コストコ守山

大型商業施設ブームの残滓、というネーミングは失礼を意図していない。

コストコ守山が立ち上がる背景を考える時、嬉しいような悲しいような気になる。

 

名古屋市守山区中志段のその土地は、ユニーグループが元々は企画を練っていた。

フォレストウォーク守山」、ウォークブランドの中でも大型案件になるはずだった。


リーマンショックが契機、2008-2009年にかけて世に出た悪魔の景気低迷。

あれが日本各地のショッピングモールプロジェクトに待ったをかけた。

 

例外に及ばず、フォレストウォーク守山は面積の縮小を余儀なくされた。

更に、時代は商業施設に厳しいどころか、スーパーマーケットにも過度の競争をかした。

結果、コストコ守山計画の前身・フォレストウォーク守山は凍結案件に

 

 

 

 

さて、本題はコストコ守山のこと。

 

2019年にはオープンする予定のコストコ守山、当初のユニーグループはどこへやら?

超大型ブランドの「フォレストウォーク」→ショッピングモールの「アピタ」→計画頓挫。

 

生まれ変わりはまさかのアメリカ資本の倉庫スタイル商業施設コストコ。

文脈を読むことに苦しむその移り変わり、思えばこれも時代の移り変わりだと。


日本スタイルのショッピングセンターはイオンしかり、ユニーしかり、アリオしかり、

もう一辺倒になっているから、消費者から飽きられて、爆発的な個性と集客が見込めない。

 

 

それに引き換えコストコ守山は、まだ東海3店舗目のコストコ、

認知度は高まっているとはいえ、物珍しさレベルではまだまだフレッシュな感じ

その新しい切り口でなければ、フォレストウォーク守山跡地の商業的成功は見込めなかった。


ユニーグループが転進させて、コストコへ土地の権利譲渡か。

ショッピングモールの次を推進させてくれるのはコストコ、イケアになる気がする。

 

それらも10年もすれば一昔、またイオンやららぽーとに回帰することになるのでしょうか。

一歩を踏み出すコストコ守山、あなたの鮮度を10年単位で私は見守っているよ。

 

東大寺の大仏 大きさ

国中の銅を溶かして大仏像を造り、大山を削って大仏殿を造れ”

奈良の大仏の造立を命じた聖武天皇の意志はよほど強い。


”天下の富を有するのは我だ、天下の勢いを持つのも我だ”

そう豪語した聖武天皇の奈良の大仏造立の詔は、まるで歌のように聴こえる。

 

 

天皇として自分が持っている絶対的権力を、奈良の大仏に注いだ聖武天皇。

大仏のその大きさこそが、自分の権力の大きさだと世に知らしめようと、

一般的な大仏、例えば飛鳥大仏の大きさの4倍ものサイズで、奈良の大仏を生んだ。


そのぶっちぎり権力の一方で、聖武天皇は冷静なコメントも出している。

”一握りの土を持って手伝おうとする民がいればそれを受け入れ、

役人はこの大仏造立を理由に無理な税金徴収は許さぬ”


聖武天皇は奈良の大仏の大きさをもって、日本の各地隅々まで、

平和と安定を提供しようとした。


現代からすれば根拠のない神頼みだろうが、当時は神仏にすがるしか方法がない。

戦乱・疫病・天災と、悪魔のような出来事ばかりが続いていた天平時代に、

天皇としてすべきは、悪い空気をかき消す切っ掛けを作ること。

 


それを奈良の大仏造立に繋げた聖武天皇の政治判断は決して誤っていないと思う。

莫大な税金を、東大寺大仏のようなハコモノ造りに投与した罪は重い?


現代にまで残り、多くの人に愛された東大寺・奈良の大仏だから、

それは聖武天皇のナイス判断だったと、僕は心の底から思っているよ。

 

奈良の大仏の重さ

奈良の大仏の重さですか? はい、250トンだと言われていますが?

 

あっ、そっちの重さではなく、重みというか、存在の重さってことね、失礼いたしました。

 

それではお話ししよう、奈良の大仏の罪の重さを。

 

昔話になるよ、創建時、8世紀中頃には賛否両論ある奈良の大仏だったんだ。

 


当時は民衆が飢饉や疫病に苦しめられていたから、

 

聖武天皇は負のスパイラルから脱却できるように、と願い奈良の大仏と東大寺を造った。

 

その願いは良いとしよう、しかしあれほど大きな奈良の大仏だよ、建立には巨額の税金が投入された。

 

民衆からすればこう言いたくなるだろう。

 

「そんな無駄な公共工事で金を使うぐらいなら、飢えている民に食い物をまわせ!」

 

 

 

 

奈良の大仏の意味の重さは今でこそ分かるし、評価もされているけど、当時はそれどころではなかったはず。

 

自分が死ぬ思いをしながら収めた税金が、豪華なお寺や仏像の建築費に浪費されてしまう。

 


10年がかりの大仏造立、作業中の事故もあり、水銀中毒によって死亡した作業員もいた。

 

民衆のためにと造った奈良の大仏が、当時の民衆を苦しめるものにしかならなかったのは皮肉な結果

 


奈良の大仏造立を命じた聖武天皇が没すると、橘奈良麻呂が乱を起す。

 

すぐに鎮静化されたが、理由を「東大寺の造立で人民が苦しめられていたから」と橘奈良麻呂は説明した。

 


こじつけられた口実と推測するが、「奈良の大仏設立で民が苦しめられた」というイメージは、

 

