1年後。
アメリカビザの再申請において、この1年という数字がキーになることが見えてきている。
例えばLビザだ。
駐在員が帰任して、またLビザを新たに申請しようとすると日本に1年滞在した後でしかできない。
それ以前の申請では以前のビザの延長申請として扱われる。
そこで言われている「1年」はルールとして明言されているから知っていた。
それ以外で見かけた大使館コメントとしての「1年」がある。
ひとつは日本に来たばかりの外国人がB2ビザを申請したら、日本にアメリカビザを申請するために来たとみなされて申請却下され、
日本に1年住んでからまた申請しに来てください、と言われた案件がある。
もうひとつは父親の仕事の関係で子供の頃からずっとアメリカの学校に通っていた子供が、
父親の帰任の後にもなんとかアメリカの大学に行こうとFビザ申請をしていたのだが、
何度か申請でもめた挙句、「アメリカに移住する意志があるとみなします。
日本に1年住んだ実績を作って再申請してください」と言われたケースがある。
この話を総合して、わたしは「1年」という期間がビザ再申請のキーになると分かった。
でもね、一年なんていう時間は馬鹿にしたもんじゃない。
人の人生を一年間待たせることはなんていうか、大変な件だよ。
一年待たせて「やっぱりダメでした」では通用しない。
これは難しいよ、一年待てばなんとかなる、というものでもないし。
一年。一年。
この数字と今後も戦い、悩み、苦しんでゆくのだろうな。