転職 初日 挨拶

転職初日の挨拶、それほど緊張するものはない。

誰が偉い方で、誰がどういった性格で、誰がこれから仕事を一緒にやっていく人か、

何も把握できていない状況で、挨拶しなくてはならない。

自分のことを観察している人が大勢いるから、でしゃばってはいけないし、

かといって初対面の自分をアピールする機会だから、つまらないことを言うだけでも駄目。

 

転職初日の挨拶は、自分をキャラクター化しないといけないな。

一言で言うと、自分は何者?

どんな特別な知識や経験があり、どんな能力を活かして仕事をするの?

新しい会社の人たちに、そのことを分からせないといけないという試練ね、試練。

 

自分のIDは何? 転職してきた自分にしかないものは?

それをわずかな時間の挨拶に凝縮して伝えるのが、転職の初日挨拶だから。

 

前職では、○○の分野の仕事を、〇○年間してきました。

特に○○については、専門的な知識を持っておりますので、

それを活かしながら、この会社でお役に立っていこうと思います。

まぁ、その前後に謙虚な挨拶も入れるけど、

僕だったら途中にこうした明確なキャラクター設定を入れるな。

だってみんな分からないもん、あなたという転職入社者の強みが、意味が。

それを払拭する唯一無二の機会が、転職初日の挨拶だよ。


「畑違いの分野からの転職ですので、新入社員の気持ちで学んでいきます」

って言う人はまだ理解できる。

同じ分野からの転職なのに、

「至らない私ですが、よろしくご指導ご鞭撻お願いします」

だけ言われても、わたしだったら白けちゃうな。


謙遜は分かるけど、あなたって何者?強みは?正体は?

それを伝えよう、アピールしよう。

転職初日の挨拶を逃したら、それだけ大勢の人に伝える機会には巡り合わない。

自分に思い切ったキャラ設定をして、転職初日の挨拶でぶつけてみようよ。

 

ロハスな私

ロハスな私、っていうキーワードがある。

自分の生活や健康に大変な興味を持っている人たちは、いくらお金を払っても良い物を買おうとする。

自己投資を惜しまず、安かろう悪かろうの商品につられることなく、

高くても本当に良い物ならば抵抗なく購入する彼らが、ロハスと呼ばれる人たちだ。


インターネットや本からの情報収集にも長けた彼らは、

購買意欲が高く一般的に高学歴・高収入なのが特徴と言われている。

経済不安定と物価上昇に見舞われる21世紀の社会でも、

お金を出して高い物を買ってくれるロハスな人たちは、マーケットの中で主流を占める購買層と言ってよいだろう。


21世紀の流行はアメリカからやってくる。

このロハス(LOHAS=Lifestyles Of Health And Sustainability)と呼ばれる層は、

アメリカで生まれて流行したのがおよそ10年かけて日本に流れ込んできたものだ。

振り返れば、アメリカで流行ったボーリングが、日本でも大ブレイクしたのが1970年代。

キャンピングカーだってアメリカから日本へ移ってきたものだし、

2007年に流行ったビリーブートキャンプだって、やっぱりアメリカからやってきたものだよ。

マクドナルドも、インターネットも、スターバックスコーヒーもアメリカ文化からだね。

 

 

 


