コストコ山梨の夢物語を書いていたら、2022年6月30日の朝に大ニュースが飛び込んできた!
コストコ南アルプス市が2024年度にオープン決定!
完熟農園跡地に、山梨県初のCOSTCO倉庫店が開業します
コストコは1都道府県に1つはできる。
初めはそう思い込んでいた、コストコ甲府山梨の新規オープン計画。
山梨県という、東京都に隣接して「首都圏(1都7県)」と呼ばれるメジャーな県、
その県庁所在地・甲府市にはいつコストコがオープンするのか、それとも開業しないのか。
開業すること自体は信じているから、問題はそれ3年後か、5年後か、
はたまた10年後かということに興味があった。
ビジネスとは数字である。
贔屓目を覗き、コストコ甲府山梨を取り巻く環境を数字で評価してみると、
我が意に反するものが見えてきた。
甲府市 単独人口 | 18万人 |
山梨県 全体人口 | 80万人 |
首都圏(1都7県)+長野県の人口
東京都 | 1400万人 |
神奈川県 | 922万人 |
埼玉県 | 734万人 |
千葉県 | 628万人 |
静岡県 | 362万人 |
茨城県 | 285万人 |
長野県 | 203万人 |
群馬県 | 192万人 |
栃木県 | 191万人 |
山梨県 | 80万人 |
人口数の圧倒的な差、まさかこれほどとは。
隣接する東京都や埼玉県とは比べるべくもない、とは想像できていたが、
逆端で隣接する長野県の半分以下、富士山の所有争いをしている静岡県の4分の1だと・・・。
「10km以内に人口50万人いればコストコはオープンできるよ」
と言ってくれているコストコジャパン様にどう説明すれば良いというのか。
甲府市の18万人に次ぐのが甲斐市だが7万人弱、
そしてコストコ山梨オープン候補地の南アルプス市は人口3位でも7万人。
いやいや待ってよ、山梨県とりわけ甲府市の地理上の優位性は確かなものだ。
あの長い中央高速道路、八王子ICを過ぎると終点の愛知県小牧市ICまで、コストコは1店舗もない。
あの長野県にすらコストコはないのだが、長野県民がわざわざ東京都のコストコ多摩境倉庫店まで行くわけないじゃないか。
多摩前後に発生する、週末の悪魔の高速道路渋滞に巻き込まれようものなら、週末の貴重な数時間を失ってしまう。
その手前にある、関東地方を一歩でたばかりの町・甲府市にコストコがあろうものならスムーズではないか。
甲府市 → コストコ多摩境倉庫店 | 90km | 渋滞なしで、90分 |
甲府市 → コストコ 座間倉庫店 | 100km | 渋滞なしで、100分 |
甲府市 → 松本市 | 100km | (松本市にはコストコがない) |
甲府市 → 静岡市 | 100km | (静岡市にはコストコがない) |
甲府市は山梨県のど真ん中にあるから、県中からショッピング客がコストコ甲府山梨にやってくる。
平日はコストコ甲府山梨に大勢の客はこないだろうが、週末は手応えがあるよ、成功する予感は遠くから感じてきていているよ。
いかんいかん、どうしてもコストコ甲府山梨を呼び込みたいがために、甲府に贔屓目な発想ばかりをしていた。
それでは冷徹に分析すると、先ほど申し上げたことがそのまま裏目に出て、
コストコ甲府山梨にしろ、コストコ南アルプス市にしろ、オープンする見込みは立たない。
地理上の話は、東京・長野・静岡の中間点で交通の要所のような気がするが、
高速道路で移動する時代なのだから、むしろ他都市から中途半端にみな遠くて、意味がない。
そもそも地場で50万人級の商圏があって、それ以上を補う形で近隣都市から客が来て欲しいのだが、
山梨県甲府市に至っては基本力としての県内人口が少な過ぎる。
多摩・八王子地区内で移動するときの混雑を分散させるための郊外・甲府市と理解したいが、
八王子・甲府間が90kmもあるから、それも通用しない。
つまり結論としては、こうなるのがオチだ。
- 藤枝/静岡市コストコ、もしくは須坂/長野市ができて、山梨県民はそこに誘導される
山梨県も甲府市も個性のある良い場所だが、コストコオープンには決定打が足りない、そんな印象を僕は受けているよ。
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「コストコ山梨甲府」動画を、YouTubeにあげました!
2016年4月16日
新倉山浅間公園・忠霊塔、富士山と桜の写真撮影スポット
この1枚が撮れたから、今日という1日は一生もの。
新倉山浅間公園では「桜」「富士山」「五重塔」をひとつの写真に収めることができる。
難易度を上げて「桜満開」「富士山くっきりの青空」にまで恵まれた日のこと。
有名な構図そのままで、何一つオリジナリティはないが、この写真を自分自身で撮影できた。
朝9時から桜に陽が当たり、富士山頂上を覆っていた雲が消えたその時。
桜満開のタイミングを狙い、前夜から泊まり込み、朝8時からスタンバイ、「その時」は音もなく来た。
全ての条件が揃った時は撮影に夢中過ぎて、脳は何も考えず、記憶も遠い彼方。
58mmの画角では狭すぎた、24mmの広角レンズはPLフィルターを忘れたので迫力に欠ける。
残業した後に車を飛ばして来たから到着は深夜1時半、起きたら目が覚めるような快晴。
400段の階段を上がって忠霊塔の展望台まで来ると、↓のように肝心の富士山のお顔が見えず。
(↑8時過ぎ、富士山は見えず、桜に陽が当たらず暗い。諦めて帰る人もちらほら)
優しい気持ちで待ち続けること1時間ばかり、雲が切れて「桜」「富士山」「五重塔」が成立。
山梨県富士吉田市の新倉山浅間公園、自分の幸運に感謝しながらの写真撮影だった。
富士五湖の桜名所 河口湖北岸、西湖畔、精進湖からの桜写真
富士五湖の桜名所を写真に撮ろうと、まずは河口湖の北岸から。
さっきまでいた新倉山浅間公園では富士山が見えていたのに、河口湖に来たらもう見えません。
桜は満開だし、河口湖円形ホール湖畔沿いは素晴らしい桜名所なのに、もう一人の主役(富士山)現れず。
脇役の芝桜さんの色合いが素敵に撮れた。
あの厚い雲の向うに、富士山がいるんだ、逢えない今日も別に珍しくも悲しくもない。
西湖畔からの一枚が↑。
精進湖・山田屋ホテル前からの一枚が↑、富士五湖の桜名所を求めてドライブ、昔の思い出に浸りながら。