三重県初のコストコがオープンする、いいえ、オープンしないはずがない。
場所は津市に、中でも久居IC(イオン久居と入れ替え)が最有力候補地、
次点が津ICと建設予定地までネットの噂になっている。
問題はその時期がいつかということ、それもまぁ2024-2025年までの数年のうちで間違いはないでしょうけど。
(伊勢自動車道 久居インター出口すぐ、イオン久居店付近の道路)
それにもまぁまぁの根拠がある。
2021年7月のコストコ名古屋守山区オープンの際、
コストコジャパンの社長が「3-4年後には三重県にコストコ作りたいねー」とコメントされた。
リップサービスもあるのだろうが、選択肢から全く外れていたのならばそんな発言も出てこないだろうから。
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三重県コストコオープン予想動画を、YouTubeにあげました!
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そんな強気な久居コストコのオープン事情と思い込んでいる私。
気合だけじゃいけないので、コストコジャパンのウェブサイトに公表されている土地条件について考えてみた。
敷地面積・建築面積・用途地域・駐車場・車アクセス・土地の購入や定期借地は、きっとどうにでもなる。
「高所得層マーケット」では、三重県の平均年収は395万円。
全国平均が408万円、愛知県で403万円であることを思えば、クリアしているように見える。
「商圏人口」が勝負だ、半径10kmの人口が50万人以上という基準がある。
結局はここにたどり着いて、「三重県にコストコできるはず」っていう感情論ではなく、数字で語れるかな、私。
単独
津市 | 28万人 |
隣接市(三重県のみ)
鈴鹿市 | 19万人 |
松阪市 | 16万人 |
亀山市 | 5万人 |
伊賀市 | 10万人 |
名張市 | 7万人 |
津市と隣接市を合わせて、85万人。
三重県全体で186万人。
愛知県に近い四日市市が単体で30万人。
この数字だけで前向きにロジックを作り出すと、こうなる。
「津市は三重県の真ん中にある県庁所在地。四日市は名古屋商圏に近いから除外したとしても、
ほぼオール三重県の商圏人口・100万人級なら、久居コストコは文句なしに基準合格!」
往々にして、ショッピングモール誘致や立地条件の見込みは甘くなる。
本当に採算が取れるかは二の次で、とにかくコストコ誘致すること自体が目的になりがち。
人口だけで判断せずに、もう少し他のデータを見てみようかな。
次は、他の東海地方コストコ倉庫店への距離について。
あれ、合格だ。
コストコ同士で需要を食い合うことがない距離が保たれている。
東 | 岐阜羽島コストコへの距離 | 90km |
東 | 名古屋守山区コストコへの距離 | 100km |
東 | 中部空港コストコへの距離 | 100km |
西 | 京都八幡コストコへの距離 | 100km |
どうも話がうますぎる。
何か落とし穴があるのではないだろうか、と私は邪推する。
じゃぁ次は高速道路網について書き殴ってみるとするか。
- 久居ICや津ICがある東名阪自動車道、中でも渋滞具合は最近どうよ?
- 2008年の新名神高速道路の部分開通で、愛知圏~大阪圏の移動幹線は四日市ジャンクション経由にシフトした
- 週末に慢性化した四日市・亀山あたりでの交通渋滞はひどいものだった
- 2019年3月、新名神高速道路・四日市JCT~亀山西JCTの開通によって、この渋滞のほとんどがなくなった
(久居ICすぐの土地)
さて、東名阪自動車道の次の存在価値はいかに多くの人に利便を与えるかということ。
伊勢神宮や鳥羽志摩への観光客の通り道として最高だが、ジャズドリーム長島から伊勢神宮までをすっ飛ばしていく人は多いだろう。
その途中途中で楽しみを創造しなくてはいけない、経済循環を誘致しないといけない。
そこで久居コストコをオープンさせる案はどう? → 最高の経済刺激だ!
