ケンボックス

詩的に、高品質で!

山の辺の道(桜井~南コース~北コース~奈良公園30km) トレイルランニング

投稿日:2015年5月23日 更新日:




「山の辺の道」とは奈良に現存する古代道路、西暦700年頃!から存在している。

大和の原風景があると思って、桜井から奈良公園まで30kmをトレイルランニングしてみた。

yamanobenomichi_15.jpg

桜井駅から天理までの16kmが「山の辺の道 南コース」として人気も知名度も華もある。

yamanobenomichi_14.jpg

桜井駅を出てしばらく、山の辺の道に入る手前にあった仏教伝来の地の碑。

ほう!ここが!

yamanobenomichi_1.jpg

大神神社は尋常ではない空気を感じた、三輪山そのものをご神体としているなんて特別。

日本最古の神社とのこと。山に神を宿らせてしまう先人たちの意識は美しいものだ。

yamanobenomichi_16.jpg

狭井神社には三輪山へ唯一登ることができる道がある、その一帯の空気は神体を敬う様子で一杯だった。

こんな日本もあるのね、さすがは山の辺の道、歴史の厚さを感じる。

yamanobenomichi_17.jpg

大美和の杜からの眺望(このページ一番上の写真)には感動した、奈良盆地と奈良三山を見渡せる場所。

yamanobenomichi_2.jpg

桧原神社からペースを上げてランニング、相撲発祥地だという相撲神社。

yamanobenomichi_3.jpg

のどかな風景の中を走る、あぁこれだ、大らかな気持ちになる場所、これが大和だ。

場所が大らかだから、そこで生きた人たちが大らかになったのかもしれないが。

yamanobenomichi_4.jpg

景行天皇陵で、その息子と言われる日本武尊のことを想う、奈良古墳は空から見ないと形が分からない。

yamanobenomichi_5.jpg

より巨大な崇神天皇陵、権力者の象徴だなぁ、古墳というのは。大きいことは偉いこと。

yamanobenomichi_6.jpg

長岳寺から衾田陵~夜都伎神社あたりは真っ直ぐで走りやすい道。

yamanobenomichi_8.jpg

この山の辺の道・南コースにはハイカーも多い、惹き付ける魅力もあるし、トレイルランニングしていて光栄だ。

yamanobenomichi_7.jpg

高低差が小さいこともあって多くの人たちに歩きやすい道、それもまた大らかで、大和の心が道にも表れている。

yamanobenomichi_9.jpg

内山永久寺跡の本堂池、かつて繁栄した場所も時の流れで変わる、変わる。

yamanobenomichi_11.jpg

今回もNIKON1 V3と1NIKKOR 32mm f/1.2をポケットにしまいこみながらのトレイルラン。

止まる止まる、良い被写体を見つけては止まる、トレイルランニングどころではなく、フォトウォークみたいに。

yamanobenomichi_10.jpg

若いころの松尾芭蕉(宗房)の句だという、忍者伝説の彼も山の辺の道をトレイルランニングしたのか。

yamanobenomichi_13.jpg

石上神宮、日本最古の神社で、古代豪族物部氏の力で創られたそうだ。

万葉集の世界を感じさせてくれる。観光や文化というよりも宗教・リスペクト。

yamanobenomichi_12.jpg

山の辺の道・南コースをトレイルランニング、京都のような圧巻の華やかさではない、大和の歴史と大らかさがある。

他の街道と比べても数百年も古い道を、現代人がトレイルランニングするなんて面白い経験。

石上神宮から奈良公園までの山の辺の道・北コースを僕はそのまま走り続ける。

yamanobenomichi_68.jpg

2015年から700年へ、山の辺の道が出来たのは8世紀だというから、1,300年以上続いている道。

yamanobenomichi_84.jpg

山の辺の道でも北コースは見どころが少なく、歩いている人も皆無、古の痕跡は失われてしまったという。

それに寂しさを感じていたが、いやいや、1300年も前の道の匂いが残っていたら逆にとんでもない事件だ。

yamanobenomichi_53.jpg

石上神宮から北へ、一気に行き違う人の数が減った、豊日神社を通過。

yamanobenomichi_57.jpg

天理教の総本山一帯は整理整頓されたキレイな街並み、19年前に訪れたソルトレイクシティのようだと思った。

yamanobenomichi_64.jpg

名阪国道の下をくぐり、白川溜池では釣り人たちの姿が多く、僕はこの辺で空腹で力が減少気味に。

yamanobenomichi_71.jpg

弘仁寺は大きくて見どころもあるお寺だ、明暗差のはっきりした上の写真の場所は美しいと思った。

yamanobenomichi_79.jpg

円照寺の赤い鳥居まで一息に走り続ける、今のペースなら新薬師寺が閉まる5時まで着く、バサラに挨拶をしよう。

yamanobenomichi_82.jpg

先を急ぎつつも道草はまだ食べます、円照寺のキレイな佇まいが目を引いた。

yamanobenomichi_87.jpg

崇道天皇八嶋陵あたりの新緑が眩しい、コンビニも見当たらない道が続き、お腹が空いていました。

yamanobenomichi_95.jpg

八阪神社付近からは奈良の町が見えてくる、右奥には興福寺の五重塔も。大らかな風景だ。

yamanobenomichi_103.jpg

百毫寺を経て、僕はようやく新薬師寺に着いた、桜井駅から30kmはトレイルランニングをした。

yamanobenomichi_102.jpg

久しぶりにお逢いするバサラさん、薬師如来に十二神将像、奈良に着いたのだとしみじみ。

yamanobenomichi_113.jpg

猿沢池まで歩き、食べたCoCo壱番屋さんのカレーライスが心の底から美味しかった。

yamanobenomichi_125.jpg

大らかな景色が続く山の辺の道には、大和の心を感じたよ、唯一無二の個性を持つトレイルランニングコース。

yamanobenomichi_136.jpg

北コースは短いし、目立った見どころもない、奈良公園・東大寺へと続く道、大勢の先人たちが歩いた場所。

yamanobenomichi_138.jpg

奈良町を歩いて、京終駅から桜井駅に戻る。

合計33kmもトレイルランしたり歩いたりした山の辺の道。

「大らかな」、この一言に尽きる古道だね、大和という言葉を自分の足で感じたと思った。







Copyright© ケンボックス , 2020 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.