稲荷山公園 ランニング

まさか、20数年ぶりに稲荷山公園をランニングするとは。

あれは小学生の高学年だったのかな、学校のマラソン大会があって、僕は良い成績を収めた。

大人になり、今も早く長く走れることが自分のささやかな誇りになるとは、少年の僕は想像もしていなかったこと。


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まだ小さかった僕には、稲荷山公園内ランニングコースの上り下り坂が、急角度で長いものに思えていた。

手足が長くなった今、走ってみると案外普通の道、ただのキレイなジョギングコース。


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子供の頃は稲荷山公園でカブトムシを探した、花見をしたり、大人になってからは本を読んだり詩を詠んだ。


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少年の視点からの記憶が強い稲荷山公園、今感心するのは良く整備された公園だということ。


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1周1,200mの稲荷山公園ランニングコース、これから10年先も20年先も、童心に帰って走っていたい。
 

豊田市 トレイルランニングコース

夏休みの初日、早速仕事のことを忘れようと寧比曽岳へ。

ここは僕的には豊田市でナンバー1のトレランコース!


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スタート地点の段戸湖、季節ごとに水と緑が形を変えつつ、走る気を増幅させてくれる。


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標高900mの段戸湖から、標高1,121mの寧比曽岳山頂まで、往復12kmのトレイルランニングコース。


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五六橋のところが迷い易い、東海自然歩道沿いに富士見峠方面に進みましょう。


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下界は35℃の真夏日なのに、この一帯は25℃ぐらい、標高の高さと緑の豊かさのおかげ。

豊田市でトレランするなら猿投山王滝渓谷も良いが、夏は寧比曽岳に限る。


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寧比曽岳のベストシーズンは秋の紅葉と、春の新緑の頃。まぁ当たり前ですが、真夏は人が皆無。


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小川の守り神みたいな木がある、力強く根を張った様は圧倒的な存在感あり。


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最初は段戸裏谷を少々登っていきます、鳥のさえずりに身をゆだねて。


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まもなく山の尾根に出る、ここから富士見峠の急坂前までが、僕の愛する天空のトレイルランニングコース。


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真夏に来たから伸びた草に視界を遮られたが、尾根沿いにスピードを上げて走り続けることができる最高の道。


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トレイルランニングの醍醐味を満喫した後で現れるのが、延々と続く急坂。かなり疲れます。


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伸びすぎた笹のシングルトラック、道を知らない人が歩いたら道を間違えたか?と不安になるはず。


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富士見峠一帯は紅葉のベストスポット、夏の今日は青々とした草が眩しい。


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寧比曽岳山頂の気温は24℃でした、風が心地よいが、夏は羽虫が多く長居していられない。

暑さを感じずにトレイルランニングを楽しむなら寧比曽岳だね、ここは春夏秋冬いつでもキレイなコース。
 

道根往還

道根往還のことを調べていたら、この古道をトレイルランニングしたくなった。

新城の作手から岡崎城へ向かう途中にあるんだ、道根往還は。

だったら、あの鳥居強右衛門さんが長篠城⇔岡崎城を駆けた時に走った道だと確信できる。


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岡崎に往復21kmのトレイルランニングコースを見つけた。


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鎌倉時代には確かに存在していて、800年以上続いている古道が道根往還、道根=山の尾根、往還=道。


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岡崎市東公園の東公園西交差点にある「欠の三本木(↑の写真)」が終点、ここから東へ片道10km弱ほど続く。


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東公園から東名高速道路を超えて坂道を登っていく、「道根往還橋」という素敵な名前の橋があり、途中の展望台に視界はない。

小呂池(岡崎大正池)は初めて訪れたが驚き、枯れ木と緑が美しく、睡蓮の花が色鮮やかに。確かに大正池の風情。


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舗装道路からいよいよトレイルに入った、極端なアップダウンのない道、頭上は深い森に覆われている。


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ところどころ道根往還のサインが出ている。昔から荷物輸送の人馬が通った道だから、しっかり踏み固められている。


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小呂湿地にも寄ってみたが、さほどの成果はなし。

岡崎中央クリーンセンターの裏手が「馬の背道」という尾根で、快適なトレイルランを楽しめた。


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やすらぎ公園はキレイに整備されていた、明るい墓地を南西から北東へ走って通り抜けると道根往還の続きがある。


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やすらぎ公園からが後半、ここから一気に人気がなくなる、前半はMTBやランナー・ハイカーで人気の道だった。


