明智光秀 イオンモール土岐

一見、関係性が分からないように思われる明智光秀とイオンモール土岐だが、私にはつながりがぴんぴん感じられる。

ストーリーはこのように組み立てられた。


2018年、「イオンモール土岐」は2020年東京オリンピックによる建設費高騰を受けて、オープンを2年延期を発表。

 

2020年1-12月 NHK大河ドラマは「明智光秀
→明智光秀の人気に火が点く

 

2021年に、明智光秀の本拠地だった美濃・土岐市に「イオンモール土岐」オープン
→明智光秀ローカルネタをふんだんに備えて、イオンモール土岐は観光客誘致を大成功させるはず

 

 

明智光秀イオンモール土岐1.jpg

 


まさに時(土岐)を得た登場タイミングなのだ、明智光秀もイオンモール土岐も。

イオンモール土岐単独でも成功は見えているものの、最高の時を図ったかのような偶然の計画延期。


清和源氏流で南北朝〜戦国時代の約200年間も美濃国守護の要職にあったのが土岐氏だが、明智氏はその支流。

土岐氏とその支流で現代では最も有名な明智光秀が、イオンモール土岐の宣伝キャラクターになることに不思議はない。

だからイオンモール土岐は、ドラマ明智光秀の展示・イベント会場になって欲しい。

桔梗の花が咲く丘があるのかな、イオンモール土岐には。水色桔梗は土岐氏の家紋。

 

 

明智光秀イオンモール土岐2.jpg

 


美濃・東濃の土岐市だが、いまや経済規模の大きい名古屋市のベッドタウンの意味を持っていて、

岐阜市&岐阜市 < 名古屋&愛知県 ぐらいの感覚だが、

土岐はこのドラマ明智光秀・イオンモール土岐で、再び美濃の人気に火をつけてくれるだろうな。

美濃の経済と評判を潤わせる、美濃守護にふさわしい仕事かな。


中央道と東海環状という高速道路網の交差点で、人の往来とお金を握るのが土岐。

曽木公園の逆さ紅葉も素晴らしいが、それ以上にこの土岐という土地はキーになり続けるのだ。

 

アリオ日進

名を残さなかった。

アリオも日進も、新しいショッピングモールにその名を残さなかった。

 

プライムツリー赤池は日進市赤池にあり、アリオブランドでショッピングモールを出す

セブン&アイ・ホールディングスが運営している。

 

アリオよりも大規模なモールはグランツリー武蔵小杉しかなかったが、

ツリーの名前が入ったものが日進市赤池に、「アリオ日進赤池」は幻の名に終わった。

 

 

アリオ日進.jpg

 


どうやら東海地方でアリオの名を聞くことはなさそうだ。

長野県にあったアリオ松本はプライムツリー赤池オープンの同年2017年に閉鎖。

もう、大阪に行かないとアリオの文字を目にすることもなくなった。

 

それよりは、プライムツリー赤池という全く新しいブランド風のほうが興味を持つ。

別にアリオブランドがもう退廃の一途をたどっているわけではなくて、

2017年にはイトーヨーカドー葛西店がリニューアルするとアリオ葛西へとアップグレードしている。

 


日進市も日進の文字を入れなかったのだな、まぁ、「日進」自体が古いゆかりのない地名だから、

地下鉄赤池駅でなじみが出来た赤池を優先したのも合理的なのか。

 

予想していた「アリオ日進」という名前はどこにもかすらず、

しかし期待していた大きなショッピングモールはその場所にできた。

 

自分ごときの推測を上回ったものができて、ハッピーなのだから喜ぶことにしている。

 

ミニ・コストコ

愚な発想と笑われるのも承知の上で、「ミニ・コストコ」という形態を考えてみた。

 

通常のコストコ倉庫店では、下記を土地条件とされている。

 

敷地面積 → 7,000坪 (≒23,000m2)
建築面積 → 4,200坪 (≒13,000m2)
駐車場 → 800台
雇用 → 250-500名を新規雇用
商圏人口 → 半径10KMで5万人

 

これらがどのぐらいの規模を意味するか、建築面積(=延床面積)をモノサシにしてみた。

「(建築面積では)コストコは東京ドームの約3分の1、イオンモール土岐の約7分の1」となる。

 

