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アメリカ暮らしを、詩的に高品質で!

アメリカ人の生産性が高いのは、仕事量を減らす習慣が徹底されているから

投稿日:2016年11月2日 更新日:




アメリカ人の労働生産性は高く評価されている。

彼ら彼女らと一緒に仕事をしてみると、その理由というか仕組みが分かった気がした。

仕事の山をひとつひとつ片づけていくスピードに関しては、日本人のほうがはるかに早い。

ただし、最終的なゴールを見据えて仕事の山を積むとき、日本人は山を高く積み過ぎる。

アメリカ人はシンプルに山を積んでいくので、総仕事量が少ない、だからゴールに着くのが早い。

究極的には、この差が日本人とアメリカ人の労働生産性の高い低いにつながると僕は見た。

「シンプルに (Simply)」がキーワードだ。

アメリカ生産性の高さ1.jpg

例示をしよう。

君は誰かへプレゼントを渡そうとしている。

日本では、値札を取り、それらしい包装をして、紙袋に入れて渡すのがイイね。

アメリカでは、値札を取らず、包装をせず、品物はそのままお渡しするのが普通。

「プレゼントを渡す」というゴールに向けた下準備、自分以外の人の作業を考えると、

日本では数分の仕事量、アメリカでは数秒の仕事量だ。

もちろんゴールの意味は異なる、特に日本ではプレゼント自体に加えてそのプロセス(気遣い)を

評価する習慣があるし、アメリカだって包装してもらったほうが嬉しい。

何事も一長一短、この例示だって別の解釈があるかもしれないが、仕事量という意味では分かりやすい。

キレイに包装をする技術で言えば、きっと日本人のほうが短時間で器用にしてしまうと思う。

ただし、アメリカ人は「そもそも包装は必要なの?」という観点で考え、その作業を省略してしまう。

こうなると幾ら素早く包装したとしても、そもそも包装しないアメリカ人の方が労働生産性では高い。

アメリカ生産性の高さ2.jpg

君は仕事のメールを打っている。

日本では、宛先の名前を本文にも書き、会社名と名前を名乗り、「お世話になっております」の挨拶から入って本題だ。

アメリカでは、いつも連絡を取り合っている間柄の場合、上記は全て省略して、いきなり一行目から本題だ。

たかが数秒の工数差だと思うかもしれない。

一事が万事、こういうことの積み重ねで全体の仕事量に差が出てくる。

日本人は、 仕事量を自分たちで高く設定するから、処理が早くとも、生産性が低い。

アメリカ人は、仕事量を自分たちで低く設定するから、処理が遅くとも、生産性が高い。

その中間を取っている日本人/アメリカ人たちも多々いるだろうが、極論すればこうなる。

生産性の高さ低さを語るのもいいけど、結局は文化や習慣も関係してくるから一概には言えないね。

日本ではサービスが高くて快適に暮らせる、と言われるが上記の仕事量が高い設定によるものだし。

アメリカでは最低限のサービスしかなくて困る、となるが上記の仕事量が低い設定によるものだし。







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