ロハスな私もそう。

白人コンプレックスがまだどこかにある私たち日本人は、アメリカの流行を知らずと追っているのだろうか。

いいや、人種のコンプレックスというよりも世界で一国だけ飛び抜けた超大国・アメリカだから、

その経済や文化が世界中に影響を及ぼすっていうことなのかもしれないね。


ロハスな私は健康グッズに金をつぎ込み、身体維持のために歩いて汗を流す。

中国製なんて怪しいから信じないよ、極端な安物はリスクが潜んでいるから買わないよ。

食べ物だって、食品偽装問題によって日本産ですら信憑性が弱くなっているものの、

頑として日本産しか信用しない。

中国産の食品なんてあり得ない、っていう顔をしたロハスな人たちは食の安全にピリピリしている。


水だってミネラルウォーターか、浄水器の付いた蛇口しか信じない。

水道水を飲むなんてもってのほか、ご飯を炊くにもミネラルウォーターを使うんだ。

ロハスな人たちは自分の身の安全をセルフコントロールする。

黙っていても誰かが、近所の人が、国家が、自分たちを守ってくれるなんてもう考えていない。

防犯グッズが、ホームセキュリティー契約が、市場として地位を確立した。

お金はあるから、空気も水も安全も、自分の知識とお金でもう一歩上のものを得ようとするのがロハスな人たちなのだ。


それって世間に懐疑的で、性善説から性悪説へ流れつつある現代人の心が浮き彫りになった証拠って捉えてもいいんじゃないかな。

それって21世紀では社会の主幹の地位が、貴族階級から一般庶民へと完全にシフトした証拠って捉えてもいいんじゃないかな。


ロハスな私は、もう止まらない。

贅沢を覚えた先進国の贅沢人の行く末は、ロハスな私なのだろうね。

と偉そうに書いている私こそが、お金に困ることなく健康維持と知的好奇心に並々ならぬ興味を持つ、典型的なロハスな人ではありますが。

 

結婚式 ご祝儀 相場

昨今の結婚式のご祝儀金額の相場は 友人3万 親戚5万 家族10万 だと言う

 

難しいのはそれだけの大金を持参しても他の参加者のご祝儀にまぎれて

本当のセレブレイトの想いはちゃんと伝わらない ということ

 

最後に記憶に残るのは ご祝儀の金額の相場 という 世間で決まったカタチ じゃない

そこに自分らしい何をプラスして伝えなくちゃ

 

相場を包んでも相手には伝わりにくいのが結婚式なんだ

だってライバルが多過ぎるから

 

ご祝儀の相場で10万円を包む肉親たちの方がインパクトは強いし

受付や余興を引き受けてくれた友人たちの方が それは記憶には残るよ

 

そこで僕たちは何をしてあげられるだろう

例えばご祝儀袋に気持ちの込めた短い手紙を入れてみたり

例えば結婚式の最中にカメラやビデオを積極的に撮って

それを後で新郎新婦にプレゼントしてみたり

 

ご祝儀の金額の相場をあげることも大事だけど

そういうプラスアルファーをしてあげる方がよっぽど祝福の気持ちが相手に届く

 

といっても そういうことばかりを重要視して

ご祝儀の金額の相場を守らないのは逆効果だけどね

 

どうも相場のご祝儀じゃ お祝いの仕方としては 足りないみたいだよ

こんなところにも競争社会? 3枚や5枚のお金は何も語ってくれない

 

「おめでとう!」を伝えたいなら わざわざ結婚式会場まで行く手間と

ご祝儀の相場を払うポケットと 加えてもうひとつ何かやらないと

 

本当のお祝いの相場は達しない っていうのが 厳しいところだね

 

大きなミス 小さなミス

「落ち着いてやれば絶対できるから」

店長にそう優しく言われた時は逆にショックだった。


注文が殺到し過ぎて、仕事が全然回らなくなった居酒屋の厨房の焼き場。

慌てたバイトが焦がしてしまったつくねをお客様に出そうとして、

社員のチェックが入り、もう一度やり直しになった時、店長は少しも怒らずにそう言ってバイトを励ました。


酒飲みで、短気で、豪快な性格の店長。

忙し過ぎて誰もがカリカリしている時なのに、

バイトの若僧の無謀なミスにも動じることなく、そう言って逆にバイトを励ます方法を取った。


店長の性格を考えれば、怒って一喝のほうがよっぽど似合っているのに。

大体いつも細かいことで、ガミガミ叱ってばっかりだったじゃないか。


ただ怒られるよりもずっと強烈に意識に残った、その店長のメッセージ。

部下への愛情のある叱咤激励。

その一言だけでバイトの若僧は店長を尊敬し、

その後は店長のためならばどんな苦労も惜しまない忠実な部下となった。

 

 

 


小さなミスはいくら責めてもいい。

細かく言って、うるさく繰り返して、改善を促すべきだ。


ただし、大きなミスの時こそ、あえて不問に帰すべきではないか。

大きなミスをわざとやろうとする人はいない。

何らかの原因が重なって大きなミスが出てしまったその時は、

ミスした人を叱りつけることじゃなく、先輩や上司がフォローしてあげるだけでいい。


いつかそのバイトの若僧が大人になった時、店長のことを思い出して

自分の部下の大きなミスを救ってあげる日が来ると思うよ。


店長の剛直なイメージと、優しい一言のギャップに

若僧がやられただけかもしれないが、その逆説の一言で、一生の敬意が生まれた。

 





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