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コストコ岐阜羽島2015年オープン、東海の西端、近畿の東端

投稿日:2018年8月25日 更新日:




トコ岐阜羽島は地の利を活かす
決して有名ではない「岐阜羽島」にどうして中部地方2店目のコストコができるの?
その素朴な疑問にお答えするため、関西と中部の交通ルートを考えてみよう。

名古屋から関ヶ原を越え、琵琶湖へ抜けるのが中山道。
この中山道には東海道新幹線と名神高速道路が走り、現在の交通ルートの主役だ。
その中間にある関ヶ原、冬になると雪が降って通行不能になるリスクがある。

関ヶ原、あぁ、関ヶ原、天下分け目の関ヶ原
その手前に新幹線や旅人が退避する土地が、東は岐阜羽島・西は米原。
岐阜羽島は東海地方の西端なのだ。
(更に西に大垣市もあるけど、岐阜羽島は名古屋により近い)
東海地方の西を牛耳る役目は、コストコ岐阜羽島に

ついでに言えば、京都のコストコ八幡は京都の西端にあり、大阪に近い。
近畿地方の東側の人が、関ヶ原を越えてコストコ岐阜羽島に来ることも期待できる。
新幹線の岐阜羽島駅と、高速道路の岐阜羽島インターチェンジがある岐阜羽島は交通の要所。
こうして紐解いてみると、コストコが岐阜羽島にオープンする意味も納得できるというもの。
期待しちゃうなぁ、コストコ岐阜羽島 (^O^)/

コストコ岐阜羽島2015年オープン

これで出店確定だな、コストコ羽島
2013/11に岐阜新聞でコストコの岐阜羽島出店を報道されて以来、
東海地方2号店、美濃岐阜への初出店ということでコストコ羽島待望論が高まっていた
オープンから半年がたっても、コストコセントレア倉庫店の混雑は留まるところを知らず、
こんなに人気あるなら2号店を作っても客が入るのでは?」「岐阜県民にはセントレア遠いっス」
なんて声がネット上に溢れるようになった。

コストコホールセールジャパンの日本支社長が、名古屋で記者に語ったのが2014/2/17。
東海地方で2018年度までに2店舗を新規出店」という発言に驚かされた。
コストコ羽島のオープンは2018年まで先なのか。
都市もインフラも客の需要も、すぐそこ手の届く範囲だと思っていたから。
羽柴秀吉と蜂須賀小六の墨俣一夜城のように、1年足らずでオープンすることを勝手に思い込んでいた。
あと3年もコストコセントレア倉庫店だけで東海地方の需要を受け止めるのはちとキツイ
僕たちにできることは、それぞれのコストコ愛をコストコセントレア倉庫店に来店することで表して、
そのあまりの需要の為にはコストコ羽島倉庫店のオープンを先出しさせることか。
だってコストコ羽島が欲しいのは2018年じゃないよ、今、今すぐに欲しいのだから。
そう思いつめていたら正式発表があったよ、コストコ羽島は2015/11/20にオープン確定。
かつて隆盛を誇った美濃・稲葉山の地。
その稲葉山城攻略の拠点として造られたと言われる墨俣一夜城。
コストコ羽島は墨俣一夜城に近く、それはコストコの美濃・岐阜制覇のきっかけになるのだろうか

コストコファン&歴史ファンの夢想ね。

東西に走るアメリカのフリーウェイを眺めて、どこにコストコがあるかを見れば一目瞭然だよ」

コストコ名人を自称するケンは、そう語ってわたしにボールを投げた。
受け取ってしまったそのボールを早く手放そうと、まずはグーグルマップでコストコを検索する。
どこにしようか、そうだ、コストコ発祥の地・ワシントン州までにしよう。

こう見ると、地方大都市にひとつずつ配置されたアメリカのコストコ店舗
何もない大地が続いたと思ったら、特定の都市に人口が集中し、またちょっと郊外に出ると急に人が少なくなる。

それがアメリカのコストコのオープン基準なの?

