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京都一周トレイル(東山コース~北山コース~鞍馬寺)トレイルランニング

投稿日:2016年5月14日 更新日:




全長70kmの京都一周トレイルのうち、最も美しいのが東山コースだと知った。

伏見稲荷~清水山~大文字山~銀閣寺~比叡山延暦寺、京都の有名どころが連続。

どれも程よい距離感なんだ、トレイルランニングを中心にしつつ、息抜きで観光できる。

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前回の京都一周トレイルランニングでは、体力の限界でショートカットしてしまった東山コース。

道に迷い過ぎたこともあって、無念が残ったままだった。

30代最後の挑戦、今を逃すと当面は走れないから、東山コースを再度走ることにした。

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東山コースのスタートが伏見稲荷というのは贅沢、

しかし見どころが多すぎて写真撮影と観光にパワーを使ってしまう。

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四つ辻の先から京都南部を一望、大鳥居が見える。

朝7時過ぎに歩き出して、結局1時間近く伏見稲荷の世界に引き寄せられていた。

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泉涌寺を過ぎ、標識9-2と10の住宅地で迷ったが、優しい地元の方に声をかけてもらってコース修正できた。

この辺りは平地ばかりなので、RUNで駆け抜けるスピードが心地良い。

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国道一号線を地下道でくぐり、清水寺の裏、清水山から東山山頂公園へ。

京都タワーが見える展望台。

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先を急ぐか迷ったが、将軍塚を拝観してみると予想を超えて素敵な場所だった。

清水の舞台よりも大きな舞台(木製展望台)があり、

その先の景色と合わせて最初に目にしたときは感激の声が出た。

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ここからの京都の夕景・夜景は美しいだろうな、いつか三脚とフルサイズカメラを持って試したいものだ。

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休憩がてら、青不動明王(国宝)と向き合って過ごした時間は意味深だった、それから庭園もキレイな将軍塚。

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青蓮院門跡からは下り道、知恩院の裏山を通って東山の都ホテル京都~蹴上駅付近のねじりマンボ。

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新緑のインクラインから坂を上がり、日向大神宮へ。

走る途中に有名な場所が点在しているから楽しい東山コース。

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日向大神宮からは伊勢神宮に近い空気を感じる。

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天の岩戸くぐりを過ぎると山道へ、南禅寺の裏山を通っていることになるのだろう。

トレイルランニングと書いたが、今日は予定距離が40kmと長いし、体力の温存を考えて登りは歩き。

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京都一周トレイルをそれて、大文字山の頂上へ。降りると銀閣寺の横に出た。

広角レンズではないので撮れないが、広がる景色が異様に近いことに驚き。

山と街が隣接しているのが京都。

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哲学の道、先月に来た時には散った桜の花びらでピンクの川が出来ていたのに、今日は新緑一色ね。

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日本バプテスト病院からが、いよいよ比叡山登りだ。

東山コース最大、いや、京都一周トレイル全体でも最難関。

標高差約600m・2時間ほどの登山だ、これ単体なら良いが、今日は40kmを走る予定なので体力をここで多く使う。

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もはやトレイルランではなく、単なる厳しい山登りに。

比叡山延暦寺へと向かう修行僧のイメージで。

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ケーブル比叡駅に着く頃には登坂の一歩を踏み込むのが辛いぐらいの疲れ方に。

伏見稲荷を7:15に出発、ケーブル比叡駅に15:00到着だから、東山コース24.6kmを7時間45分かけて踏破。

分かっていたが、一番楽しいのは伏見稲荷から銀閣寺まで。

比叡山を登るのはタフ過ぎる。

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続いて京都一周トレイル北山コースへ、体力の半分以上は使い果たしたが、まだ先は長い。

つつじヶ丘一帯の景色が素晴らしい、山登りの厳しさは消え、高所の丘ならではの優しい感じが出ている。

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北山コースは、ケーブル比叡駅から二ノ瀬駅の17.9kmだが、その手前の鞍馬駅をゴールに考えていた。

伏見稲荷から鞍馬寺駅でちょうど40km=10里になる。

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比叡山延暦寺・浄土院への階段、いよいよ聖域へ踏み入れる予感に、疲れた心身でもゾクゾクする。

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常行堂と法華堂をつなぐ橋をくぐる、なんだかそれだけで光栄な気分。

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風が冷たくなった気がして、身が引き締めた。

夕方近くになったからではないはず。延暦寺の気配だろう。

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すでに体力は大半をすり切らしているが、足が痛いということはない。

これなら大原でギブアップせず、鞍馬寺まで行ける。

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前回、京都一周トレイルを走った時は比叡山登りで体力と時間を使い果たし、

ここからショートカットしまくって大原に出た。

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備えをしてきただけあって、今日は大丈夫。

先にも後にもない記録を打ち立てることだけが身体を支えていた。

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玉体杉から京都御所方面を望む、随分遠いところまで来たものだ。

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ここからが最後のボスの登場だった、横高山への急坂は限界が近づいている身体へのトドメ。

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登り切ったと思ったら、すぐに水井山への急な登りが。

標高794mのここが京都一周トレイルの最高地点。

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仰木峠からは下り道、時間をセーブしたくて走り始める。

鞍馬寺まで体力は持つが陽が落ちて暗くなるとマズい。時間との勝負になってきた。

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ボーイスカウト道を下ると、大原戸寺までの平地を走る。

夕陽が眩しい。写真を撮る手数も少なくなってきて、先を急ぐ。

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戸寺バス停前、この信号が以前の京都一周トレイル2回ともゴールを迎えたので思い出深い、しかし今日はまだ先がある。

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高野川の緑が美しい、その先の杉林が相変わらず美しかった。

もう何も考えず静原の里へ。

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今のペースなら真っ暗になる直前に鞍馬寺まで行けると踏んだ僕は、諦めずに静原を走る。

水田と鯉のぼりにカメラを向けた。

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静原神社を素通りし、薬王坂を一歩一歩登り切る。鞍馬寺に着いたのが19:24。

薬王坂を下る道は暗闇直前、あと15分遅かったらアウト。

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結局、伏見稲荷から銀閣寺・比叡山延暦寺を経て、鞍馬寺まで40kmの京都一周トレイルランニング。

正直、そのうち4分の1も走っていないが、昔の人は1日10里(=40km)を普通に歩いたという伝説をようやく達成できた。

39歳で40kmをトレイルランニングできたという実績は、これからの僕の自信になるね。

京都一周トレイルで、もう思い残すこともないよ、それは目いっぱいの活動だった。

限界に近付き過ぎて、3日後まで筋肉痛と疲れが残ったのも初めての経験。

各地にトレイルランニングコースは数あるけど、京都一周トレイル以上のものに出会う自信がない。







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