧場との出会いの。

勘八牧場桜写真

桜写真スポットしての勘八牧場はちゃんと個性があって、現役引退後の牧場の通路が桜並木になっている。

勘八牧場桜写真

足元はボコボコの農道、まぁほぼ誰も通らない忘れられた桜の木々がひっそり咲いている。

勘八牧場桜写真

そんなフェイドアウト直前の勘八牧場の桜写真を残すことができるよ。

 


2020年5月24日

東海自然歩道トレイルランニング写真、三河広瀬駅〜勘八牧場〜千鳥寺

いつか走ったコース、きっと10年前に。

もう忘れてしまった記憶を辿りながら走る、東海自然歩道トレイルランの旅。

スタートは西広瀬城址から。

尾張領地の端にある小さな山城。

ところが登ってみると、もはや完全に竹林へと姿を変えている。

案内板がある堀切方面から上がってみると、曲輪の方へは竹に阻まれ行けず。

飯野川から二の曲輪へ入る道へ、民家横から上がることができた。

しかしそこからも竹に支配された竹の城・西広瀬城址。

かき分けて一の曲輪へ上がると、誰かが竹に書いてくださった「西広瀬城址」。

ありがたい、それだけで報われる気がした。

東海自然歩道トレイルラン写真

東海自然歩道をランニングする前に、お城ファンの血が騒いでしまった。

矢作川を越えて、尾張の西広瀬城と、三河の東広瀬城。

緊張止まない対峙だったのだろうな、城主のプレッシャーを想像すると怖い。

すぐそこの敵兵が夜襲してくれるかもしれない、というのだから。

旧三河広瀬駅舎からすぐの階段を上がろうとすると、この草に覆われた急勾配。

東広瀬城址は、今は広瀬神社になっている。

もちろんこの高台からは矢作川を挟んで西広瀬城を見ることができる。

西広瀬城の坂を下りて、集落にある看板をかろうじて見つけながら走る、時には民家の庭先をかすめながら。

力石町から勘八峡方面へと繋がる道をロストした。

工事中で東海自然歩道の看板が一時撤去?されていて、確率1/2よ、と石野運動場方面を向かって失敗。

遥か遠回りして、なんとか猿投グリーンロード上を通る道へ合流。

東海自然歩道トレイルラン写真

新しい家があったと思ったら、鶏舎やテニスコートがあったり、見知らぬ生活がそこにあった。

東海自然歩道トレイルラン写真

鎮平橋から見る勘八峡と勘八橋に驚き、水越しのサンセット写真スポットではないか!

