引かれた線を超えれば、超えた前と状況が異なることに不思議はない、線ってそういうものだ。
それでもね、アメリカからカナダへ陸路入国して、トロントに入った途端に明らかに変わった人種比率に目をむく。
トロントは移民の街、なんとも色が豊かに。だから、チャイナタウンが異様に発達していても納得なのだ。
スパダイナ・アベニュー辺りのチャイナタウンの様子ときたら・・・中華圏の暮らしそのもの。
その中で、飲茶をいただいた Rol San Restaurant (龍笙棧) の本物ぶりが記憶に残った、ここに書かずにいられない。
このブロックに入ってきたら景色が変わる、歩く人たちが変わる、トロントが変身したようだ。
歩いていて安心するのは、アメリカでの欧米文化生活が長くなったからかな?
アジアの空気に落ち着く、僕はアジアンなのだと。
ともかく、Rol San Restaurant の飲茶の本物ぶりよ、なんて美味しかったことか、近所に欲しかったことか。
台湾で飲茶をした時を思い出す、それは贅沢な時間だった、ナイアガラの滝もCNタワーも記憶の彼方になる。
漢字のある街、そのくせアジア人だけではないトロントのチャイナタウン、不思議だ、不思議だ。
大都会トロントでお食事したいわ→和食じゃなくて中華でしょ→チャイナタウンで飲茶、Rol San Restaurant
そんな流れが自然ね、僕の常識をなんか破ってくれたトロントのチャイナタウン、本物ぶりに参った。