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敬愛する弘法大師のお名前が岩戸三弘法堂にもあった。

その先から山が深くなってくる、岡崎市が誇る大自然だ、引き続き走りやすい道なので一気にトレイルランニング。


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民家の裏を通っているな?と感じてきたら、正立寺が現れた、もうゴールだ。


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道根往還起点の鍛冶屋の五本松に着いたが、少し北へ走って旧岡崎城四脚門も見てきた。


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行きは各所で写真ばかり撮っていたので、2時間20分もかかっている。体に疲れはないので帰りはペースをあげよう。


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美しい半鐘が正立寺にあって、ついつい目を奪われ、撞木で鳴らしたくなる衝動を抑えるのが大変でした。

八幡神社をゴールに、帰りはやる気を出して走り始めると、右足付け根に痛みが!

こんなこと珍しいのだが、足を引き摺り、まともに走れない状態、ただの早足歩きで帰りに2時間かかった。


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鳥居強右衛門さんが命懸けのトレイルランニングをした道根往還を僕も体験できて幸せな一日だった。

全体的には凹凸が緩やかで、直射日光が少なく、走りやすいトレイルランニングコース・道根往還。

虫と蜘蛛の巣に注意、それからMTB(マウンテンバイク)と衝突しないように気を配るといい。
 

山の辺の道 トレイルランニング

「山の辺の道」とは奈良に現存する古代道路、西暦700年頃!から存在している。

大和の原風景があると思って、桜井から奈良公園まで30kmをトレイルランニングしてみた。


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桜井駅から天理までの16kmが「山の辺の道 南コース」として人気も知名度も華もある。


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桜井駅を出てしばらく、山の辺の道に入る手前にあった仏教伝来の地の碑。ほう!ここが!


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大神神社は尋常ではない空気を感じた、三輪山そのものをご神体としているなんて特別。

日本最古の神社とのこと。山に神を宿らせてしまう先人たちの意識は美しいものだ。


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狭井神社には三輪山へ唯一登ることができる道がある、その一帯の空気は神体を敬う様子で一杯だった。

こんな日本もあるのね、さすがは
山の辺の道、歴史の厚さを感じる。


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大美和の杜からの眺望(このページ一番上の写真)には感動した、奈良盆地と奈良三山を見渡せる場所。


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桧原神社からペースを上げてランニング、相撲発祥地だという相撲神社。


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のどかな風景の中を走る、あぁこれだ、大らかな気持ちになる場所、これが大和だ。

場所が大らかだから、そこで生きた人たちが大らかになったのかもしれないが。


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景行天皇陵で、その息子と言われる日本武尊のことを想う、奈良古墳は空から見ないと形が分からない。


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より巨大な崇神天皇陵、権力者の象徴だなぁ、古墳というのは。大きいことは偉いこと。


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長岳寺から衾田陵〜夜都伎神社あたりは真っ直ぐで走りやすい道。


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この山の辺の道・南コースにはハイカーも多い、惹き付ける魅力もあるし、トレイルランニングしていて光栄だ。


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高低差が小さいこともあって多くの人たちに歩きやすい道、それもまた大らかで、大和の心が道にも表れている。


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内山永久寺跡の本堂池、かつて繁栄した場所も時の流れで変わる、変わる。


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今回もNIKON1 V3と1NIKKOR 32mm f/1.2をポケットにしまいこみながらのトレイルラン。

止まる止まる、良い被写体を見つけては止まる、トレイルランニングどころではなく、フォトウォークみたいに。


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若いころの松尾芭蕉(宗房)の句だという、忍者伝説の彼も山の辺の道をトレイルランニングしたのか。


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石上神宮、日本最古の神社で、古代豪族物部氏の力で創られたそうだ。

万葉集の世界を感じさせてくれる。観光や文化というよりも宗教・リスペクト。


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山の辺の道・南コースをトレイルランニング、京都のような圧巻の華やかさではない、大和の歴史と大らかさがある。

他の街道と比べても数百年も古い道を、現代人がトレイルランニングするなんて面白い経験。

石上神宮から奈良公園までの山の辺の道・北コースを僕はそのまま走り続ける。


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2015年から700年へ、山の辺の道が出来たのは8世紀だというから、1,300年以上続いている道。


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山の辺の道でも北コースは見どころが少なく、歩いている人も皆無、古の痕跡は失われてしまったという。

それに寂しさを感じていたが、いやいや、1300年も前の道の匂いが残っていたら逆にとんでもない事件だ。


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石上神宮から北へ、一気に行き違う人の数が減った、豊日神社を通過。


