埼玉県3店舗目のコストコは、川越市内にこそ相応しいって大きく主張したくなる。
そもそもの元凶は、人口700万人オーバーのメジャー県なのに、
2021年時点で、埼玉県にはコストコが2店舗しかないこと。
川越市から一番近いのは | コストコ入間倉庫店 | 30km |
川越市から次に近いのは | コストコ新三郷倉庫店 | 65km |
埼玉県の西南にコストコ入間(2008年オープン)を、東南にコストコ新三郷(2009年オープン)を。
しかし、その次の一手がもう10年以上も出てきていない。
埼玉県の中央と北部へのアピールに乏しいのが現在のコストコ埼玉県事情。
そこで登場してくるのが川越市、位置的には「埼玉県の都市部の北限」と言ったところで、
それより北になると都市部からは遠いイメージになっていく。
さいたま市(旧:浦和市)からは荒川を挟むから周辺は道も土地も開けている。
川越市(人口35万人)・さいたま市(人口126万人)はもちろん、以北の埼玉県各都市からのコストコ客が期待できる。
さいたま市内にコストコがオープンできれば良いのだが、何せその人口数だ、
交通渋滞のリスクを考えれば、より郊外に求めるのが自然だろう。
川越市の254号線(富士見川越バイパス)に、コストコ川越市はオープンするでしょう。
少し南下した富士見市内に「ららぽーと富士見」があるけど、その北寄りにコストコ川越が開業すればいい。
問題なのは川越市から入間市が30kmと近いこと。
中間にある狭山市~川越市の民からすれば、すでにコストコ入間市に行くことが習慣化していたのに、
今更逆方向の川越市内に車を走らせるのも心外。
それでも、さいたま市内にコストコができないのだから、川越市ぐらいなら喜んで行ってくれるさ。
つまり消去法としてのコストコ川越市、だって「コストコさいたま市」ができないのだから。
往時は川越城のある川越藩が武蔵国一帯を治めていたのだから、
そう違和感はないさ、川越市があのあたりに幅を利かせることは。
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「コストコさいたま市」動画を、YouTubeにあげました!
2016年9月17日
川越の写真(蔵造り・時の鐘)小江戸と小京都、埼玉県川越市
久しぶりに小江戸・川越の蔵づくりの町並みを散策してみると、外国人観光客がたくさんいることに驚いた。
主に台湾・中国からのインドバウンド客をお見受けする。

川越_外国人観光客
僕が若い頃、もう20年も前のことだが、川越への観光客といったらシニアな人(もちろん日本人)のイメージ。
それがなんだか、小江戸だの、関東なのに京都を手軽に味わえる小京都だの、異名が盛り上がって訪問者が増えて行った。
それはきっと川越観光を誘致していた人たちの勝利。
蔵造りの町並みの中心地は、週末だけは歩行者天国にすべきだな、
道の両脇にお店があるのに、真ん中に車が走っていては調子が悪い。
観光と生活の両取りをしている感じ、あと一歩踏み込んでいっそ観光地化を。
そのぐらいの舵取りが求められているよ、川越の中心地は。
サンロードのキラキラしたお店のアーケードばかりに足を踏み入れ、
こっちの小江戸川越の古い町を訪れることがほぼがなかった高校生の僕。
惜しい、今思うと惜しいな、和風の魅力は若い頃の自分には響かなかった。
川越祭りで偶然に歩いたぐらいだよ、蔵づくりの町並み一帯は。
江戸時代には、江戸に次ぐ関東第2の大都市だった川越(河越)。
今更知った川越という町のこと。
なんだか今では誇らしい、小江戸・川越の蔵づくりの町並み。