岡崎アウトレット

岡崎「戦国」アウトレットと呼ばれるまで振り切って欲しい。


独自色を打ち出す土壌が岡崎市にはある。
家康行列だ。


毎年、桜開花の時期に行われるこの時代絵巻パレードは、圧巻の本物。
岡崎城、出世大名・家康くん、グレート家康公「葵」武将隊。


あなたが岡崎アウトレットでショッピングをしていると、道で普通に武士姿の人とすれ違う。
毎日2回の武将隊パレードを見ようと、多くの人が集まる。


戦国時代村と現代のアウトレットの融合。
とにかくSNS映えが目立って有名になり、岡崎アウトレットで撮られた画像が拡散される。

 

 

岡崎アウトレット.jpg

 

 

市区町村の垣根があり難しいかもしれないが、近隣の戦国名所と協業できないか。


桶狭間の戦いのある名古屋市緑区/豊明市。
長篠(設楽が原)・長篠城のある新城市。
でもどちらも織田信長主役の戦場跡だな・・・ちと縁遠いか。

 

 

徳川家康がメインで煌めく岡崎アウトレットになって欲しい。
葵のご紋が入った三井のクレジットカード? 葵のご紋のショッピングバッグ?

 

責任なく言うだけならば、なんぼでもこうして妄想が書けるのが岡崎アウトレット。
素材に恵まれているってことさ、岡崎市には内外にアピールできる要素がある。

 

それなら中途半端にエコとかオシャレさとか未来性に足を踏み込んでもらうのではなく、
いっそ他所が追随できないような戦国時代にどっぷり使ったテーマを掲げないか。


アウトレットと戦国時代って、幸せと不幸、静と動、女性と男性のイメージが相反して困難もあるだろうが、

没個性にはなるはずもない、唯一無二の岡崎アウトレットを夢見れる。

 



いつオープン? ららぽーと東郷

「勝算が整った時、ららぽーと東郷はオープンする、なぁに遠い未来じゃない」


手に持っていた尾張・西三河地図を紐ほどくと、ケンは何カ所を指差していく。
「東にアイモール三好とイオンスタイル豊田、西にイオンモール大高、南にイオンモール岡崎、

北にイオンモール長久手と、四方をイオンモール勢に囲まれている。

近くに出店したばかりのアリオブランドの旗艦店・プライムツリー赤池
名古屋市内には同じららぽーと名古屋みなとアクルスがオープンした」


分かっていたけど。
そう、分かってはいたけど、すごい後発モールね、ららぽーと東郷って。
ライバル各社の強力な包囲網の真っ只中に陣を構えるってことか。
ケンが言う勝算をどう考えているのか、なかなか思いつかない。

 

 

いつオープン?ららぽーと東郷

 


「十分広いけど、びっくりするぐらいの巨大な土地を確保したわけではない」
目を閉じて、ケンは口ずさみ出した。


東郷町民の雇用・消費・楽しみに貢献しなくてはいけないという足枷もある」
うっ、なんか大変。


「人口5万人の東郷町の内需だけでは全く無理。外部から取り込むにも、

キッザニア名古屋という切り札もららぽーと名古屋みなとアクルスに入ることが決まった」
ちょっとわたし、頭痛くなってきたかも。


「言ったろう? 勝算が整った時にららぽーと東郷はオープンするんだ」
あれ?これまでの文脈のどこにそうした強気があったの?


「よくぞ、ららぽーとを選んでくださいました、東郷町さん。

自前でスーパーマーケットと衣料品・日用品を販売していないららぽーとは、収益率の面で期待できる」
おや?なんか風向き変わってきた。


ライバルとの差別化、何かに特化すること、それができる強みを持つららぽーと東郷!」
わたしは両手に旗を持ち、振りたい気分になってきた!


「標準を捨てる!何かで突き抜ける!商売ならば収益が出る部門だけに集中する!」
きゃー、ららぽーと東郷さま!

 

 

オープンららぽーと東郷

 


「ららぽーと東郷って、大家さんなんだ!誘致した各店舗からもらう賃料で成功間違いなし!」
えっ?なんか地味なこと言ってる!今度はテンションだだ下がり。。。


「だから賃料もらえそうな優良店舗と合意できた時が、ららぽーと東郷オープンの時」
おえっ、まるで夢のない話にすり替わっている。


「勝てる要素を積み上げた時。そこに勝敗のキーがあるのさ」
そう言ってケンは独唱を終えた、ららぽーと東郷のオープンを呼び込む明るい歌だったよね?

 



ららぽーと統合

誤変換ではなく、ららぽーと統合を心配しているのだ。
だって、名古屋市近郊には永らくららぽーとがなかった(磐田はちょっと遠い)。
そんな背景の場所に、まさかの2つのららぽーと名古屋港&ららぽーと東郷


距離があまりに近い、直線にするとわずか17km
だから2つのららぽーとがいずれは統合されてしまうのではないか?

