ららぽーと東郷

なるほど、ららぽーと東郷の誘致背景が分かるにつれ、その企画力に脱帽。

 

 【背景】
 ・東郷町内に楽しい施設がなく、住民は町外で学び、働き、買い物する
 ・東郷町は平和な郊外住宅地だが、住宅地のみとしてしか機能していない

 

【問題】
 ・このままでは魅力的な商業施設がある近隣市に人口が移っていくだけ

 

【対策】
 ・目玉になる商業施設と、最新の住宅街を創り、東郷町内に人を誘致する


町の都市企画セクションの発案と思われるが、

 

この東郷町セントラル計画は予定地の地権者たちが発起人会を立ち上げたところに注目せねば。

 

平和な町の雰囲気を維持したいだけなら、都市計画に反対するのが常道なのに、

 

あえてその逆、土地所有者からの積極的な企画という形を取っているところに、本気さを感じ取る。

 

 

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実際、東郷町付近の商業施設の充実ぶりには目を見張るものがある。

 

みよし市のアイモール三好、日進市赤池の赤池アリオ、長久手市のイオンモール長久手、

 

名古屋市緑区にはイオンモール大高とヒルズウォーク徳重、岡崎市のイオンモール岡崎。

 

愛知県内はメガサイズのイオンモールが林立し、小規模のショッピングセンターでは太刀打ちできない。

 


ところがららぽーと東郷は、それらのライバルモールとは一線を引いた独自性を打ち出している。
 
”瀉鰐明95,000m2と、メガモール級の広さを確保!

 

⊆辺がイオンモールばかりだから、あえて差別化を図り、ららぽーと東郷を誘致!

 

この2点だけで勝算のある仕掛けができている。

 

 

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モノ珍しさで、ららぽーと東郷には町外からの来訪者が続々と。

 

これほど大きな商業施設ならば、地元からの新規雇用が数百人は見込まれる。

 

日々の買い物だって、もう近郊まで車で出ていく必要はなくなり、町内で消費かつ満足できる。

 

外需を稼ぎ、内需を拡大する、ららぽーと東郷東郷町へ落とすお金・経済効果は莫大

 

そんな東郷町だから、住み着きたくなる人も増える。

 

隣接する土地にはスマートハウスという近代的な計画に沿った住宅街を予定しているのだし。

 


トータルすると立派な都市計画だよ、ららぽーと東郷。

 

心配なのは交通量集中、近辺の道路渋滞をどうさばくか、そこが勝負ドコロ。

 

閑静な郊外住宅地である東郷町に、買い物客たちの騒音が夜まで残るのも気になるだろう。

 

それから立ち退きを交渉して決裂する方々への対応のこともある。

 


課題はあれど、2018年オープンを目指しているららぽーと東郷だ、まだまだ時間はある。

 

何はともあれ、僕はららぽーと東郷の躍進を心待ちにしているよ。
 

アリオ赤池

地上を走らないから、地下鉄はイメージが暗くて、もっと光を、もっと灯りを。

 

アリオ赤池という明るいショッピングモールへ遊びに行くのに、明るくない地下鉄とは一体何コレ?

 

名古屋市内の家からアリオ赤池まで、車で行こうかと思ったけど、そんなに重くなるほど買う予定もない。

 

こんな時、地下鉄で行けるショッピングモールはいいよね、週末ぐらいは車の運転から開放されたいし。

 


赤池駅から歩いてすぐ、アリオ赤池のある一帯は日進市の再開発によって、

 

映画館とショッピングモールがある一大エンタメスペースになった。

 

新しい住宅街・赤池ヒルズが建って、自称他称セレブの方々が住み、華があって賑やかな街並み。

 

光が眩しいアリオ赤池は近いのに、それまでの灰色だらけの地下鉄構内が僕には耐えられない。

 

 

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愛知県に住みついて長くなったが、おでかけは車が当たり前。

 

アリオ赤池の試みは明白で、電車で来れるモール、ライバルのイオン・ららぽーとには珍しいパターン。


裏腹なもので、車が当然のここら辺にとっては新鮮なんだなぁ、電車でのおでかけ。

 

どっちが便利かって、それは車移動が楽なんだろうけど、たまには電車でのショッピングもいいね。

 

 

赤池駅そばの土地活用のため、商業施設の公募があったのは2008年のこと。

 

コストコやイケアなど12社も手を挙げた、と知った時はびっくりした。

 

アリオ赤池にしかできない商業施設の提案があったのだろうと信じて待ち続けたは良いが、

 

いくら経ってもアリオ赤池の建設は始まらなかった。

 

それはね、2009年からのリーマンショックが3年続いたから、その間の凍結は分かる。

 

 

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そんな矢先、あれは2013年春のこと、ようやくアリオ赤池の造成工事が始まったんだ。

 

イトーヨーカドー系列の旗艦ショッピングモール・グランツリー武蔵小杉の

 

オープン予定を見て目を輝かせていた頃だった。

 

あれぐらい素敵なショッピングモールに、アリオ赤池はなってくれるはず、もう間もなくだ。

 

僕の期待は、火にかけた餅のように膨らみに膨らんだ。

 

最終的にアリオ赤池のオープンは2017年11月、工事着手から4年か。

 


赤池駅で降り、地上に出たら外気の明るさになって、その眩しさに僕は思わず目を細めた。

 

朝だ、起きよ。

 

遊ぼう、楽しもう、アリオ赤池。

 