いつか三脚とカメラ持参で夜景写真をスローシャッターで撮りそうな予感。

東海自然歩道トレイルラン写真

ミスでコースアウトして勘八橋方面へ走ってしまった僕。

島崎豊田線を進み、勘八峡勘八信号手前の登り坂を進むのが正解だった。

しかしこの道も10年前に通ったはずなのに完全に記憶から外れていた。

だが、この道を見た瞬間に記憶が蘇る、いつかはこの登り坂を上がったな、と。

東海自然歩道トレイルラン写真

牛舎が出てきて、東海自然歩道と書かれた小さい看板を見つけて山道へ。

こんな地味なコース誰も歩かないだろうから、蜘蛛の巣がひどい。

東海自然歩道トレイルラン写真

しばらく山道を上がった後、出た車道沿いに進むとようやく勘八牧場へ到着。

この日の目的地はこの旧・市営勘八牧場だった。

春には桜並木の写真を僕は撮りに来る、ここは豊田市の隠れた桜の名所。

東海自然歩道トレイルラン写真

すっかり色を変えた桜並木を歩いていると、なんだか身体が元気なのでこの先も走ってみたい気分になった。

さらにずっと前、ここから足助方面まで走ったこともあるんだ。

それこそどんなコースだったのか、全く記憶に残っていない。

やはり蜘蛛の巣だらけの東海自然歩道をトレイルランし始める。

道中央にそそり出た竹の子を避けながら(ピント合ってなくて恥ずかしい)。

山を降りると、千鳥寺方向への車道を長々と上がる。

記憶と会話を始める、そうだよね、こんな道だったよね。

東海自然歩道トレイルラン写真

途中の水田でも記憶が蘇ってくる、この小高い場所にある水田と視線が水平になる感じ、いつか僕の中を通り過ぎたことがある。

千鳥町の集落は穏やかで、千鳥寺の佇まいももっと穏やかで。

歴史あることがすぐ伝わってくる山門に記憶がある。

石像たちもどうも遠い遠い記憶にイメージが残っている。

この先の東海自然歩道コースが民家脇から進むことも思い出した。

千鳥寺のこと、再見するまでは全く記憶から外れていたのに、見たらわずかながらも記憶が蘇ってくる。

東海自然歩道トレイルラン写真

まだ走れるが、アップルウォッチが今日の走行距離12kmと夕方5時をリマインドしてくれた。

この先はまたいつかね、と諦めてさっき通った小仏を下り345号線を西中金駅跡方面へ一気に走った。

東海自然歩道トレイルラン写真

中金の線路上はお花畑、この中央の廃線上を駆け抜けた一時は光栄だった、この上なく楽しかった。

東海自然歩道トレイルラン写真

最近はずっと走っていてタフな体になっているが、この日は結局まさかの23kmものランニングになった。

思い切ったコースアウトを繰り返した自分が悪いのだが、流石にこの辺りで疲れていた。

力石町の如意寺に入ってみたら、なんと整備された美しい境内。

何十回も車で通り過ぎた道だったが、自分の足で走ってみると知らない存在に出会う。

東海自然歩道トレイルラン写真

この日はわざと携帯を持たずに走った、Google Mapでのコースカンニングは止めようと思って。

それが裏目に出て、それからもコースアウトを繰り返し、また鎮平橋へ大戻りしてから旧三河広瀬駅舎へ。

すっかり夕日が沈む時間帯、無人廃線となった旧三河広瀬駅舎は取り壊されていなくて、今は写真スポットになっている。

東海自然歩道トレイルラン写真

近場で大冒険&迷子で汗をかいた。

本題は勘八牧場へのトレイルランニングだったのが、終わってみれば三河の山野と彼方の記憶を駆ける旅になった。

それはそれで忘れがたい一日。

 


 

芳友町の万燈祭り写真

 

芳友町万燈祭りの写真

燃える松明を振り回して「鬼で~も、餓鬼で~も、来んば来い!来んば来い!」と叫ぶ。

芳友町万燈祭りの写真

火で難を払いのける伝統のお祭り、豊田市石野地区の火振り祭り、芳友町の万燈祭りを撮影。

芳友町万燈祭りの写真

火遊びなんてダメっ!と怒る気持ちも分かるけど、成人儀礼の一環としてこういうものは良い。

火の暑さと煙の苦しみ、この経験を越えたら子供たちは一回り成長する。

暗闇+松明の明るさ+早い動きという3極端は被写体として難度が高すぎる。

芳友町万燈祭りの写真

あれやこれや設定を変えながら、200枚ぐらい撮ってみると、稀に良い写真があるものだ。

怖気づいている子供がいると、大人たちが強い言葉で背中を押し、励ます。

当たり前の光景だが、現代ではそれが素晴らしい。

芳友町万燈祭りの写真

小さな集落だから若手も子供もいない、公募された子供たちが他所から伝統をつなぎに来てくれる。

お盆の先祖供養が主目的だから、こうしてお墓の前で行われるのが芳友町の万燈祭り。

芳友町万燈祭りの写真

子供たちの男気に元気をもらって、精一杯の拍手を送るよ。


勘八牧場の桜写真

勘八峡からすぐ、勘八山の山中にある牧場跡が、勘八牧場。

勘八牧場の桜写真

地図を見ても勘八牧場に着くのは難しいかもしれない、それほど入り組んだ場所。

勘八牧場の桜写真

現在は家畜がいるわけではなく、部分的に畑になっている。

こんな密かな場所に咲く桜、退廃の美まではいかないが、忘却の美がある。

勘八牧場の桜写真

早朝から勘八牧場の桜を撮りに来たら、人も少なく、撮影に専念できた。

勘八牧場の桜写真

豊田市の桜名所のひとつ、勘八牧場の桜。

勘八牧場の桜写真

ひっそりと咲くその美しさを伝えられずにいられるものか。

勘八牧場の桜写真

東海自然歩道のコース上、勘八牧場の桜写真。

愛知県豊田市の隠れた桜スポット、勘八牧場の桜。







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