 

 

ららぽーと統合

 


生き残るのはららぽーと東郷、「東郷に統合されるららぽーと」という言葉遊び。
だって名古屋港にはビジネスの神が住んでいるのか疑問だから。
イタリア村しかり、レゴランドしかり。


このページが誤変換狙いの一発屋というのは事実。
ららぽーと東郷との距離の近さを無理矢理の理由にあげたが、実際に調べてみた。

 

ららぽーと柏の葉〜ららぽーと新三郷  間 12km
ららぽーと海老名〜ららぽーと湘南   間 17km
ららぽーと名古屋港明〜ららぽーと東郷 間 17km

 

こうした数字は別に意味を持っていないわけだ。


やめてよ、ららぽーと統合なんて不吉な言葉遊びは。
ららぽーとポイントカードを何枚か持っていても、

ららぽーとなら手続きすればポイント統合できる!というグッドニュースだけで十分。

 

統合するならば、ららぽーと同士ではなく、他社を吸収合併する日
愛知県に2つしかないららぽーとが、経営統合によって数を増やす。
そんなららぽーと統合を期待して、このページを閉じようと思う。

 



コストコオープン基準

東西に走るアメリカのフリーウェイを眺めて、どこにコストコがあるかを見れば一目瞭然だよ」


コストコ名人を自称するケンは、そう語ってわたしにボールを投げた。
受け取ってしまったそのボールを早く手放そうと、まずはグーグルマップでコストコを検索する。
どこにしようか、そうだ、コストコ発祥の地・ワシントン州までにしよう。

 

こう見ると、地方大都市にひとつずつ配置されたアメリカのコストコ店舗
何もない大地が続いたと思ったら、特定の都市に人口が集中し、またちょっと郊外に出ると急に人が少なくなる。

それがアメリカのコストコのオープン基準なの?

 

 

(アメリカ・ワシントン州にあるコストコ位置図)

 


都市圏は砂漠の中のオアシス。
その都市圏にぴったりと張り付くのがコストコ、見事な場所取りと褒めたくなる。
合理的なのだ、ちゃんと一定のマーケティングがされているのがコストコだろう。

 

「さて、日本ではどうかな。そうだな、東京から名古屋までの東海道沿いはどう?」
意図的に場所を決めているようには思えないケンの声色。
それなら思い込みを排除して東海道沿いのコストコをチェックしてみようじゃない。

 

 

(日本・東海道にあるコストコ位置図)

 


そうだろうとはうすうす感じていたけど、アメリカのコストコ出店パターンは、日本のものとは異なっていた。
国土が狭い上に、居住できる平地割合の少ない日本では、街は連続している。
街・町・街・街・町・町 と続くのが日本だとすれば、
野・村・野・町・野・街 と続くのがアメリカ。


アメリカは街にコストコが出店しているが、日本には街ですらコストコが出店しているとは限らない。
街の格でも、コストコ岡崎市だって、コストコ守山区だって、コストコ鹿沼だって当確ではない。

日本のコストコのオープン基準が分からなくなってきた。


「それって何故だろう、ケン?」
疑問は詳しい人に聞くのが良いと思ったから、隣でコストコのディナーロールをおいしい、おいしい、

と言って食べているケンに質問してみた。


「日本では食料品が近所のスーパーで毎日手軽に買える。鮮度を重視する国民性じゃない?」
逆質問されて、わたしはちょっとカチンときた。
生活様式が異なるのは分かっている。


いちいち細かく、サービス過剰なのが日本の善し悪し
本当は毎日しなくてもいいよね、買い物だって。
あれも日本特有の過剰サービスのひとつだろうか。


家庭から主婦が求められる過剰サービスってことね。
無意識のうちに、家にもコンビニのようなサービスを求めている?

 

 

 


「きっついな、アメリカはコストコで、日本はコンビニか」
吹き出したケンの手には、「2019年コストコ守山区オープンか?」と書かれたニュースペーパーが。


私はこう言いたいよ、極端過ぎて笑われるとしても。
細やかなコンビニサービスの対極にあるのが、ラフなコストコサービス。
日本で流行っているものと、アメリカで流行っているもの。


皮肉たっぷりに言えば、アメリカで定着しえないものと、日本で永続しないだろうもの。
コンビニ全盛期の日本に、真っ向から反抗するかたちで乗り込んできたのがコストコ。

 


コストコの中に、コンビニをつくってみたらどうかな、ケン!」
ありったけの元気を込めて、躊躇をせずに一太刀目に全てをかけて斬り下げる。
どうにかして日米を融和させようと、わたしなりのアイディア。


「冗談のような考え方だね!でも、これからはそんなのも不自然じゃない」
そう言って笑ってくれたケン、オープンなコストコトークには楽しみがあるの

 





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