イオンモール白山 オープン
イオンモール白山のオープンは大歓迎だ、何も反対材料がない。
反対ではないのだが、心配ばかりが先走ってしまうのが開業に伴う新規雇用者のこと。
2,500人がイオンモール白山のオープンによって新規雇用される計画だ。
これほどの規模で地域に雇用をもたらし・経済を活性化するのはアウトレットパーク北陸小矢部以上。
心配は、ちゃんと2,500人が集まるか?という1点につきる。
記憶に新しいのは2015年の採用難のこと。
アウトレットパーク北陸小矢部で2,000人、イオンモールとなみで1,000人、
コストコ射水とコストコ野々市で合計600人、行政が募集・採用のお手伝いとして合同面接会を開いた。
結局は地元からの新規雇用者だけでは十分ではなく、別場所にある本社からの応援者で乗り切った。
そもそも北陸3県は就業率が高く、失業率が低く、人口は石川も富山も100万人規模と多くない。
今のままで十分に幸せな北陸3県に、大勢の新規雇用者が見込めるか?と言われると難しい。
そんな状況で2015年に大量の雇用競争が生れてしまった後の2018年だということ。
さて、イオンモール白山はオープン時に優秀なスタッフを確保できるのだろうか。
否定的な文章に捉えられるかもしれないが、これは贅沢で嬉しい悩み。
イオンモール白山のお陰で、若者たちは都会に出なくても、地元に留まることを決意する。
労働者目線からすれば働く場所の選択肢が多すぎることにネガティブな要素はない。
労働者市場の飽和では、時給や待遇をあげてスタッフを確保するよう、雇用側が動くから。
だからイオンモール白山のオープン大歓迎だ、素晴らしいことではないか。