さぁいよいよだ、アリオ赤池まで自分の足で歩く今日は、駐車場で停めた位置のことを記憶する必要もない。

 

トンネルを抜けたゴール、僕はアリオ赤池のことが明るく思えて仕方がないんだ。

 

豊田市 コストコ

「来やすくなるね、豊田市コストコ。新東名の浜松いなさ〜豊田東が開通したお陰で

 

そんな安直なコメントをいただく機会が増えてきた。

交通網さえ滑らかになれば、行きかう旅人が増え、豊田市コストコの出店計画が有利に動く


誰もが思いつきそうなアイディアはいつだって正解には成り得ない。

この新東名話も、豊田市コストコのオープンを促すパーツとまでは言い切れないよ。

 

 

 

 

愛知県豊田市にコストコを誘致したい君の想いは分かる。

ダブルラインの高速道路によって物資の流通は楽に、車と人の動きは太く。

そんな豊田東ジャンクション近辺に豊田市コストコを開店させれば、派手な宣伝効果は得られるだろう。


ただし、運営コストを軽くすることに並々ならない情熱をかけるあの人だ、

これから東海道流通網のメインロードになる新東名をどう見るのだろう。


こういう説は成り立たないか。

新しい新東名は誰もが通りたがるから、周辺の賃料・コストが上がらないか。

旧東名こそ、これからは黙っていたら落ちぶれる一方、キャンペーン価格で誘致する動きが予測できる。

ならばあえて旧東名に豊田市コストコを手招きするビジネスプランこそが、中長期視点で見れば福がないか


新東名ができたからこそ、旧東名に豊田市コストコが産声を上げる。

そんな夢想が、霧で煙る湖面の向こうに見えてきたから、私は小さな歓声を止められなかった。

 

イオンモール三好

イオンモール三好の拡張計画は、白黒のオセロゲームのように。

 

2000年のグランドオープンからジャスコ三好として、西三河の雄として人気を博してきた。

立地条件が最高で、これより東は自動車産業の領土だから、

物流の邪魔になるショッピングモールは建てられない。

イオンモール三好とイオンモール岡崎が双璧になり、西三河地方をギュッ、と集客だ。

 

ただし、オープンから13年も経てばさすがに古さが見えてくる。

同じイオンモールでも、ナゴヤドーム前やmozoワンダーシティや大高や長久手イオンと比べれば差は歴然。

加えて、ららぽーと東郷アリオ赤池の出店計画が現実味を帯びてきた中、

イオンモール三好の存在感は低下を避けられない。

 

 

 

 

「みよジャ(三好ジャスコ)」の復権を望む声は多い。

商業施設面積40,000m2と2,500台の常設駐車場は手狭ではないし、周辺には再拡張できる土地だってある。

 

本格的な危機は2020年のららぽーと東郷のオープン直後にやってくる、と誰にも予想がつく。

みよし市や日進市という中間富裕層が多い地区の顧客を、イオンモールがそのまま放置するわけがない。

僕の予想はこうなる、「イオンモール三好は2020年から1年間、再拡張・全面リニューアルのために休業します」。


名古屋市内のイオンモールとイオンモール三好で挟撃することで、

中間地点にあるスーパーマーケットに買ってきた戦略。

イオンモール三好が古くなってきたことを隙と見たのか、

その中間点に勝負を仕掛けてきたららぽーと東郷やアリオ赤池。


だがね、白黒のオセロゲームのように、イオンモール三好の拡張計画で

もう一度、イオンモールが勢力を拡大するよ。

それは2021年になるのかな、イオンモール三好の再拡張・全面リニューアルはまだ少し先のこと。

勝ち⇒負け⇒勝ちのオセロゲームは繰り返されていく。

 

大きなミス 小さなミス

「落ち着いてやれば絶対できるから」

店長にそう優しく言われた時は逆にショックだった。


注文が殺到し過ぎて、仕事が全然回らなくなった居酒屋の厨房の焼き場。

慌てたバイトが焦がしてしまったつくねをお客様に出そうとして、

社員のチェックが入り、もう一度やり直しになった時、店長は少しも怒らずにそう言ってバイトを励ました。


酒飲みで、短気で、豪快な性格の店長。

忙し過ぎて誰もがカリカリしている時なのに、

バイトの若僧の無謀なミスにも動じることなく、そう言って逆にバイトを励ます方法を取った。


店長の性格を考えれば、怒って一喝のほうがよっぽど似合っているのに。

大体いつも細かいことで、ガミガミ叱ってばっかりだったじゃないか。


ただ怒られるよりもずっと強烈に意識に残った、その店長のメッセージ。

部下への愛情のある叱咤激励。

その一言だけでバイトの若僧は店長を尊敬し、

その後は店長のためならばどんな苦労も惜しまない忠実な部下となった。

 

 

 


小さなミスはいくら責めてもいい。

細かく言って、うるさく繰り返して、改善を促すべきだ。


ただし、大きなミスの時こそ、あえて不問に帰すべきではないか。

大きなミスをわざとやろうとする人はいない。

何らかの原因が重なって大きなミスが出てしまったその時は、

ミスした人を叱りつけることじゃなく、先輩や上司がフォローしてあげるだけでいい。


いつかそのバイトの若僧が大人になった時、店長のことを思い出して

自分の部下の大きなミスを救ってあげる日が来ると思うよ。


店長の剛直なイメージと、優しい一言のギャップに

若僧がやられただけかもしれないが、その逆説の一言で、一生の敬意が生まれた。

 



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