これじゃピンときませんね。

野球のグランド(観客席やベンチは含まず。選手がプレイする場所だけ)が約13,000m2。

 

そう考えると、2017年時点で26店舗あるコストコを、2030年には50店舗に増やす計画は容易ではない。

 

 

 


そこで、「ミニ・コストコ」だ。

コストコ倉庫店を出したいけど、同地域に別のコストコがあったり、商圏条件がぎりぎり満たない場合、

コストコ自体のサイズを小さくして出せば、ペイできるビジネスになるのではないか。

 

そもそも、アメリカ基準の物量自体が大きすぎる、すべて半分でも良い。

ミニ・コストコならば、北関東で機会を逸したコストコ鹿沼

三河で期待されるコストコ岡崎 or コストコ豊田も現実的なものとなる。


それはね、コストコ自体が「メガサイズ」の代名詞であり、それのミニ版って

「ミニ・メガサイズ」というコンセプト矛盾したものになり、自滅の道をたどる切欠になるかもしれない。

反対に、コンビニや軽自動車が巨大化したらどうか。

 

ダメだ、もうぐっちゃぐちゃ。

この空想はボツにしよう、「ミニ・コストコ」は林立したら「メガ・コンビニ」も生まれるということになる。

 

コストコ鹿沼

計画中止を明言したコストコ鹿沼の勇気を称えたい。

 

北関東随一の人口50万人を誇る栃木県宇都宮市郊外にコストコがないのはけしからんとか

関東一都六県のうちコストコがないのは栃木だけとか、

そういう横並びを見たコメントも分からんわけではない。

 

コストコの商圏戦略には、1県1倉庫店、最大都市に出店、といった目安もなく

ローカルな競争意識には無関心なのも当たり前のことだね。


2011/8に群馬県前橋市にコストコがオープンし、

2013/9に茨城県つくば市にコストコが出店し、

2014/4に茨城県ひたちなか市にコストコがスタートした。

 

 

 


ウワサは出たもののコストコ鹿沼の動きは鈍く、

2016/3に鹿沼市長コメントでアメリカの友好都市の市長にお願いして

コストコ本社へ推薦してもらった記録が見当たるものの、

2016/8にはコストコ鹿沼は中止が決定となっている。

 

何を教訓にすればいいって、

俺らの町は大きいから、必ずいずれコストコはオープンしてくれる

という思い込みをしない、ということだ。

 

そんなビジネスタイムでコストコは流れていない。

一発勝負、欲しいなら先手を取らないと俺らの町にコストコは来ないかも、

ということをコストコ鹿沼は教えてくれた気がしている。

 

イオンモール白山 オープン

イオンモール白山のオープンは大歓迎だ、何も反対材料がない。

反対ではないのだが、心配ばかりが先走ってしまうのが開業に伴う新規雇用者のこと。

2,500人がイオンモール白山のオープンによって新規雇用される計画だ。

これほどの規模で地域に雇用をもたらし・経済を活性化するのはアウトレットパーク北陸小矢部以上。

心配は、ちゃんと2,500人が集まるか?という1点につきる。


記憶に新しいのは2015年の採用難のこと。

アウトレットパーク北陸小矢部で2,000人、イオンモールとなみで1,000人、

コストコ射水とコストコ野々市で合計600人、行政が募集・採用のお手伝いとして合同面接会を開いた。

結局は地元からの新規雇用者だけでは十分ではなく、別場所にある本社からの応援者で乗り切った。

 

 

 

 

そもそも北陸3県は就業率が高く、失業率が低く、人口は石川も富山も100万人規模と多くない。

今のままで十分に幸せな北陸3県に、大勢の新規雇用者が見込めるか?と言われると難しい。

そんな状況で2015年に大量の雇用競争が生れてしまった後の2018年だということ。

さて、イオンモール白山はオープン時に優秀なスタッフを確保できるのだろうか。

否定的な文章に捉えられるかもしれないが、これは贅沢で嬉しい悩み。


イオンモール白山のお陰で、若者たちは都会に出なくても、地元に留まることを決意する。

労働者目線からすれば働く場所の選択肢が多すぎることにネガティブな要素はない。

労働者市場の飽和では、時給や待遇をあげてスタッフを確保するよう、雇用側が動くから。

だからイオンモール白山のオープン大歓迎だ、素晴らしいことではないか。





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