(アメリカ・ワシントン州にあるコストコ位置図)

都市圏は砂漠の中のオアシス。
その都市圏にぴったりと張り付くのがコストコ、見事な場所取りと褒めたくなる。
合理的なのだ、ちゃんと一定のマーケティングがされているのがコストコだろう。

「さて、日本ではどうかな。そうだな、東京から名古屋までの東海道沿いはどう?」
意図的に場所を決めているようには思えないケンの声色。
それなら思い込みを排除して東海道沿いのコストコをチェックしてみようじゃない。

(日本・東海道にあるコストコ位置図)

そうだろうとはうすうす感じていたけど、アメリカのコストコ出店パターンは、日本のものとは異なっていた。
国土が狭い上に、居住できる平地割合の少ない日本では、街は連続している。
街・町・街・街・町・町 と続くのが日本だとすれば、
野・村・野・町・野・街 と続くのがアメリカ。

アメリカは街にコストコが出店しているが、日本には街ですらコストコが出店しているとは限らない。
街の格でも、コストコ岡崎市だって、コストコ守山区だって、コストコ鹿沼だって当確ではない。

日本のコストコのオープン基準が分からなくなってきた。

「それって何故だろう、ケン?」
疑問は詳しい人に聞くのが良いと思ったから、隣でコストコのディナーロールをおいしい、おいしい、

と言って食べているケンに質問してみた。

「日本では食料品が近所のスーパーで毎日手軽に買える。鮮度を重視する国民性じゃない?」
逆質問されて、わたしはちょっとカチンときた。
生活様式が異なるのは分かっている。

いちいち細かく、サービス過剰なのが日本の善し悪し
本当は毎日しなくてもいいよね、買い物だって。
あれも日本特有の過剰サービスのひとつだろうか。

家庭から主婦が求められる過剰サービスってことね。
無意識のうちに、家にもコンビニのようなサービスを求めている?

「きっついな、アメリカはコストコで、日本はコンビニか」
吹き出したケンの手には、「2019年コストコ守山区オープンか?」と書かれたニュースペーパーが。

私はこう言いたいよ、極端過ぎて笑われるとしても。
細やかなコンビニサービスの対極にあるのが、ラフなコストコサービス。
日本で流行っているものと、アメリカで流行っているもの。

皮肉たっぷりに言えば、アメリカで定着しえないものと、日本で永続しないだろうもの。
コンビニ全盛期の日本に、真っ向から反抗するかたちで乗り込んできたのがコストコ。

コストコの中に、コンビニをつくってみたらどうかな、ケン!」
ありったけの元気を込めて、躊躇をせずに一太刀目に全てをかけて斬り下げる。
どうにかして日米を融和させようと、わたしなりのアイディア。

「冗談のような考え方だね!でも、これからはそんなのも不自然じゃない」
そう言って笑ってくれたケン、オープンなコストコトークには楽しみがあるの

 

愚な発想と笑われるのも承知の上で、「ミニ・コストコ」という形態を考えてみた。

通常のコストコ倉庫店では、下記を土地条件とされている。

敷地面積 → 7,000坪 (≒23,000m2)
建築面積 → 4,200坪 (≒13,000m2)
駐車場 → 800台
雇用 → 250-500名を新規雇用
商圏人口 → 半径10KMで5万人

これらがどのぐらいの規模を意味するか、建築面積(=延床面積)をモノサシにしてみた。

「(建築面積では)コストコは東京ドームの約3分の1、イオンモール土岐の約7分の1」となる。

これじゃピンときませんね。

野球のグランド(観客席やベンチは含まず。選手がプレイする場所だけ)が約13,000m2。

そう考えると、2017年時点で26店舗あるコストコを、2030年には50店舗に増やす計画は容易ではない。

そこで、「ミニ・コストコ」だ。

コストコ倉庫店を出したいけど、同地域に別のコストコがあったり、商圏条件がぎりぎり満たない場合、

コストコ自体のサイズを小さくして出せば、ペイできるビジネスになるのではないか。

そもそも、アメリカ基準の物量自体が大きすぎる、すべて半分でも良い。

ミニ・コストコならば、北関東で機会を逸したコストコ鹿沼、

三河で期待されるコストコ岡崎 or コストコ豊田も現実的なものとなる。

それはね、コストコ自体が「メガサイズ」の代名詞であり、それのミニ版って

「ミニ・メガサイズ」というコンセプト矛盾したものになり、自滅の道をたどる切欠になるかもしれない。

反対に、コンビニや軽自動車が巨大化したらどうか。

ダメだ、もうぐっちゃぐちゃ。

この空想はボツにしよう、「ミニ・コストコ」は林立したら「メガ・コンビニ」も生まれるということになる。

 

 