その当時は一般的に通用するものであったと窺い知ることができる。

 

 

 

 

さぁ、どうだ。

 

今では奈良観光の目玉、福祉社会事業として障害を持つ子供たちへの療育、学校・図書館を備えて、

 

日本の福祉事業のパイオニアとして東大寺は高名であるが、そこに至るまでの道は苦難の連続。

 


民のためが結果として民を苦しめ、戦火で失われては再建を繰り返した大仏殿、

 

時には奈良の大仏は大仏殿に覆われずに野ざらしの状態にあったり、

 

首から上を失ったままで鎮座していたこともある。

 


それでも現代まで残り、人々に修復されては今のお姿を留めている。

 

この長いストーリーにこそ、奈良の大仏の重さ・存在の重みが宿っている気がする。

 

250トンの重量だけではなく、奈良の大仏の重さをそういう風に計るのが僕の解釈

 

奈良の大仏の大きさ

「奈良の大仏って、どうしてあんなに大きいの?」

 

奈良の大仏の大きさの理由を聞かれて、わたしは戸惑った。

 

「大きさは約15mです」って、いつもの仕事口調で答えるのは簡単だけど、えっ?奈良の大仏が何故あの大きさかって?

 

知りたがっている子たちの表情が真剣なのを見て、わたしは的確に答えてあげようと思った。

 

 

奈良の大仏の大きさ1.jpg

 

 

不思議の理由を知りたがるのは自然なこと、そうよね、奈良の大仏の大きさの理由って普通は見当もつかないよね。

 

この子たちに奈良観光のお土産として、奈良の大仏の大きさの理由を持ち帰ってもらおう。

 

奈良の観光案内所でバイトをしているわたし、

 

観光マップをもらいにきた修学旅行生の子たちに聞かれて、こう答えてあげたよ。

 


「奈良の大仏の大きさは、あの大仏を造った聖武天皇が平和を祈る心をひときわ強く持っていたから

 

みんなにそれを伝えるために、あんなに大きな大仏を造ったの」

 

そう聞いた修学旅行生たちが「ほう、そういうこと?!」っていう表情をしてくれたのが分かった。

 


「その昔ね、奈良の大仏が造られた時代は病気や戦争が長く続いて、世の中が乱れていたの。

 

聖武天皇はなんとかしたいと思っていてね、お金もあんまりなかったのに、

 

強い意志を持って東大寺に奈良の大仏をこんなに大きいサイズで造ったんだ。

 

平和を願う気持ちを多くの人たちに分からせるには、大仏が大きければ大きいほど伝わるって思ったのね

 

 

奈良の大仏の大きさ2.jpg

 

 

そう言いながら渡した東大寺・奈良の大仏の紹介パンフレットには、

 

像の高さ14.98m・頭部5.41m・目の長さ1.02m・耳の長さ2.54m・奈良の大仏が座っている台座の高さ3.05m

 

という数字が書かれてある。

 


平和を願った気持ちが奈良の大仏を身長15mまで大きくしたんですね。ありがとうございました!」

 

そう言って、修学旅行生たちは奈良公園へと歩いて行った。

 


良かったよ、わたし。

 

奈良の大仏の大きさの訳を上手く伝えられたって、一人で喜んで、思わず東大寺の方向に合掌しちゃったもん。

 

長久手イケア オープン

自分で運び・作る、このイケアセオリーを長久手イケアでも踏襲できるか?

フルサービスに慣れている東海地方の人たちは、家具を自分で組み立てるという意識は薄い。

イケア商品の安さが配送・組立を自分で行うことが理由としても、当初は通用しないロジックになるだろう。

もちろん、日本の他店舗でも同じく自分組立(DIY=Do It Yourself)の理解度の低さで

痛い目にあっているだろうイケアだ、なんらかの代案を持って長久手イケアをオープンさせるとは思う。

 

 

 

 

自分で運ぶという点では自動車と高速道路網が発達した東海地方だから課題はない。

リニモ公園西駅に隣接してできる長久手イケア、逆に鉄道での来客は見込みよりも少ないはず。

すぐ近くにできる長久手イオンを合わせて車で回る人が多いのでは。

環境とか見栄えとか先進性を考えてのリニモ駅直結、実態はどう考えてもマイカーでの来店客ばかり。


だから長久手イケアで購入した商品を重くてかさばるから、店から自宅まで配送を頼む人は少なくないはず。

来るべき東海大地震の備えとして、耐震仕様の設置・組立は当社へお任せ!みたいな宣伝文句は強い。

「配送は自分で、組立は専門業者で」というのが長久手イケアのスタイルになると予想する。

 

 

 

 

ブーム到来、モテる男は週末に長久手イケアの家具を自分で設置・組立する!

そんな記事が東海のファッション雑誌を飾って、イケメンの条件・趣味にDIYがお目見えする。

まぁそんなはずはないよね〜、欧米文化にはありそうな感じだけど、日本ではどうでしょう。

イケア家具芸人とか名乗って、先駆者が出れば面白そうだけど。


長久手イケアでは組立サービスが標準化され、当初は別料金のカタチで名札に明記。

次第に、基本料金に含めて記載したほうがスムーズと感じて、込み料金で表示。

自分で組み立てする稀でヒマな人向けに「組立を自分でしたら●%割引」という表記になる。

イケア本国での発送とはかけ離れた運用、そんなイメージを長久手イケアに思い浮かべている僕だよ。

 



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