私は困っているよ。
ポジティブ情報に流されるのではなく、三重久居コストコオープンの夢に冷や水をさすネガティブ情報を探そうとして、それが見当たらないという状況に。
まぁ唯一心配があるとしたら、三重久居コストコオープン予定(現存のイオン久居)の隣に、
緊急病院である「三重中央医療センター」があること。
救急車の走行を妨げることは許されないのだ、それは大事。
地元説明会でもこのことがポイントになったらしい、コストコオープン直後の道路渋滞はイメージが悪いから。
(右上がその緊急総合病院、周辺の田んぼと一緒に撮ってみた)
コストコジャパンの社長さんがおっしゃった「2023年までに、東海地方ではあと7店舗オープンさせます」という言葉。
あれから、岐阜羽島・浜松・名古屋守山区と3つのコストコ倉庫店が
オープンに漕ぎ着けている現状、あと4つオープンしても不思議はない。
まぁあのオープン計画は、新型コロナウイルス影響のずっと前に練られたもの。
2020年春以降のコロナ禍での経済後退を加味したとしても、
あと1つ2つは東海地方コストコが開業計画されていても不思議はないよね。
三重県にコストコオープンか、久居ICと同様のところに他県コストコはあるのだろうか?と思い付いたので調べてみた。
コストコが新規オープン計画されているとウワサされている場所と人口
(市単独の人口ね、周辺の市の人口は含まず)
浜松市 | 80万人 | 既に、コストコできました |
熊本市 | 74万人 | 今度、コストコできます |
岡山市 | 71万人 | 噂あり |
静岡市 | 68万人 | 噂あり |
松山市 | 51万人 | 噂あり |
宇都宮市 | 51万人 | 噂あり |
津市 | 28万人 | 我らが三重久居コストコ |
まずい。。。
地域事情はあれど、もっと可能性がある有力都市にもコストコできていないのか。
三重県の優先順位ってどうだろうか。
東海地方ですでに4店舗(愛知2・岐阜1・静岡1)あるのに、コストコは次に三重県をターゲットにしてくれるのだろうか。
光はある。
もっと人口少ない場所にも実際はコストコはオープンしているのだから。
ベンチマークの意味で、藁にもすがる思いで、下の情報も気にして欲しい。
コストコかみのやま倉庫店 | 山形県(県人口108万人) | 上山市(市人口3万人) | 隣接する山形市(市人口25万人) |
コストコ射水倉庫店 | 富山県(県人口104万人) | 射水市(市人口9万人) | 隣接する富山市(市人口41万人) |
コストコ野々市倉庫店 | 石川県(県人口114万人) | 野々市市(市人口5万人) | 隣接する金沢市(市人口46万人) |
いける、いける気がする。
可能性はあるよ、三重久居コストコの実現は。
前半の情報を見ると、「確実だ、三重久居コストコのオープンは!」だった。
後半の情報を見て、「候補だ、可能性はあるよ、三重久居コストコはオープン?」に変わった。
(久居陣屋というものが昔あった、お城のひとつ格下、小さな小さなお城ってこと)
もっと愛知県名古屋市方向に寄った方が良いかな?
それなら四日市市内のどこかも候補だ、とにかく住所が三重県内だったら良い気がする。
いわゆる「愛知県のアウトレットモール」は長島と土岐の2つがあるが、
長島は三重県、土岐は岐阜県、どれも愛知県境だが厳密な住所は愛知県ではない。
その裏返しでもないのだが、三重県内の住所にコストコ三重が欲しいという細かなこだわり。
(久居陣屋の跡、今はただのグランドに)
どこまでいっても素人の推測の域を出ないお話。
我が町にコストコを!という憧れ、夢、明るい光を誰だって欲しがるもの。
いつか、そのうちに、きっと、あわよくば、運次第で。
三重県久居コストコのオープンにまつわる、邪推と空想物語でした。
だがしかし、どうやら久居インター周辺の地権者と合意ができず、久居コストコのオープンは遠のいたらしい。
とにかく津市一帯にコストコが生まれればいいな、それだけを願う日々ってことで。
2023年2月12日
ベビースターラーメンのテーマパーク「おやつタウン」というのが三重県津市の久居IC近くにある。
娘がどうしても行きたいというので、向かうと小規模なら立派なテーマパークの世界。
隣接するベビースター工場の見学ができるわけではないけど、ワクワクする外観。
娘と必死になってアスレチックで遊んだ、それはもう夢中で。
超ドデカイジャングルジムも最上階まで行った、キッズたちに混じって。
フリフリベビースターを作った、娘の教育になったのだろうか。
ベビースターラーメンは僕の好きなお菓子のひとつ、しかしテーマパークがあるとは知らなかった。
キャラの立ったテーマパークはいいね、楽しいおやつタウンでした。
2020年7月18日撮影
東海道・関宿の写真、維持保存された当時の町並み。
上の写真が「眺関亭(ちょうかんてい)」の二階から撮影した、東海道亀山・関宿の写真スポット。
なんと無料で眺関亭の二階に上がることができ、写真のように建物の屋根の目線から、関宿を一望ができる。
こんな場所があるとカメラマンには限りなく嬉しい。
この角度から写真撮影したいがために、僕は関宿をわざわざ訪れた。
往時にタイムスリップできる場所・関宿。
まぁ、とても華やかというわけでもないが、風情は十二分にある。
こうして東海道の姿形をずっと残してくださってきた先人たちよ。
それでいて現在も人々が暮らしている、住みやすさはどうなのだろうか。
ある程度の中望遠レンズを携えて、三重県亀山市の写真スポット・関宿を訪れるべし、歴史好きのカメラマンならば。