狙いは上々、動きは早いよ、コストコ岐阜羽島。
2013年8月オープンのコストコ中部空港での成功実績をみて、
2013年11月にはコストコ岐阜羽島の出店検討が岐阜新聞に載った。

なるほど、良い立地条件じゃないか、コストコ岐阜羽島!
名神高速の岐阜羽島ICを降りてすぐ、名鉄・新羽島駅と、東海道新幹線・岐阜羽島駅から1kmちょっと。
周囲に特別大きな施設があるわけではなく、交通量は適度だ。

ターゲットにする客層も明確だ
コストコ中部空港の渋滞で証明された、東海地方でのニーズの高さ。
西をコストコ岐阜羽島で、東をコストコ中部空港で。
現在、関東で10店舗、関西で3店舗あるコストコ、東海ではまだ1店舗。
コストコ中部空港で流通ルートが確立できただろうから、その直後の出店は賢明だ。

羽島市長のトップセールスによるコストコ岐阜羽島誘致計画と聞く。
以前からもモレラⅡなどの商業施設計画があったが、景気悪化で頓挫した場所。
戦国時代の名残が多い東海地方だ、本当は隣の大垣市だが、
近くには豊臣秀吉がたった一夜で造ったという墨俣一夜城がある。
コストコ岐阜羽島を待ち焦がれる僕としては、驚異の短時間での完成を夢見ていたい。

 


 

 

羽島コストコはビジネスモデルとして失敗のリスクがないように見受けられる
単純に商圏人口の数字を拾ってみることが計りの第1ステップ。

10km以内に50万人以上というモノサシがコストコの基本出店戦略とされているね。
2015年以降にコストコ鹿沼店がオープン予定だが、その商圏・宇都宮市は条件にぴったり。

岐阜の特徴は名古屋のベッドタウン化されていることもあり、
各務原市に14万人、大垣市に16万人など、岐阜市に一点集中していないところ。

当然、人口227万人の名古屋市民が羽島までやってくる可能性があり、
そのBuying Powerは50万人どころではなし、100万人近くになる

 

 

 

第2ステップとしては羽島コストコの受け皿だ
1000台規模の巨大駐車場、高速道路のICから容易に乗り降りできる、周辺道路に混雑をもたらさない。
ついでに自治体から当面の固定資産税の減免などの特典が欲しい。

名古屋と大垣の間に位置し、残念ながら目立ったスポットもなく、羽島IC付近に混在もない羽島は、
計らずして魅力的な出店候補地になっていた

冷静に見て、素人目だが、羽島コストコのオープン後の道のりは明るい。
2015年に出店した羽島コストコには確かな足元があること
熱烈歓迎のコストコファンとして、ここでアピールしておくよ。

 

めでたいコストコ岐阜羽島のオープンに、冷や水を浴びせるようでゴメンね。
高速道路の渋滞が心配で、コストコ岐阜羽島のことばかりを考えている。

問題は名神高速道路の一宮ICと一宮JCTの付近で、毎週末発生している高速渋滞。
原因は単純な自然渋滞(登坂が多くて、ついついスピード緩めちゃう)と交通量の集中。

2015年11月20日にオープンするコストコ岐阜羽島、当初の渋滞は避けられないだろう

長い目で見れば、2020年までに東海環状自動車道が養老JCTまで開通すれば、
一宮近郊の道路渋滞も大幅に軽減されるはず。
自動車移動を好む東海人たちが、大量の物資を買い付けるコストコに行くのに
電車やバスを使うはずもなく、当然ながら高速道路の岐阜羽島ICを通ってコストコ岐阜羽島へ行く。

高速渋滞の心配は、コストコ中部空港店でも話題になった。
結果、りんくうICを降りてすぐの立地条件+交通量がもともと多すぎない場所+上手な誘導のおかげで
オープン当初はさておき、1か月もすれば平静を取り戻すというファインプレーに。

こんなところにも秩序を守る日本人根性が見え隠れするのだと感心したものだ。
願わくば、コストコ岐阜羽島の駐車場のスペースを、限りなく広大に確保して欲しい。
結局は道路渋滞を防ぐコツって、滑らかに駐車場に出入りできるかどうかにかかっている

幸い用地だけは思い切って確保できそうな場所だからね、コストコ岐阜羽島は。
そんな渋滞にまつわるアレコレを考えて、コストコ岐阜羽島のオープンを待ち続ける私だよ。

 







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