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天理教の総本山一帯は整理整頓されたキレイな街並み、19年前に訪れたソルトレイクシティのようだと思った。


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名阪国道の下をくぐり、白川溜池では釣り人たちの姿が多く、僕はこの辺で空腹で力が減少気味に。


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弘仁寺は大きくて見どころもあるお寺だ、明暗差のはっきりした上の写真の場所は美しいと思った。


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円照寺の赤い鳥居まで一息に走り続ける、今のペースなら新薬師寺が閉まる5時まで着く、バサラに挨拶をしよう。


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先を急ぎつつも道草はまだ食べます、円照寺のキレイな佇まいが目を引いた。


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崇道天皇八嶋陵あたりの新緑が眩しい、コンビニも見当たらない道が続き、お腹が空いていました。


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八阪神社付近からは奈良の町が見えてくる、右奥には興福寺の五重塔も。大らかな風景だ。


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百毫寺を経て、僕はようやく新薬師寺に着いた、桜井駅から30kmはトレイルランニングをした。


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久しぶりにお逢いするバサラさん、薬師如来に十二神将像、奈良に着いたのだとしみじみ。


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猿沢池まで歩き、食べたCoCo壱番屋さんのカレーライスが心の底から美味しかった。


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大らかな景色が続く山の辺の道には、大和の心を感じたよ、唯一無二の個性を持つトレイルランニングコース。


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北コースは短いし、目立った見どころもない、奈良公園・東大寺へと続く道、大勢の先人たちが歩いた場所。


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奈良町を歩いて、京終駅から桜井駅に戻る。合計33kmもトレイルランしたり歩いたりした山の辺の道。

「大らかな」、この一言に尽きる古道だね、大和という言葉を自分の足で感じたと思った。
 

伊賀忍者 トレイルランニング

伊賀忍者がRUNしただろう道、ずっと狙っていたよ、伊賀忍者トレイルランニングコース。


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伊賀北部、甲賀との境はすぐ、奥伊賀とも呼ばれる阿山・湯舟・玉滝地域。

現代にも伊賀忍者の名残はあるのかな、それを確かめたくて。


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あやまふれあい公園からモクモク手づくりファーム方面へ、ここら辺は車道沿いの普通の道。


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それにしてもモクモク手づくりファームは忍者の里からこんな近くにあったんだ。


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平泉寺から手力神社へ、まだまだ奥深さを感じるには早すぎる場所ね、もっと奥まで走らないと。


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手力神社の手前あたりから隠れた山里の様相、忍びの気配なのか?


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伊賀忍者の狼煙だったという花火を打ち上げるのですか、手力神社。


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辺りは平和な田園風景、お店があるわけでもなく、たまに家が、あとは野山。


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東湯舟地区の正覚寺、藤林長門守のお墓があった。

藤林長門守・服部半蔵・百地丹波、伊賀の上忍たち、その一人はここで生きていたのか。


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天神社の境内からは景色が一望できる、たぶん忍者たちが活躍していた頃と同じ景色。


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そこから東海自然歩道がランニングコースなのだが、道に迷った、まさか天神社の境内の奥だとは。

迷って先の道路を走っていたら、なんと、藤林長門守の城跡に巡り合った。


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人気のない東海自然歩道をトレイルランニングする、ふと周りを見ると忍者たちに取り囲まれていたりして?

怖い妄想に囚われて走る足を速める、こんな場所で忍びたちに待ち伏せされるとは。


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命からがら生玉神社に着く、この西湯舟一帯ものどかな場所、でもあの陰に忍者が隠れている可能性あり。


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妄想はさておき、東湯舟も西湯舟も今日走ったどの場所も、忍者たちの強い影はない。

当たり前だが、戦いが不要になった時代にまで忍者はいらないのだ。


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玉瀧神社へ、地元の信仰を支えてきたのでしょう、規模が大きい神社。


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手を清めるものかと思ったら、鎌倉時代の石風呂だとか!


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六角形の石幢は室町時代のものだという、戦国時代の忍者たちをリアルタイムで見たのか、この石幢は。


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驚いたのは普賢院のこのマーク、先日柳生街道を走った時の円成寺と同じマーク、きっと何か意味があるのだろう。


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ちゃんと走ったら12kmぐらいの伊賀忍者ランニングコース、回り道と写真撮影で散々距離と時間を費やした。

現代に忍者はいないし、その名残もありませんでした。

忍者ロマンに浸って楽しかった、自分の足で走って得たもの、僕の意識の中にはいつも伊賀忍者が。
 


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